2007年9月8日 ロッソ熊本-YKK AP
2007年9月8日 JFL後期 第9節
KKWING 4486人
ロッソ熊本 1-2 YKK AP
(1-1)
(0-1)
前17 斉藤 前30 長谷川
後ロス 朝日
ロッソ熊本
FW 11高橋泰 29小林陽介
MF 31西森正明 10斉藤紀由
28吉井孝輔 8喜名哲裕
DF 22森川拓巳 6福王忠世 16矢野大輔 15市村篤司
GK 21小林弘記
GK 21小林弘記 6.0 セービングの能力は高いが、キックの精度が悪いのが難点。
DF 15市村篤司 6.0 守りと前へのパスはいいものがあり。逆が森川だからか上がりは自重。
16矢野大輔 5.5 スイーパー気味だったが、かぶってしまったり福王とのコンビネーションはよくない。
6福王忠世 6.0 対人能力は強いものの、うまさがないために無駄なファールを与えてしまう。
22森川拓巳 5.5 DFとしての攻撃センスはよくアシストも決めるが、守りでは押し込まれる。
MF 8喜名哲裕 4.0 ボールをキープする事が出来ず何度も相手に取られピンチを招く。
28吉井孝輔 6.0 中盤からの攻撃の組み立ての起点となる。
10斉藤紀由 6.5 豊富な運動量で相手ボールにチェックをかけ、攻撃でも上がってパスにシュートに活躍。
後24→関光博 6.0 サイドに開いてクロスをあげる一芸でチャンスを作る。
31西森正明 5.5 サイド攻撃も森川が活躍し目立てず、FKでもGK正面など精度がいまいち。
FW 29小林陽介 5.0 本来ポスト役のプレイヤーに見えたが、高橋に仕事をとられてしまった感じ。
ハーフ→9北川佳男 5.0 高橋がボールをキープする中、フォローが足りない。
11高橋泰 6.0 前線での動きとキープ力で攻撃の起点になるが、簡単なシュートがちっとも入らない。
SUB 1太洋一 3河端和哉 17熊谷雅彦 33小森田友明 13町田多聞
YKK AP
FW 18長谷川満
MF 16景山健司 14猿田浩得 7朝日大輔
18黄学淳 8牛鼻健
24萩原洪拓
DF 3堤健吾 6濱野勇気 2小田切道治
GK 1中川雄二
GK 1中川雄二 6.0 シュートは比較的易しいものが多かったが、それでもミスなく安定したボール処理。
DF 2小田切道治 5.5 高橋のマーク役だったが、入ってくるボールを奪えず攻撃の基点にされる。
6濱野勇気 5.5 相手FWの決定力の低さに助けられてるが、危ない場面をつぶせていない。
3堤健吾 5.0 対人能力にやや難ありか。抜かれて右サイドから崩される場面が目立つ。
MF 24萩原洪拓 6.0 中盤の底からパスで展開しゲームを作る。後はもっとボールを奪えればなおいい。
8牛鼻健 5.0 立ち上がりだけは積極的に攻めあがるも、徐々に相手に押し込まれる。
後30→10星出悠 -
18黄学淳 5.0 対面の斉藤が良かったこともあり、自由にボールを扱う事も出来ない。
7朝日大輔 7.0 長谷川や猿田をしっかりとフォローし、最後ロスタイムに劇的な決勝点。
14猿田浩得 7.5 ドリブル・パス・スペースへの走りこみ・スタミナ。全てすばらしく一人昇格もありえる。
16景山健司 6.0 激しい中盤でのポジションチェンジをしっかりこなし、周りとのコンビネーションもいい。
FW 18長谷川満 6.5 1トップでしっかりとボールをキープしMFの上がりを生かし、自分で点もとる。
SUB 22青木大輔 4川野毅 15瀬戸春樹 20木村哲朗 11大西康平 19石黒智久

休みにバーゲンフェアでチケットを取って九州旅行中です。
島原半島の真ん中にあるこの街にいってみたり。島原鉄道というローカル私鉄で諫早から1時間と、思ったより遠い場所にあって長崎県内も広いと感じます。この土地勘があるとVファーレンと長崎市で微妙な遠さがある、なんて話も分かったり。
さらに島原から有明海を越えるフェリーでたった1時間で熊本に。
熊本では、お城と、ラーメンと、そしてまたサッカーを。
KKWINGは、豊肥線光の森駅からバスで10分。試合のある日に臨時バスが出ています。
そして山の中に忽然と出てきたスタジアムは立派なものでした。陸上トラックはあるものの、アクセスの悪さを除けば十分にJ規格のスタジアムです。ちなみに熊本空港からタクシーかレンタカーならすぐの場所。
そして試合のほうを。
現在ロッソ熊本が2位(勝ち点54)、YKKが3位(勝ち点44)の上位対決。プレビュー的にはJ2を目指す熊本がどんなサッカーを見せるか、という試合でしたが。試合を見終わったあとは意外な結論になってしまいました。
熊本は4-4-2の布陣で、基本はしっかりしてて堅いサッカーをするといった印象。一方のYKKは3-6-1で、トップ下の3人の攻撃的MFがめまぐるしく動く変化の多いスタイルで勝負します。
一方は来年にもJを目指すチーム、一方は企業チームながら立ち上がり互角での勝負に。熊本は4-4-2からサイドからの崩しで、YKKはカウンターやセットプレーでシュートを狙います。
前半17分、熊本左クロスに小林陽がフリーもシュートを打ち切れず。しかしこぼれ球をオーバーラップした森川がもう一度シュート、さらにこぼれたところを斉藤が詰め、熊本が先制します。さらにこの後吉井・高橋と大きなシュートチャンスがありますがこれは決めきれず。YKKの守備が甘く楽な体制でシュートが打てるものの、熊本の決定力に難があります。
YKKは、最初カウンター狙いのチームかと思わせて、試合が進むにつれ攻撃陣の懐の深さを見せてくれます。
ワントップ+トップ下3人の能力が高く、カウンターもあり、さらに中を細かいパスでつなぐ、個人技のドリブルで仕掛ける、サイドから崩す。普通、チームによって得意不得意があるものの、YKKは全てそつなくこなし、前半30分右サイド猿田がドリブルで崩しセンタリング。中に飛び込んだ長谷川がヘッドでゴールを奪い、1-1の同点に追いつきます。
前半は1-1で同点での折り返し。
後半は、熊本は斉藤の突破力と高橋のキープ力を生かしての攻めながら、他の選手のフォローが足りないのと決定力のなさから。YKKは朝日・猿田が仕掛け、シュートを打っていきますが熊本の守備陣がしっかりと守り、お互い点が入らない流れに。
両チーム攻撃面で良さを出し合っているので退屈な展開ではないのですが、それでも引き分けが濃厚かと思われた後半ロスタイム、喜名のボールを萩原が奪い縦にパス。走りこんだ朝日が相手GKをしっかりと見て頭越しのループシュートを決め。最後の最後、YKKが決勝点を奪い熊本に勝利しました。

熊本にとっては数字的にはまだ安心できる状態。しかも負けたくない相手に劇的な負けかたされてもサポーターが拍手で迎えるといった感じでしたが、J2で戦うには今日のようなサッカーをやってるようでは厳しく。シュートの決定力のなさ、攻撃パターンの少なさ、守備の一瞬の隙が目立ち、J2では大崩はしないだろうけど0-1で延々と勝てない試合が続きそうなイメージ。余裕のあるうちにもっと高いレベルを目指すべきかなと。
個人的にはYKKのほうがおもしろい感じで、守備は弱いものの、攻撃陣の攻撃パターンの豊富さと能力の高さは魅力的。しかもこれが企業チームでサポーターも少ない中で作り上げたというのがすばらしいと思うと同時に、なにかもったいなさを感じます。
と書いてるすぐ後にYKKAPとアローズ北陸との合併が発表され、富山からJを目指すとか。失点の少ないアローズと組めば面白い化け方するかも。
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