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2008年5月3日 川崎フロンターレ-鹿島アントラーズ

2008年5月3日 J1 第10節
等々力陸上競技場 20280人


  川崎フロンターレ 3-2 鹿島アントラーズ
             (1-2)
             (2-0)
   前25 谷口         前13 マルキーニョス
   後11 鄭大世       前33 青木
   後12 中村

川崎フロンターレ(3-5-1)
FW      16鄭大世         10ジュニーニョ
MF 8山岸智   29谷口博之 14中村憲剛   19森勇介
             17菊地光将
DF   2伊藤宏樹  13寺田周平  4井川祐輔
GK            1川島永嗣

GK 1川島永嗣  5.5 2失点はあまりに相手のシュートがすばらしすぎたが、失点にならないミスもあった。
DF 4井川祐輔  6.0 イメージとは違い積極的な出足で相手をつぶす。ただ1点目はマークをはずされる。
   13寺田周平 6.5 田代とのマッチアップは圧勝。相手に前を向かせず。
   2伊藤宏樹  6.0 こちらサイドからの攻撃は、相手右サイドが不調な事もありあまり崩されず。
MF 17菊地光将 5.5 運動量とか守備とかパスセンスとか、どれも際立った特徴はない選手な気がするが。
後43→18横山知伸 -
   19森勇介   5.5 ダニーロと新井場を相手にしていたため攻め上がりが難しく押し込まれる。
後37→26村上和弘 -
   14中村憲剛  6.0 驚くようなすばらしいプレーはなかったが、1得点に得点のきっかけになる山岸のパス。
   29谷口博之 6.5 2列目からスペースへ飛び出す動きがすばらしく、その動きで得点。 
   8山岸智  6.5 左サイドからの正確なクロスボールで2アシスト。試合後チームメイトより誕生日祝いを受ける。
FW 10ジュニーニョ 5.5 個人で突破しようとしてたが相手も強い。もっとうまく周りを使って。
   16鄭大世  6.0 前線でボールを預かって、周りを使い攻撃を組み立てる。らしくないが悪くはない。 
後34→7黒津勝 -

SUB 22植草裕樹 15原田拓 24大橋正博 23久木野聡
監督 高畠勉 6.0 中村や谷口を前目で使うのはいい考え。あとは菊地がもう一伸びすれば。

鹿島アントラーズ(4-4-2)
FW        9田代有三   18マルキーニョス
MF 11ダニーロ                  10本山雅志
        40小笠原満男   15青木剛
DF 7新井場徹  4大岩剛  3岩政大樹   19伊野波雅彦
GK             21曽ヶ端準

GK 21曽ヶ端準  5.5 失点は仕方がない状況にしても、ボールに対し少し出足が遅い気がする。
DF 19伊野波雅彦 4.5 味方とかぶってボールを取られたり、裏を取られて失点したり。3失点に何かしら絡む。
   3岩政大樹   5.0 数的に不利になる場面が多く、能力の高さを持っても止められない。
   4大岩剛    5.5 後半の失点した時間帯以外は良かったが、あの時間は魔がさしたよう。
   7新井場徹   6.0 オーバーラップから左サイドの攻撃の核となる。ダニーロのほうがなぜか守備的。 
MF 15青木剛    6.0 遠目から決めた2点目のミドルはすばらしいゴール。だけど守備は周りと合わず。 
   40小笠原満男 5.0 中盤のチェックも効かず、攻撃でも見るところはなかった。
   10本山雅志   5.5 中盤からのしっかりとした崩しはなく、特性は出せず。
後14→8野沢拓也  5.5 新しい選手として入ったが、あまり状況は変わらず。
   11ダニーロ 5.5 ひたすら相手に対しえぐいつぶしばかりやってた。攻撃面ではあまり目立つところはなし。
後33→17佐々木竜太 5.5 中でボールを持つと必ずサイドにボールを出すので怖くない。
FW 9田代有三 5.5 マルキーニョス退場後、マークを一人で受けボールを持ったり前を向いたりできない。
   18マルキーニョス 6.0 ゴールまではいい動きだったが、負傷退場後チーム全体まで悪くなる。
前21→13興梠慎三 5.5 下がったりサイドに流れたりが多く、ゴールを狙えない位置での動きに。

SUB  1小澤英明 16中後雅喜 22石神直哉 14増田誓志
監督 オズワルドオリヴェイラ 5.5 運とか流れとか人間の工夫では乗り越えられないようなものにつぶされた。


 昼の三ツ沢に続いて、夜は等々力に。夜行で横浜に着いてから昼夜サッカー見るなんて酔狂な事をしています。さすがに体きついけど。
 そして当日券売り切れ。川崎も人気チームになったなとか言ってる状況ではなかったですが、とりあえず「チケットください」と書いた紙を人通りの多いところで掲げていれば何とかなるものです。


 両チームとも、中盤には代表クラスの優秀な選手そろい。その相手の長所を崩すためかお互いコンパクトな中盤で相手中盤に仕事をさせず、最終ラインから長いボールを使って走らせるような攻撃に。
 そして先制点はセットプレーから入ります。前半13分、右サイドからのスローインが田代と寺田が競ったところからゴール前に流れ、そこがぽっかりと空いた状態に。マルキーニョスがジャンピングボレーでゴールを決め先制します。
 幸先のいい、といいたいところですがこのプレーでマルキーニョスが負傷。興梠と交代しますが、これで田代が集中マークを受け鹿島の攻撃が組み立てられなくなってきます。
 そして25分、川崎も左サイドスローイン、ボールを取りに行った鹿島の選手同士がかぶってしまいゴール前のスペースにボールが。ここに谷口が飛び込み1-1の同点に追いつきます。それにしてもこれまた似たような得点。
 鹿島有利の立ち上がりから川崎が追いつく展開ながら、鹿島も負けずに33分、青木が中盤でボールをキープ。しかし誰も川崎の選手がチェックに行かず、青木がそのまま中盤を上がり、そしてシュート。すばらしいミドルがゴールに突き刺さり、再び鹿島が1-2とリードを奪います。
 青木のシュートは年に1度見れるかのすばらしいもの。でもきちんと中盤で守備をすれば防げたもので、前半の3点とも何かしらの穴があったという感じです。

 後半、川崎の中盤がボールを持てるようになり、そして逆転劇が始まります。
 後半11分、中村からのパスが左サイドの山岸に。山岸からのセンタリング、ニアに鄭大世が入りゴールを破り2-2の同点に。そして立て続けの12分にジュニーニョから左の山岸に、山岸からのセンタリングを今度はファーに中村。これを珍しく頭で決めて、あっという間に川崎が逆転。
 このあと、鹿島は野沢・佐々木と攻撃的な選手を次々投入しますが流れを変えるに至らず。このあと川崎も前半と打って変わったような集中ぶりで鹿島を抑え、3-2で川崎が勝利しました。


53400115 両チームともJ1で首位を狙えるチーム。それが前半の3点に加え、さらに後半の2点ももろい崩され方で点が入るというゲームは見ていて不思議でした。もちろん一瞬の隙をきっちり決める個人技の高さは上位チームのものですが、特に鹿島があんな崩れ方をするのは信じられませんでした。
 昼夜の2試合で見たゴールは10で、三ツ沢の試合で感じた過密日程が選手を狂わせるのではというのを確信させてくれるようなゲームでした。普段サッカーってそう得点差のないスポーツですが、それは実は本当に微妙なバランスの上で成り立っているものなのだろうと。
 とにかく、私達が遊んでいるこの時期にハードな日程をがんばっている選手に、おつかれさまと言いたいです。

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2008年5月3日 横浜FC-ロアッソ熊本

2008年5月3日 J2 第11節
ニッパツ三ツ沢球技場 4061人

         横浜FC 5-0 ロアッソ熊本
              (2-0)
              (3-0)
前25 アンデルソン
前42 アンデルソン
後1 アンデルソン
後7 難波
後17 チョヨンチョル 


横浜FC(4-5-1)
FW            9アンデルソン
MF 19難波宏明    17三浦淳宏       11三浦知良 
        13滝沢邦彦       5エリゼウ
DF 24根占真伍  7吉本岳史  3八田康介  8中田洋介
GK              1小山健二

GK 1小山健二 6.0 今さらだけど、キャッチはいいけどキックがうまくない。
DF 8中田洋介 6.0 今日は守備でいいプレーを見せる。裏を狙うボールをことごとくカバーして拾う。
  3八田康介  5.5 圧倒的にこちらが攻めている状況で、あまり守りに見せる場面はなし。
  7吉本岳史  6.5 派手な攻撃陣の裏で、少ない相手のチャンスもきっちりカバーして抜かせない。
  24根占真伍 6.0 体格が大きい中山をきっちり抑えるなど不慣れながらきっちり守備的なポジションをこなす。
MF 5エリゼウ 5.5 攻撃にも守備にもあまり絡めず、中途半端なポジション取り。
  13滝沢邦彦 6.5 ボランチでも守備をこなし、前のポジションに上がってからいいパスを出すなどさらに生きる。
  11三浦知良 7.0 個人の力で相手を抜きいいクロスを上げシュートを打ってくる。全盛期を思わせる動き。
  17三浦淳宏 6.5 トップ下で攻撃を組み立て、パス・FKとJ2レベルでないプレーを見せてくれる。
後14→小野智吉 6.5 中盤ボールを拾えなかったところ収まるようになり、さらにいいクロスでアシストを記録。
  19難波宏明  6.5 前から相手に必死にプレスをかけ、泥くさくクロスに飛び込みゴールと、彼らしさが出た。
後31→15長谷川太郎 -
FW 9アンデルソン 7.5 周りのお膳立てもあったとはいえ、当たり前にチャンスを物にする決定力はすばらしい。
後9→14チョヨンチョル 6.0 入って1プレー目と得点までは最高だが、その後のプレーがやや雑。

SUB 21岩丸史也 20池元友樹

監督 都並敏史 6.5 前に多く選手を置いて、敵に近い位置でボールを奪う作戦が当たる。

ロアッソ熊本(4-4-2)
FW         18中山悟志       11高橋泰 
MF  27宮崎大志郎                33小森田友明
            5山口武士    26山本祥平
DF  16矢野大輔   19上村健一    3河端和哉  15市村篤司
GK                 21小林弘記

GK 21小林弘記 5.5 5失点といえど、あれだけフリーでシュートを打たれるとどうしようもない。
DF 15市村篤司 5.5 攻めあがりに守りに、比較的良かったが1失点目のPKはやや安易。
   3河端和哉  4.0 ゴール前に入ってくる選手に競り負け、変なパスミスから失点も。 
   19上村健一 3.5 最終ラインでドリブルからボールとられて失点とか、ゴール前の相手をマークしてないとか。
   16矢野大輔 4.0 こちらのサイド、ガンガン相手に崩される。あからさまな穴に。
MF 26山本祥平 5.5 無理目にもとにかくシュートを打っていこうという姿勢は見えた。
   5山口武士  5.5  機を見て前に攻めあがってといいところも見せていたが、次第に押し込まれる。
   33小森田友明 5.5 ボランチのイメージしかなく、攻撃を組み立てるには特性が違う気がする。
後8→30山内祐一 5.0  圧倒的に押される展開では何もできず。数度ボールに触るだけ。
   27宮崎大志郎 5.5 最初のうちパス交換に絡むものの、攻撃の中で変化をつけられず。
後8→13町田多聞 5.0 やはりこのような不利な状況で出されるのもかわいそう。
FW 11高橋泰   5.5 ボールが入ってこず、ポストで受けたりシュートを打ったりができない。
   18中山悟志 5.0 ボールをなかなか受けられず、受けたとしてもきっちり相手守備陣にボールを取られる。
後11→6福王忠世 5.5 彼が入って守備は安定したが、この点差で守備選手を入れざるをえない状況はきつい。


SUB 1吉田智志 8喜名哲裕
監督 池谷友良 5.0 中の選手がパニックになっている状況で手を打てず、逆にベンチまで飲み込まれているようだった。


 久しぶりの三ツ沢も今日は雨で、三ツ沢で昼間の雨ってあんまり記憶がないような気がします。いつも雨は夜のイメージ。それでも、午後徐々に晴れるという予想を信じ傘を差さずに観戦です。
 そして今日の相手は熊本。JFL時代の去年に夏の九州旅行で見て(んでYKKに負けて)、そして今年晴れてJ2での戦いになります。

 その熊本、布陣は4-4-2。去年見たチームとは中盤が総とっかえで、岐阜がDFが全部違っていたことといい上のリーグに行くのは選手にとって厳しい。
 一方の横浜FCは発表では4-5-1ながら、両サイドカズと難波が前目のポジションを取る感じ。3トップに近いポジションになります。そして根占が左サイドバックに回り、確かに長良川の試合ではこなしてたけどなにかもったいない。


 中盤でプレッシャーがないわけではないものの、両チーム立ち上がりからパスがつながっていきます。ただ熊本はシュートまでいくものの精度が悪く入らない。横浜FCは最終ラインでファールをもらうもののセットプレーが決まらないと決め手に欠ける流れ。
 ただ、横浜FCは両サイドカズ・難波の前への突破が大きな武器となっていて、前半25分に矢野のクリアボールを拾ったところからカズがサイドからのクロス。受けたアンデルソンが市村に倒されPKを得ます。これをアンデルソンが決めて先制。
 43分には上村が最終ラインからドリブルを始めたところを三浦淳がカット。持ち上がり難波にパス、左からのセンタリングをファーのカズがシュートもポストにあたって跳ね返ります、が、アンデルソンが詰め2点目。
 2点とも相手ゴール近くからボールを奪った事から産まれた得点。2点リードで横浜FCが折り返します。

 前半、2失点ながらそれなりの形を作ってきた熊本ですが、後半立ち上がりは何か壊れたように。
 立ち上がり後半1分、三浦淳ボールカットからアンデルソンにパス。河端をぶち抜きゴールでハットトリック達成。5分には中田からのクロス、フリーで難波のヘッドはポストでゴールならず。7分矢野の横パスを滝澤がカット、左サイドを上がり正確なクロスボール。こっちを難波はきっちりと決め4-0。
 試合を決めると、次の試合は水曜日なのでアンデルソンを下げ突破力のあるチョヨンチョル、三浦淳を下げ今日中盤でルーズボールが拾えなかったので小野をボランチにと入れ滝澤を前に。
 一方の熊本は8分に両サイドMFを同時に交代させ、点を取りに行こうと模索。
 両チーム激しく動く中でまたも横浜FCに流れが入り、17分入ったばかりの小野が右からクロス、これをヨンチョルが決め5-0。5点目など、ゴール前にカズ・難波・ヨンチョルと3人いたのにマークは河端だけと、完全にチームが形を成していない状況になり、なすすべもなくやられてしまった感じ。
 福王投入後、ややチームが落ち着くものの。圧倒的大差で横浜FCが勝った試合となりました。

 横浜FCは、前に人数をかけ相手のゴールから近い位置でボールを奪い、そのままゴール前で勝負する形がしっかりできたゲームでした。そして難波・ヨンチョル今季初ゴールおめでとう。
 勝った事は素直に喜べばいいですが、ただ今日に関しては熊本が崩れてしまった感が大きく、ラッキーなだけで参考にはならないかと。いかにいいサッカーを、いかに長く続けられるかがJ2を生き残るかに必要ですから。
 逆に熊本はこんな試合、いつまでも引きずらずに次に向けて。
 それにしてもJ2は奇数チームで、横浜FCが先週火曜休み、熊本は試合とハンデがあったのもこんな試合になった原因かと。ACLで戦うチームがリーグで不調だったり、過密日程は見てる人間が思う以上に選手にダメージを与えるのかもと感じたりもしました。

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