2007年8月11日 横浜Fマリノス-横浜FC
2007年8月11日 Jリーグディビジョン1 第19節
日産スタジアム 53916人
横浜FC 1-8 横浜Fマリノス
(0-2)
(1-6)
後37 平本 前30 大島
前44 坂田
後6 山瀬功
後17 山瀬幸
後20 大島
後27 大島
後29 山瀬功
後43 大島
横浜Fマリノス
FW 11坂田大輔 15大島秀夫
MF 8マルケス 10山瀬功治 17吉田孝行
35河合竜二
DF 13小宮山尊信 3松田直樹 22中澤佑二 7田中隼磨
GK 1榎本哲也
GK 1榎本哲也 6.5 中に入ってくるボールを試合通じほぼ完璧に処理。抜群の安定感
DF 7田中隼磨 6.0 吉田と息があったプレーで、右サイドからの攻撃の組み立てをしっかりとフォロー。
22中澤佑二 6.0 難波をしっかりとマークし、本当に強いDFと改めて思わさせられる。
3松田直樹 6.0 こぼれ球さえ注意すれば危険な場面もなく、栗原をテストで出せる余裕が。
後22→30栗原勇蔵 5.5 相変わらず強さを見せてくれたが、少々荒っぽく、失点も防げるものだった。
13小宮山尊信 5.5 1アシストあったものの、ここ経由のパスはリズムが悪くなりボールの取れる場所に。
MF 35河合竜二 6.5 相手の攻撃を防ぎ、ボールを奪い味方に展開していく仕事をきっちりとこなしていた。
後27→6上野良治 5.5 せっかくのチャンス、守備攻撃とも河合を上回るパフォーマンスを見せれず。
17吉田孝行 6.5 右サイドからボールの預かりどころになり攻撃を組み立て、周りの選手の良さを生かす。
10山瀬功治 7.0 ボールを持ったら個人技で仕掛け、受けるときにはいい場所に入り込みシュートも決める。
8マルケス 6.5 本当に技術があり、ほとんどの攻撃が彼経由で組み立てられる
ハーフ→32山瀬幸宏 7.0 技術がある上に、切り込んでシュートを打ってくる分マルケスよりさらに嫌な相手。
FW 15大島秀夫 7.5 4得点全部ごっつあんゴールだけど、その場所にいてきっちり決めるのはいいFW。
11坂田大輔 6.0 持ち味を十分には出せたとはいえないが、一瞬の隙でシュートを決めた技術はすばらしい。
SUB 31飯倉 4那須 18清水 20ハーフナー
横浜FC
FW 19難波宏明 25平本一樹
MF 12滝澤邦彦 14奥大介
8マルコスパウロ 3呉範錫
DF 4和田拓三 26太田宏介 2早川知伸 32山田卓也
GK 21菅野孝憲
GK 21菅野孝憲 4.0 8失点全部の責任と言わないが、1失点目の平凡なクロスをこぼして失点はありえない。
DF 32山田卓也 5.0 サイドに来るボールのインターセプトや対人能力で、少しは良さが見えた・
2早川知伸 4.5 中盤の守備も悪いが、DFラインをずるずる下げ好き放題やられてしまった。
26太田宏介 4.5 対人能力の強さは見られたが、相手がボールをまわすスピードについていけない。
4和田拓三 4.0 しぼってセンターで守備に入った時、ボールウオッチャーになっている場面が多かった。
MF 3呉範錫 3.0 中盤から崩してくる相手、シュートを打つ相手をどフリーに。ここまで大量失点になった責任は大きい。
8パウロ 4.5 スペースを埋めたりパスで展開など能力の高さは垣間見られたが、大量失点で気持ちが切れてた。
14奥大介 4.0 とにかくボールを持って前に進める場面がほとんどなく、チームとして攻撃にならない。
後18→34西山貴永 5.5 よく動いて戦おうという姿勢は一番見せてくれたが、少々エキサイト気味。
12滝澤邦彦 5.0 ゴール前にボールを出そうという意識はあったが、単発クロスで崩せる相手でない。
後30→20玉乃淳 6.0 途中交代で入ってからリズムもよくなり1点返せる。今のチーム状況だからこそチャンス。
FW 25平本一樹 5.5 ちょっと引いたほうが持ち味が出るだけに、難波の怪我が痛い。得点後の不機嫌さが印象的。
19難波宏明 6.0 なんとか一人で局面を切り開こうと動くが、縦に抜ける際相手にぶつかり大怪我。心配です。
前44→29曺永哲 5.0 最終ライン火だるまの状況で本当に何もできず試合が終わってしまった。
SUB 1小山 18小野 7吉野 24根占
アジアカップが終わり、J1再開初戦は横浜ダービーからのスタート。
今の横浜FC最下位のチーム状況を差しての、マリノス側からの煽り文句「最後のダービー」
こういったポスターが張られていましたが、逆にいえばこの横浜ダービーを、マリノス側が意識しているかの証拠で。ただでも技術のあるマリノスが、さらに今日は絶対負けられないとどれだけ気持ちの入った試合ができるか。
一方の横浜FCは中断期間に外国人を総入れ替えし、新しいチームがうまくいくかが試される試合になります。
お互い4-4-2の布陣でのスタートながら、両チーム最大の違いは両サイドの攻撃的MF。マリノスは吉田とマルケスが攻撃の組み立て役になり、そこに両サイドバック、山瀬功、FWが動いて攻撃を組み立てていきます。
一方横浜FCは奥と滝澤も攻撃的なセンスはあるものの、役割は後ろの選手と協力して守備で追い込む役割になります。
必然的にマリノスが押し気味に試合を進めていきますが、これは計算内の試合運びで。マリノスは立ち上がり積極的に攻め込んできたものの、前回のダービーでカウンター一発でやられたトラウマもあるのか徐々に攻めもスローダウンしていきます。ただ、横浜FCも難波の単独突破と滝澤の苦し紛れなクロスしか攻撃の糸口がなく試合は徐々に落ち着いて来る流れに。
それが変わったのが前半30分のプレー。吉田が右に開き、フォローに入った河合がセンタリング。GKが簡単にとれるボールながら菅野がこれをポロリとこぼし、大島がこれを詰めてマリノスが先制します。菅野痛恨の凡ミスで守って勝たないといけない横浜FCが失点。
さらに悪いことが続き、前半43分平本の縦パスに反応し走り出した難波が相手DFと交錯し負傷退場、その直後にパウロのクリアボールが坂田に渡ってしまい、チェックが一瞬遅れたためこれを決められて2失点目を喫してしまいます。
2点マリノスがリード、しかも横浜FC攻撃の柱難波を失ってのハーフタイムになります。
後半は、マリノスが好き勝手放題に攻める展開になります。
というのも、横浜FCの両ボランチの守備が全然効かず、DFラインもずるずる下がっている状態で。つまりマリノスMF陣が全くプレッシャーを受けることなく攻められる、ということになります。
後半6分山瀬功→山瀬幸とつなぎ、小宮山に預けクロスボールを山瀬功が合わせて3点目を皮切りに、まるで練習でも見ているかのようにパスを簡単につなぎ、最後はフリーでいる選手が簡単にシュートをゴールに入れていきます。
たぶんピッチ上の選手もそうでしょうが、見てるこっちも意識が朦朧としている状態。
30分に玉乃が入り少しだけ落ち着きを取り戻し、37分に平本のゴールで1点返すも大勢に影響はなく。結局8-1でマリノスが前回のダービーのお返しをきっちりとした。そんな試合になりました。
前回の対戦では、マリノスはチームが未完成での状況でしたが。8月のマリノスは全員の能力の高さがきっちりと引き出された完成されたチームになっていました。吉田・山瀬功・マルケスのアタッカーは反則で、小器用なだけだと思っていた山瀬幸が成長し、大島も絶好調と、手のつけられない攻撃陣。横浜FCの不調ぶりを差し引いても後半はマリノスがリーグの台風の目になるだろうと思わせられるような内容でした。
横浜FCは、新加入のパウロと呉は個人能力は高そうでしたが、新しく作り直したチームは息があっておらず。勝てない→補強→チームがさらにぐちゃぐちゃに→勝てない→・・・・の過去いくつかの降格チームが見せた悪魔のサイクルにはまるのか。
ただそんな不安を考え込みながら、今日は日産スタジアムを後にするしかなかったのでした。
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