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2004年8月29日 横浜FC-ベガルタ仙台

2004年8月21日 Jリーグディビジョン2 第31節
三ツ沢公園球技場 2433人


        横浜FC 0-0 ベガルタ仙台
             (0-0)
             (0-0)


横浜FC
FW      25城彰二(6.0)  28真中靖夫(6.0)   
MF  18小野信義(5.5)         3臼井幸平(6.5)
        6マシュー(6.0)  10内田智也(5.5)
DF  27中島崇典(6.0)         5早川知伸(6.0)
       26山尾光則(6.0) 15トゥイード(6.0)
GK           21菅野孝憲(6.0)

後31 小野信義→22大友慧(6.0)
後44 マシュー→17北村知隆(-)


ベガルタ仙台
FW 11佐藤寿人(5.5) 29中原貴之(6.0) 24大柴克友(6.0)
MF 30梁勇基(6.0)             10財前宣之(6.0)
       8シルビーニョ(5.5)  7千葉直樹(6.5)
DF 4小原章吾(6.0)  5セドロスキー(5.5) 19森川拓巳(6.0)
GK           22高桑大二朗(6.0)

後15 大柴克友→18萬代宏樹(5.5)
後34 佐藤寿人→26村上和弘(6.0)


 日曜の夜、しかも台風が日本列島に近づき、仙台からのバスも今日駐車場を通ると2台。ここのところから比べると今日は気温もぐっと下がり、今日の入場者は2433人。開幕戦とはうって変わってうら寂しい雰囲気の三ツ沢でした。
 横浜FCは水曜日アウエー鳥栖で勝利し、メンバーはいつものといった感じ。仙台も前節湘南に4-1で勝利、しかし後半から補強したファビオヌネス・熊谷・根引といった面々が本日出場せず、ガスバルの代わりに来たセドロスキーのみ。ただメンバーはさすがにあの4-0の開幕戦とは大幅に変わっています。

 試合が始まってさらに雨はひどくなります。キックオフは仙台から、いきなりロングシュートの立ち上がりで。一方横浜FCも1分サイド城が切り込み何とかセドロスキーがクリア。お互い攻撃的なところを見せます。城は本日いつになく前での勝負を、そしてその分真中靖が下がって受けるパターンが多く。ちょうど普段と逆の役割に。本来そっちのほうがお互いの長所は生かせそうなんですが。
 横浜FCは。まずはショートパスをつなぐ攻撃、雨に濡れたピッチのせいか、パスのつながりがいくぶん悪い様子で普段ほどは効果的でない様子。もう一つは臼井のサイド突破に、中島や、今日は早川も多く上がり気味で、臼井や中島がドリブルで仕掛けていった攻撃のほうが相手を抜いたりで良さが出ていました。今日みたいに雨の日は雨を生かした戦い方の工夫ってのを見たくて。トゥイードがロングボールを多く、中島がグラウンダーのFKとかそのあたり見えましたが、チーム全体としては雨を生かす戦いよりはやっぱり普段通りのサッカーをしていました。
 仙台は、開幕戦の対戦のときは攻撃シーンをあまり見れなかったのですが。ボールはシルビーニョを経由してスルーパスや、サイドに振って財前や梁からのセンタリングで。3トップが裏を狙う意図が見えます。22節に鳥栖と対戦したときもそうですが、3トップで来られるとなぜか1人フリーにさせてしまう場面が見られ、今日も15分中原からロングボール佐藤がフリー、28分大柴フリーでヘッドなど。たまたま外してくれて助かったという状態が続きます。 あとシルビーニョのパスがやや流れ気味で、裏に流れFWが追いつけない場面が多く見られ、期待されている役割のわりには低いパフォーマンスで、例えばせっかく雨だしミドルシュートでこぼれ球狙わせるとかそういった工夫でもあればという感じ。
 といっても、横浜FCの同じ役割の内田も厳しくて。千葉にかなりマークされていて、しかも余裕を持って臼井までケアされていて、千葉がつぶし役をきっちりこなしていました。その分真中靖が下がってのボールの受け、サイドへのパス回しの役割をこなし、ここからサイドからの崩しの展開でしたが。やっぱりゴール前にボールが出ても点にならない展開で。お互いそこそこ攻めながら点が取れず前半終了。

 後半は、雨がやみ始めます。まずは横浜FCが押し気味でスタート。中盤の相手パスミス、真中靖がカットして臼井に回すも中が合わない。4分スローインから臼井につないで中もダメ。一方の仙台も6分右FKから中原へ。10分財前のクロスと。お互い攻めながらも膠着状態が続きます。
 先に仙台が動きます。15分、大柴→萬代。ただ今日の大柴ボール受けに走りこみに良く動いて、何か手を打つ時間とか展開ではあるもののもったいない感じ。特に入った萬代が大柴以上のパフォーマンスじゃなかっただけに。
 そしてこの頃から激しいボールの取り合いで試合が荒れ気味に。19分梁、24分中島にぶつかりにいき中原イエロー。26分トラップミスで失ったボール取り返しに財前に仕掛け中島イエロー。30分財前イエローはFKでまえうろうろしてて遅延で、これはもったいないイエロー。小原が城倒してのゴール正面のこのFKは壁に当たります。
 31分、小野信→大友。仙台サポのブーイングで迎えられます。ただ仙台戦はさすがに気合はいるか、短い時間ながらも再三の左サイドのドリブル突破で終わりまでチャンスを作り、試合途中の切り札として十分な働きをします。
 35分、佐藤→村上で財前が上がって3トップに入ります。この直後、中原が山尾と競り合いで2枚目のイエロー。退場となります。FWとしていい動きしながら、2枚ともDFとの競り合い方がうまくないせいといった感じなのがもったいなかったところです。
 このあと、真中靖のGKがはじくシュート。続きのCK大友がフリーで詰め切れないなど。横浜FC攻めて行きますがやはり点取れず。ロスタイム、マシュー→北村。時間稼ぎじゃあるまいしもう少し早い時間に入れてほしいと思いつつ0-0のまま試合終了しました。

 両チームとも「守備もまあまあきっちりできて、攻撃に関してもいい崩しの形を見せた。チームの状態としては悪くない、後はシュートさえ入れば」というところで、順位も近いしなんか似たようなチーム同士の試合だったと思います。そして悪くはないんだけどなにか物足りない感が残るゲームでした。双方より高度な攻撃パターンを作り上げていかないと、というところでしょうか。よりレベルアップするために
 

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2004年8月25日 川崎フロンターレー京都パープルサンガ

2004年8月25日 Jリーグディビジョン2 第30節
等々力陸上競技場 7239人


      川崎フロンターレ 3-1 京都パープルサンガ
               (1-1)
               (2-0)
   前11 ジュニーニョ      前30 石丸
   後2  マルクス
   後10 ジュニーニョ


川崎フロンターレ
FW  11マルクス(6.5) 24黒津勝(5.5) 10ジュニーニョ(7.0)
MF    4アウグスト(5.5)         20長橋康弘(6.0)
         8久野智昭(6.0)    14中村憲剛(7.0)
DF   2伊藤宏樹(6.0) 13寺田周平(6.0) 3佐原秀樹(6.0)
GK            17吉原慎也(6.0)

後24 黒津勝→町田忠道(6.0)
後36 マルクス→渡辺匠(-)


京都パープルサンガ
FW      21崔龍洙(6.0) 9黒部光昭(5.5)
MF 19美尾敦(5.5)           7冨田晋矢(6.0)
       6石丸清隆(6.5) 8金徒均(6.0)
DF 35三上卓哉(5.5)          4鈴木和裕(5.5)
       5手島和希(6.0) 27萩村滋則(5.5)
GK           1平井直人(5.5)

後11 石丸清隆→15中山博貴(6.0)
後23 黒部光昭→17熱田眞(-)
後23 金徒均→16斉藤大介(-)


 川崎は、いよいよ33節大宮戦から。勝ち点100に向けてのカウントダウンイベントをホームで行うとかで。それが嫌味でも思い上がった感もないぐらい、ここまでシーズン通じて強さを発揮しています。
 京都は、2位昇格狙いの、この試合始まる前時点で勝ち点46の3位。ただ前評判では川崎に並ぶぐらいのチームではあったのでこれだけの差をつけられたのは不満が残るところです。

 前節、横浜FCは圧倒的に力が勝っている川崎に対しても、正面から戦いを挑み自分たちのサッカーを仕掛け、結果は2ー5でしたが同じプロとしてのプライドを見せてもらいました。その直後の水曜日、資金も選手層も恵まれているはずの京都は川崎を格上の相手として見ている様子でした。相手の3トップに対し4バックがベタに引いて、左サイドアウグストには冨田が密着マーク。川崎対策にはまずは外国人3人を押さえ込むのは定石なんですが、いまの川崎は外国人の個人能力だけに頼ったチームでもないのです。それはまたあとで触れます。
 一方の川崎は箕輪がイエロー累積の出場停止で代わりに佐原が。あとトップに我那覇の代わりに黒津が入ります。

 去年川崎の味わった勝ち点1、2の世界での昇格争いのために、大事になってくるここからの試合。京都サポもいつになく応援の声が大きく。それにおされるようにやや引き気味ながらも最初のうちは京都も中盤で守備もしっかり仕掛け、攻撃は崔にボールを預けそこから展開していく意図が見えます。前半3分、崔が前線でボールを川崎DFと競って、戻してきたところ石丸がミドルシュート。惜しくもバーに当たります。
 一方、川崎も前半11分、中村がカットしたボールを鋭いロングパスで右サイドに張っていたマルクスに。中に折り返し、中では2対2の状況。しかも黒津のほうに2人の京都DFが入ってしまい。裏に走りこんでいた一番フリーにしてはいけないジュニーニョが決め先制します。
 今年京都の苦戦の原因のディフェンスの乱れと、今の川崎のそれこそ守備と攻撃のポイントになっている中村のよさが出たシーンでした。また今日、中村への京都の選手のチェックが甘かったのもあって、この試合では攻撃面の長所が出て、中盤の下がり目から前のほうへ速くて正確なパスを何本も供給して。いくら前の選手をチェックしていても、ここを抑えていなかったのが京都がこの試合、川崎の攻撃をおさえ切れなかった原因になっていたと思います。
 ただ、前半30分。左スローインから黒部にボールが渡り、左サイドから中のボール。崔にボールをいれ、崔が前線からボールを下げそこに石丸が飛び込みシュート。これが味方DFに当たってゴールで1-1。京都追いつきます。
 川崎から見ればコース変わって不運でしたが。前半3分と同じ形で崩されていて、どちらも中村か久野が崔からこぼれたボールをケアすべきのところで、ここは反省点として生かしてほしいと思います。
 このあと、京都が川崎陣内に攻め込む時間帯に。鈴木和裕のオーバーラップ。冨田から崔へのクロスと続きますがそうそう崩しきれず前半終了

 後半は、ほぼ一方的に川崎ペースに。後半2分、前半は冨田がきっちり抑えていたアウグストにボールが渡り、そこからの中へのクロスボール。なんてことない簡単にクリアできるボールでしたが、京都DFの頭の上を越えていき。しかもその裏にマルクスがフリーでいて、これをいれ川崎2-1で勝ち越し。失点の分を挽回するかのようなラッキーなゴールでした。さらに後半10分ジュニーニョのドリブルを鈴木和が倒し、ペナルティーエリアやや外でFK。京都が壁を作ったその左にジュニーニョが走りこみ、そこへボールを出し、これをジュニーニョ決めて3-1。この2失点、京都の守備の集中力のなさを感じます。
 この直後、京都も石丸→中山で攻撃的に勝負にいきます。ただこのあたりから最終ラインが下がりすぎて前の選手との距離が開いて中盤がすかすかに、中村がいきいきと個人技を出せる状態に。後半23分、2人同時交代。黒部→熱田、金徒均→斉藤で。中山が前線に上がります。すると中山が崔のサポートするような動きで良くボールに絡み、前の横浜FC-京都戦といい、崔中心にチーム作るなら組むのは黒部より中山のほうが相性がよさそうです。
 このあと、三上もオーバーラップよくみせ。川崎も京都中盤が弱ってきたのを見越してロングパスにワンツーにドリブルにとノーガードで殴りあうのに近い試合展開。しかしゴールは生まれず結局、下馬評どおりといった感じで川崎が勝利しました。

 川崎はここんところ攻撃のよさに隠れていますが、やや守備が不安定な感じ。みんな1対1は強いですが。所々組織としての弱さが見え、前の試合に続きフリーで危ない位置からシュート打たれているのが気になります。1試合で2回同じパターンでやられたり、試合中に修正できないと。J1に上がったときに思わぬ大量失点とかなりかねませんから。
 それをいったら京都の守備はもっとつらい状況ですけど。シーズン当初よりはメンバー変わってよくなってますが。今日の試合は川崎の攻撃のよさよりも自滅した感じで、最低限のDFの裏でフリーにボールを渡さないぐらいのことができてれば最低でも勝ち点1は取れた試合でもったいないです。あと、攻撃があんまりにも崔頼みな感があって彼がいなくても組み立てられるような攻撃パターンも見てみたいところです。

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2004年8月21日 横浜FC-川崎フロンターレ

2004年8月21日 Jリーグディビジョン2 第29節
三ツ沢公園球技場 4396人


        横浜FC 2-5 川崎フロンターレ
             (2-2)
             (0-3)
  前23 マシュー       前3 マルクス
  前27 早川         前38 寺田
                  後16 ジュニーニョ
                  後38 ジュニーニョ
                  後43 ジュニーニョ

横浜FC
FW      25城彰二(5.5)  28真中靖夫(6.0)   
MF  18小野信義(5.0)         3臼井幸平(7.0)
        6マシュー(5.5)  10内田智也(5.5)
DF  27中島崇典(6.0)         5早川知伸(6.5)
       26山尾光則(6.0) 15トゥイード(6.0)
GK           21菅野孝憲(6.5)

後20 小野信義→16杉本倫治(5.5)
後40 山尾光則→20大久保哲哉(-)

川崎フロンターレ
FW  11マルクス(6.5) 9我那覇和樹(6.0) 10ジュニーニョ(8.0)
MF    4アウグスト(6.0)         20長橋康弘(6.5)
         8久野智昭(6.5)    14中村憲剛(7.0)
DF   2伊藤宏樹(5.5) 13寺田周平(5.5) 5箕輪義信(6.0)
GK           17吉原慎也(6.0)

後39 マルクス→30渡辺匠(-)


 世間はオリンピックですが、こっちはマイペースでサッカー通い。スポーツは生で。それにしてもオリンピックの影響か川崎じゃないほうの今野に似てると何回か言われ、うれしいようなうれしくないような気分です。すごくいい選手ですが。
 
 今日は早めにスタジアム入り。試合前練習を見ると、一通りアップの後、横浜FCはかなり激しく動いてのボールを回しながらのミニゲーム、川崎は二人が組んでのパスやトラップ練習にじっくり取り組んでと好対照でした。また浦上がキーパーコーチのような役割で、吉原のトレーニング相手をしていました。いい兄貴分な雰囲気で試合に出てなくてもチームに貢献してる様子で、なんか安心してしまいました。
 あと。。。。川崎サポのが明らかに多かったなあ。。。。。今日

 横浜FCは、川崎相手に通算成績1勝14敗2分と全然歯が立ちませんが。それでもいつも正面から自分たちのサッカーで仕掛けていきます。今日もそういった立ち上がりで右の臼井からの崩し3回ほど見せ、横浜FC押し気味でのスタートになります。
 ところが前半3分、内田が中盤でボールキープし左へのパス。中島ーマシューー内田と一直線上のポジションで、長いパスなら中島まで一気に通し前のスペースを突けたところですが、マシューを経由。そこに中村のプレスを受けマシューがボールを失い、ジュニーニョにわたり右に走ってきたマルクスにパス、ゴールに突き刺し川崎が先制します。中盤の前ががりで簡単にボールを取られたことが反省点ですが、ここで抜け目なく得点してします川崎の個人能力の高さと、今日よく目立ったボランチ中村憲剛の守備力の上昇具合です。もともと中村は攻撃センスとかパス力があるものの、ボランチに入ると守備の面でやや難があったイメージだったんですが、試合見るたびに守備がうまくなっていくのがわかります。もう十分守備力も長所として誇れるレベルで、J1でも立派にポジションこなせるように思います。あとジュニーニョも出足のよさを前線の守備で生かしよくボールを追いかけ、今野章が出なくても前の守備も問題はない状態です。
 といっても、横浜FCもサイドの崩しから。川崎は前3人のコンビに、サイドの長橋も攻撃によく絡み。がっぷり四つの戦いで、ここまではチームの順位の差を感じさせない両チームのよさが出し合えている時間が続きます。
 前半23分、久野が内田を倒してイエロー、そしてFK。ここから右の臼井に渡り、ゴール前に入れたボール。なぜかフリーにいたマシューの前に転がり、さすがのゴール日照りの横浜FCでもこれは決め同点に追いつきます。さらに続く27分、右スローイン早川から臼井が切り込み、これはなんとか久野がゴールラインに逃れるものの。続きのCKからこれまたマークのいなかった早川にわたりゴール。2-1、勝ち越します。このあと、川崎いらついていたのかつまらない小競り合いでジュニーニョやアウグストにイエロー。このあたり川崎がかなりおかしい時間帯でしたが、これ以上は攻め切れず、逆に前半38分。CKから寺田のヘディングで同点に追いつき。2-2で前半を終えます。

 後半、川崎は前半左サイドの守備に力を入れていたアウグストが前目のポジションを取り、より攻撃的な布陣を取ってきます。横浜FCは右サイド突破に、真中靖が体格差のかなり大きい川崎DF相手に、何とか前線でボールをうけて攻撃の基点を作り、MFのフォローを受けようとそういう攻撃の意図をみせ。前半に続いてお互いのよさを出し合うぶつかり合いで進んでいきます。
 そして次の1点は川崎に。後半16分、早いリスタートから右の長橋に。長橋からのセンタリングにジュニーニョがあわせてゴール、川崎が勝ち越します。直後、今日あまり目立たなかった小野信に代え杉本を、そして例のごとく同点狙いにパワープレーを仕掛けにいきます。ただ、川崎の攻撃陣相手に守備を落として攻撃に行くのは、他チームに比べるとリスクが大きくなります。ここから前ががりを狙われ、前線の3人にカウンターを受けます。3対3とかそういう人数の足りない危険な場面を何回も迎えるものの、向こうもシュートミスなどもあってしばらくはゴールだけは守ります。
  後半38分、中村に左を突破され折り返され、ジュニーニョが詰めてゴール。最後のダメ押しをきっちりされます。このあたりで気持ちも切れたのか43分にもジュニーニョのゴールで、結局5-2で今回もという川崎の勝利です。

 5-2というと、去年までのような守備がぼろぼろに戻ったみたいですが。横浜FCの中盤の守備が後半きかなくなっては来たものの、DF陣はどちらかというとよかったぐらいで。攻撃に関しても、左に関しては長橋に押し込まれるのもあって上がりが弱かったものの右に関しては崩せていて、真中靖もポストで役割を果たし、相手の混乱で続けさま2点とって。横浜FCから見ればできることはやっていて、それでもこれだけの差をつけられて負けてしまう。試合見て、これがこうできてれば勝ってたって、他の相手だったらそういう試合になれるのですが。今の横浜FCと川崎では、横浜FCがベストでも勝てないような、そういう力の差を見せられせつない気分です。
 J2でこれだけ強い川崎も、試合を見てれば弱点はあります。ただその強さを続けていられるのは、その見つけた弱点も次の試合では大体修正されている点でしょうか。シーズン途中でますます良くなっています。もうぶっちぎりで首位で、残り試合無駄なようですが、このチームはJ1一回上がって1年で落ちた前例があります。J1で勝てるチームを作るのに試合を重ねることで完成度を上げるために油断なく使っている気がします。今日は前半途中、セットプレーで相手を続けてフリーにして混乱していた点が反省点ですが、それは修正されるのでしょうか。
 
 勝った川崎はもちろんすばらしいチームですが、負けた横浜FCも今日の試合内容は良く。スコアはこうですが試合内容は非常に充実してたと思います。横浜FCは落ち込まずに結果が出ないけど自分たちのサッカーを信じてこれからも戦いを。川崎はJ2の舞台でどれだけ完成度の高いチームが作れるか、負けていった対戦相手のためにも挑戦していったほしいと思います。

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2004年8月11日 横浜FC-ヴァンフォーレ甲府

2004年8月11日 Jリーグディビジョン2 第27節
三ツ沢公園球技場 3209人


      横浜FC 0-1 ヴァンフォーレ甲府
           (0-1)
           (0-0)
               後28 長谷川


横浜FC
FW     18小野信義(5.5) 20大久保哲哉(6.0)   
MF  16杉本倫治(5.5)         3臼井幸平(6.5)
        6マシュー(6.0)  10内田智也(6.5)
DF  27中島崇典(6.5)         5早川知伸(5.5)
       26山尾光則(6.0) 15トゥイード(6.0)
GK           21菅野孝憲(6.0)

後23 杉本倫治→11増田功作(6.0)
後31 山尾光則→28真中靖夫(5.5)
後ロス早川知伸→22大友慧(-)


ヴァンフォーレ甲府
FW    11小倉隆史(5.5) 10藤田健(7.0)
MF 7土橋宏由樹(6.5)        20水越潤(6.0)
       28奈須伸也(5.5) 8倉貫一毅(6.0)
DF  5青葉幸洋(6.0)           15アライール(5.5)
       3津田琢磨(6.0)  19池端陽介(6.0)
GK          1阿部謙作(5.5)

後27 土橋宏由樹→26長谷川太郎(6.5)
後ロス藤田健→9須藤大輔(-)
後ロス水越潤→25鈴木健太(-)


 8月も半ばになると、ナイトゲームは見てて気持ちのいい気候になります。でもまだ昼間は暑く、疲れたまっているんですが。
 横浜FCは、ここ最近見てる限りいい内容ながらなかなか得点が入らないことで勝利という結果が出ず、鳥栖戦勝って以来3分け1敗で。2位3位圏内からは脱落気味になっています。
 甲府はというと、この試合始まる前時点で勝ち点40の3位。このままではJ1に上がっちゃうぞどうしよう。という好位置です。バロンが鹿島アントラーズに移籍しましたが、FWは本日は藤田と小倉の2トップ。控えにも須藤と長谷川太郎と悪くないメンバーがそろっています。

 今日も横浜FCはいい内容をキープしたまま、前半は押し気味に試合を進めていきます。開始直後、今日の2トップは大久保と小野信義で、この二人のコンビで突破し小野がシュートと幸先のいいスタート。ただ、小野のいい仕事が以降いまいち見られず。大久保は前線で踏ん張ってボールを受けて切り開くのが役割で、そこからのチャンスもいくつかできていました。ただあまりにも真正面の勝負のゆえか、ボールが渡っても前線でつぶされて攻撃が途絶える場面もまた多く見られました。今日はまた原点に戻ってか臼井、中島のサイドからの切り崩しによってチャンスを作ろうとする意図が見え、特に内田→臼井のパターンがかなり確立されてきて、このパターンでかなりのチャンスを作っていました。
 4分内田→臼井からセンタリング。そこからのコーナーをトゥイードあわせるも外、9分中島へボール振ってのサイド攻撃、10分土橋が内田をつぶしてFKを大久保も外れる、13分内田→臼井からセンタリングでシュートと、前回の福岡戦のごとく、シュートが枠にすらなかなか行かない状況でチャンスを作るもゴールを割れません。
 一方の甲府は、藤田と小倉の2トップです。両サイドMFの水越・土橋も高い位置でボールに絡んでくる動きで、場合によっては水越・藤田・土橋の3トップ気味になります。特徴として後ろから前の選手にパスが出ようというときに、前の選手がまだボールが来る前の段階でよく動いていたことで、縦の動きで裏に抜けようとしたり、左右のポジション変えるのに横に動いたりと。いざボール受けたときに相手プレッシャーが少なくて、チャンスになるような工夫が見えました。特に藤田がものすごい運動量というわけでもないのですが、効率的に相手から見ていやなポジション取りや動きを見せていました。似たような選手に川崎の今野章がいますが、二人ともジュビロ出身。このレベルの選手がどんどん出てきてしかもレギュラーになれないって、いまさらながらジュビロってすごいチームです。
 ただ、今日の横浜FCの中盤はプレスもよく効いていて、倉貫あたりに渡ったボールをマシューがよく奪ってたり、また甲府GKの阿部がことごとくキックが下手で。せっかくの前線にもいいボールが渡りません。
 結局、前半は横浜FCペースながら双方無得点で終了します。

 
 後半は、横浜FCも前半攻め疲れたのが。依然内田や臼井を中心に、後半開始直後は杉本もよく絡みいい攻撃を見せますがややペースが落ちてきた様子で、徐々に甲府ペースに針が揺れるような形に。特に前半良かったマシューが疲れが見えていたようで、押さえ込んでいた倉貫に逆にボールを奪われるようになり、ここから展開されて甲府もいい形が見えはじめてきて、後半20分ごろには完全に甲府ペースに。後半27分勝負ところと判断したのか土橋に代え長谷川太郎を投入、これがあたります。長谷川から右サイドへボールを振って、甲府右サイドを藤田と倉貫のパス回しで崩し、藤田からのセンタリング。これを長谷川があわせて、入ってわずか1分後、後半28分長谷川の先制ゴールが生まれます。横浜FCが散々攻めても割れなかったゴールをあっさり甲府が割ります。横浜FCもここからはいつもの捨て身の攻撃。33分山尾に代え真中靖夫、数分後にトゥイードを前線に上げ。最終ラインが早川ー小野信ー中島に。意外に小野信義のスイーパーはまってます。しかし、やはりゴール割れず0-1でまたも敗戦となりました。

 結局、前回の福岡戦と一緒です。本当にゴールする以外のことは問題なくできていて、これだけいいサッカーしてるのに本当にもったいない話しです。シュートが入らないのはどうすればいいんでしょうっていう、その課題が依然重くのしかかります。ただ、本当にやってるサッカーは間違いないので、結果が出ないというあせりに押しつぶされないで、胸を張って今のサッカーを自信を持って続けてほしいと思います。
 甲府は、そんなに内容がよくないながら。粘り強く守り一瞬のチャンスを生かし勝ち点3を獲得して、2位に上がりました。横浜FCの運動量が落ちてきた時間にかさになって攻めてくるなどチームの意図がはっきり見え、横浜FCに比べ大人のチームの感じが見えます。横浜FCになくて甲府にあるものが、はっきり説明できないけど何かあるような気がします。

 最後に、甲府の小倉は体が動けていない感じがして、サイドや下がり気味でボールをはたく役目でした。個人的に私三重県出身で、小倉は憧れの選手の世代です。ほんとケガなければオランダリーグで活躍して、2002年ワールドカップ出て得点取って。本来そういう選手であるべきで。ちょっとせつない今日のパフォーマンスでした。横浜FCの城といい、もう1度すごいところを見れればなあ。そう感じました。
 

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2004年8月1日 横浜FC-アピスバ福岡

2004年8月1日 Jリーグディビジョン2 第25節
三ツ沢公園球技場 4021人


      横浜FC 0-1 アピスバ福岡
           (0-1)
           (0-0)
               前11 古賀


横浜FC
FW     18小野信義(6.0)   28真中靖夫(5.5)   
MF  16杉本倫治(5.5)         3臼井幸平(6.0)
        6マシュー(5.5)  10内田智也(6.5)
DF  27中島崇典(7.0)         5早川知伸(6.0)
       26山尾光則(5.5) 15トゥイード(6.5)
GK           21菅野孝憲(5.0)

後20 杉本倫治→22大友慧(5.5)
後22 小野信義→11増田功作(5.5)
後40 中島崇典→4真中幹夫(-)

アピスバ福岡
FW             9林祐征(5.5)
MF 14古賀誠史(6.5) 13エジウソン(6.5) 34山形恭平(5.5)
        8ホベルト(6.0)  15米田兼一郎(6.0)        
DF  3アレックス(5.5)           19平島崇(5.5)
        21蔵田茂樹(6.5) 5千代反田充(6.0) 
GK           1水谷雄一(6.0)

後14 林祐征→11増川隆洋(5.5)
後19 山形恭平→7宮崎光平(-)
後44 平島崇→24太田恵介(-)


 入った瞬間、ややいつもよりお客さんが多い感じ。結局4021人といつもより1000人ぐらい多く、夏休みってのもあるでしょうけど、単純に見たいと思って来てる人が増えてたらうれしいなあって。
 遠くから花火の音が聞こえ、そう今日は神奈川新聞の花火大会だと。それでもサッカー見に来る人が

 横浜FCは城が出場停止で代わりに小野信義が入り、マシューが復帰。ここのところ調子がいいので、基本的には同じメンバーでのスタート。
 鳥栖・京都戦からの継続という感じが見られ、中盤でしっかり動いてパスを多く回し、また今日の試合では前半長いパスによるサイドチェンジ。例えば中島から逆サイドでフリーになっている臼井に通してチャンスを作ったりと、それがいい攻撃のアクセントになっていました。中島や内田あたり、確かに才能のある選手ですが、日本の2部リーグでもあれだけパスのキック力やコントロールがしっかりしているって、Jリーグもレベルが上がってる気がします。
 福岡は篠田が出場停止。またベンチーニョが契約満了で退団ということで代わりにエジウソンという外国人選手が来ました。
 それで、エジウソンと林の2トップでしたが、エジウソンがベンチーニョのようにやや下がり気味で攻撃の組み立てを担うような形。それで、エジウソンがすごいのは、敵エリアのプレッシャーの強い位置でボールを受けてもほぼとられることがないところで、なにかしらの形でとにかくボールを預けておけば攻撃がつながります。まだ加入したばかりでも味方とすればかなり信頼できる選手で、まだ古賀ぐらいとしかいいつながりが見えませんでしたが彼を中心に周りがもっと攻撃に絡めばチャンスがさらに生まれるかなと思いました。 
 スタートは一進一退。横浜FCのほうが今日はオフサイドを取られる展開で、小野信義がいつになく前線のほうでボールを受けようとがんばっていました。それが結果的にオフサイドにもなりますがその姿勢は買いです。福岡は前半右サイドからの攻撃を多用しますが、中島が山形とのマッチアップをリードします。そして中島この試合通じて攻撃にもかなり積極的に参加し、攻めるときにはゴール前までかなり絡んできました。前のポジションの杉本も悪いわけではなかったのですが上がったフォローもしなければならないしで割を食った感じになります。
 しかし、前半11分。結果的にこの試合ほとんど攻撃力の生かせなかった平島がボールを持って右サイドを駆け上がります。センタリングはキーパーが簡単に胸の位置でキャッチできるゆるいボール。しかしこれをGK菅野がポロリとこぼしてしまい、つめていた古賀がゴールで福岡が先制します。いいわけのしようの無いキーパーのミスですが、いままで安定感があっただけに、彼でもこういうことするんだって。鳥栖戦のゴールといい、去年の大宮戦1分退場といい若いというか派手なところを見せてくれます。キーパーってでも失敗してうまくなるものなんですが。。。
 しかし、これ以降横浜FCペースで試合が進みます。長短のパスを織り交ぜ相手ゴール前までボールを持っていきます。14分トゥイードが相手ゴール前頭で折り返してフリーの真中靖。外してしまいます。17分中島→臼井もダメ。18分臼井から真中靖、これもフリーも真中外す。20分中島から中の小野信へこれもダメ。38分早川のセンタリング、小野信がスルーで杉本フリーも外してと。ことごとく決定力の無さを見せ付けられます。全く攻撃の形としてはすばらしく、相手をしっかり崩して楽な形でシュートを打ってるにも関わらずゴールだけができません。特に真中が決定的なチャンスを2回外して、せめてどっちかは決めてほしいと
 ロスタイム。トゥイードと菅野がお見合いしてあわやの展開。ダメージが残っているのか。
 押しつつも横浜FC点が取れず前半は0-1で終了します。

 後半立ち上がりは福岡が押します。4分トゥイードが古賀を倒しイエロー。6分中にエジウソンが切れ込むのを中島倒しペナルティーエリアやや外からのFKもだれも合わず。10分頃からはまた横浜FCペースで、小野信のセンタリング誰も合わず。14分左から中島が突破を倒され、これもペナルティーエリアやや外でFK。ここで林が足を痛めたのか足をひきづって増川と交代します。しかし、このピンチでの交代はマークずれて危険です。もっとも、なんでもない時にゴール前相手FKで日本代表が選手交代するのを生で見ましたが、もちろん現監督の試合で。ここも真中靖ゴールを割れません。20分杉本→大友、22分小野信→増田と代えてきますが入ってきた選手がいまいち攻撃にかみ合いません。また、後半は早川と古賀の対決で早川が古賀サイドの攻撃をしっかり防ぎます。かなりの部分でこれで2点目の確率は少なくなったんですが。。。40分真中幹夫、44分太田と。両チームのけが人が帰ってきます。ここからいつものような強引なパワープレーを仕掛けることも無く最後は尻つぼみのように試合終了。0-1で福岡が勝利しました。
 ミスしたあとに菅野コールしていた福岡サポ、またも最後に「アピスバ菅野」とコール。今日の悔しさは現役のうちは忘れないようにしてほしいです。

 横浜FCは決定力の無さとキーパーのミスで敗戦。本当にすばらしい攻撃パターン見せてもらっているのに、あれだけ楽に打てるシュートが入らないとなると、どうすればいいんでしょう?シュート練習からでしょうか。
 福岡は、勝ちましたが調子はよくなさげで。2列目からの押し上げが弱くて前線の人数が足りなく、林も増川も攻撃の基点として弱いような気がしました。エジウソンの比重が大きくなるんでしょうか。
 とにかく、こういう展開での敗戦はがっくり疲れました。

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