2005年12月15日 リバプールFC-デポルティボ・サプリサ
2005年12月15日 TOYOTA Cup Japan 2005 Match4 準決勝
横浜国際総合競技場 43902人
リバプールFC 3-0 デポルティボ・サプリサ
(2-0)
(1-0)
前3 クラウチ
前32 ジェラード
後13 クラウチ
リバプール
FW 15クラウチ 9シセ
MF 6リーセ 8ジェラード
22シソコ 14シャビアロンソ
DF 21トラオレ 5ヒーピア 29カラガー 17ホセミ
GK 1レイナ
GK 1レイナ 6.0 ピンチらしいピンチはなかった。フィードやスローがすごく正確。
DF 17ホセミ 6.5 相手に狙われたサイドながら、きっちり攻撃を防ぎ。スペースを狙った攻撃参加も。
29カラガー 6.0 守備は無難にこなす。奪って攻撃のスタートになるパスも正確で速い。
5ヒーピア 6.5 すばらしいカバーリングで、相手にチャンスを作らせない。
後27→10ルイスガルシア 5.5 左MFの位置に入るが、これといってチャンスになるようなプレーができず。
21トラオレ 6.0 他のDFも良く、あまり活躍できる場面もなし。守備自体は強そう。
MF 14シャビアロンソ 5.5 他の選手に比べ、ボールに関わる回数が少なかった。
後34→ハマン -
22シソコ 6.5 フィールドの幅をいっぱい使った展開力で攻撃を組み立てる。
8ジェラード 6.0 2点目を決めたシュートはすばらしかったが、試合全体としては目立つ場面は少なかった。
後19→シナマ 6.5 右サイドから積極的に仕掛け、ゴールのすぐ近くまで切り込んでいた。
6リーセ 6.5 左サイドからの突破、そして中に正確なボールをいれ得点のアシストをする。
FW 9シセ 6.0 うまいしパスをつなげるしキープ力はあるけど、ゴールに対し消極的で怖くなかった。
15クラウチ 7.0 長身を使うだけでなく。一見不器用そうながらきっちりと足元もでき2得点。
デポルティボサプリサ
FW 12サボリオ 11ロナウドゴメス
MF 2ポラーニョス 23ベネット
8センテーノ 19アソフェイファ
DF 16バディージャ 3コルデロ 4ゴンザレス 5ドラモンド
GK 1ポラス
GK 1ポラス 5.5 3失点はGKの責任だけとはいえないが、うまくはなく抵抗もできない。
DF 5ドラモンド 5.0 マークすべきリーセに対し何もできず好き放題やられる。
4ゴンザレス 4.5 クラウチとの体格差は仕方ないにしても、あまりにも相手を自由にさせすぎ。
3コルデロ 4.0 ゴール前でボールを取られたり、裏に走る選手を忘れたり。あまりにも形の悪い失点。
16バディージャ 5.0 ミスやファールも目立ち、逆サイドからのボールのカバーができてない。
MF 19アソフェイファ 5.5 それなりに相手を止めパスを出してとプレーしていたが、力が劣るのは否めず。
8センテーノ 6.0 守備の強い相手に苦しみながら、相手DFの裏へ何度も危険なボールを出す。
23ベネット 4.5 こちらサイド押し込まれ何もできなく交代。
ハーフ→10ソリス 6.0 チームの攻撃のできる時間帯少なかったが、それでもいくらかチャンスを作る。
2ポラーニョス 6.0 左サイドからの攻撃を仕掛け、数少ない攻撃パターンの一つになっていた。
FW 11ロナウドゴメス 5.5 前でのボールの受け手になり勝負を仕掛けるも相手が強すぎる。
後31→20ドラモント -
12サボリオ 5.0 相手の裏を取ろうともがくも、何もできない。せっかくのフリーも外してしまう。
後38→7アレマン -
トヨタカップも昨日の南米代表サンパウロに続いて、今日ヨーロッパ代表リバプール(イングランド)が登場します。
さすがにリバプールは豪華なメンバーで、シセ・モリエンテス・シャビアロンソ・ジェラード・ルイスガルシア等々サッカーファンなら誰でも知ってるような名前の選手がメンバーに入っています。ただ、周りにもいるのですが、海外のサッカーだけをありがたがってJリーグを不等に下に見る連中がまた喜びそうなメンバーで、あっさり勝ってほしくない感情もあります。そして来てる客も高い入場料なのにそんな感じの高校生や大学生の若い子が多く、ちゃんとJリーグも見にきてよと愚痴も。
そして、本物のリバプールサポーターもいっぱい。まず体もでかい分、とにかくみんな声がでかい。札幌サポーターよりもでかい。そして楽しそう。勝つぞ、っていう悲壮感よりもこの場をめいっぱい楽しもうって雰囲気で。周りの日本人煽って盛り上げてるし。売り子のおねえさん口説いてるし。きすまでしてるし。。。
ともかく、それでもめったに見ることのないヨーロッパの一流選手のプレーを今日は楽しみたいと思っています。
一方のサプリサ(コスタリカ)はシドニーFCに勝っての準決勝進出。テレビで見た限りあまり強そうには見えませんでしたが、今日はどんな試合をするか。サッカーはやってみないとわからない。
そんな試合は、前日の試合と違い明らかに実力差があるといった様子で。リバプールのほうが一方的に主導権を握る展開。
いきなりの前半3分、左サイドリーセからのボールをシセが落とし、そこに飛び込んだのがクラウチ。しっかり抑えたコンパクトなボレーでこのボールをシュートし、これを決めリバプールが先制します。
このボールつなぎの正確で速いのといい、クラウチの落ち着いたシュートといいリバプールのレベルが高いと感じるとともに、ここまでゴール前を自由にさせるサプリサDFも見てて不安です。
この後も一方的なリバプールペース。5分クラウチ、7分シセ、11分クラウチと続けさまにシュート。リバプールは守備も堅くあっさりとサプリサからボールを奪い、最終ラインからの攻撃の1歩目のボールは正確に前の選手につながります。受けるほうもボールが正確ですからフィールドいっぱいに広がったり、うまく空いたスペースを突けたり。そうして前ではリーセのクロスやシセの個人技で崩し、最後はクラウチが決めに行くといった感じ。
一方のサプリサは、中でつながず必死に長いボールで相手DFの裏を狙う感じ。もっとも取ったら正確なパスを前に供給できる守備陣相手に、へたにパス回してカウンターも怖いですから仕方のないところ。回数も少ない上にDFに取られたりオフサイドになったりで成功率も低い作戦ですが、それでも27分ボランチのセンテーノから出たボールがサボリオに渡りフリーに。しかしこれを外します。
チャンスがありながら2点目がなかなか決まらなかったリバプールですが、32分DFからのフィードをクラウチが頭で左サイドにはたきリーセへ。ゴール前サプリサDFは中に入る選手につられ、ファーに飛び込んだジェラードがフリーに。そしてジェラードがセンタリングをノートラップのボレーで合わせゴール。リバプール2点目。
最終ラインからゴールまでのつなぎも正確で速く、おもしろいようにつながり。最後のジェラードのゴールもすごい技術。さすがリバプールと思いつつも、北中米王者なのにファーに飛び込む選手のマークができていないサプリサの守備もひどいです。
前半はリバプールが強さを見せ、2-0で折り返します。
後半もリバプールのペース。立ち上がり1分シセ、3分クラウチ、4分シセとゴール近くで個人技で仕掛け、それぞれFKを得ますが決まらず。
そして12分、シソコからのボールが左サイドリーセに。この時点で前はリーセとクラウチ。守るサプリサは3人の2対3の形。しかし、リーセはマーカーをかわしセンタリング。これをコルデロが抑えようとするもクラウチがかっさらいゴール。3点目を取り3-0。数的優位をキープしても点を取られるって、相当の実力差です。
3点目を取った後も、リバプールのペースですが後は適当に流して行く感じ。代える必要のないジェラード、ヒーピア、シャビアロンソを下げ他の選手の調整もさせるぐらいの試合運び。どうせなら個人的にはモリエンテスが見たかったですが、出れず。
一方のサプリサはチャンスがほとんどなく。見せ場は35分ポラーニョスが個人技で切り込みシュート、41分相手ゴール前に入ったボール、相次いでソリス・アレマンとシュートを打ったぐらい。
圧倒的な力の差を見せつけ、3-0でリバプールが勝利。危なげなく決勝進出を決めました。
この試合、ヨーロッパのサッカーのレベルの高さを感じ、有名な選手のすばらしいプレーが堪能できた。という意味ではおもしろい試合でした。個人技がすごいのは映像でも見れますが、生で見て正確で速くて距離も稼げるパスを基とした、フィールドいっぱいのスペースを使い切るサッカーという部分でサッカーの内容のレベルの高さを知りました。Jリーグならボールの空いているほうにフリーの選手がいるのに。。。と思ってるところに一発でパスを出せたり。しかもそれがすべての選手ができる。結局、レベルの高い連中は人と違ったことができるってより、基本的なことが人より高いレベルでできること。なんだなあって思ったりしました。
しかし、受けるサプリサが弱くサッカーという勝負を楽しむ意味ではつまらない試合でした。テレビで見た昨日のサンパウロ-アルイテハドが高いレベルで、しかも双方必死さを感じさせるサッカーで、昨日のほうが当たりだったのかもと思ったり。サンパウロの選手なんかすごく技術があるうえに、日本人以上にサボらず前線の守備までするのを見たのに、今日のリバプールなんて余裕だったし。
つうわけで、1位サンパウロ、2位リバプール、3位アルイテハドかな?予想です。
