2005年12月15日 リバプールFC-デポルティボ・サプリサ

2005年12月15日 TOYOTA Cup Japan 2005 Match4 準決勝 
横浜国際総合競技場 43902人

   リバプールFC  3-0  デポルティボ・サプリサ
            (2-0)
            (1-0)
  前3 クラウチ
  前32 ジェラード 
  後13 クラウチ

リバプール
FW          15クラウチ    9シセ
MF    6リーセ                   8ジェラード
            22シソコ    14シャビアロンソ
DF   21トラオレ   5ヒーピア   29カラガー  17ホセミ 
GK                  1レイナ

GK 1レイナ   6.0 ピンチらしいピンチはなかった。フィードやスローがすごく正確。
DF 17ホセミ  6.5 相手に狙われたサイドながら、きっちり攻撃を防ぎ。スペースを狙った攻撃参加も。
   29カラガー 6.0 守備は無難にこなす。奪って攻撃のスタートになるパスも正確で速い。
   5ヒーピア 6.5 すばらしいカバーリングで、相手にチャンスを作らせない。
後27→10ルイスガルシア 5.5 左MFの位置に入るが、これといってチャンスになるようなプレーができず。
   21トラオレ 6.0 他のDFも良く、あまり活躍できる場面もなし。守備自体は強そう。 
MF 14シャビアロンソ 5.5 他の選手に比べ、ボールに関わる回数が少なかった。
後34→ハマン  -
   22シソコ  6.5  フィールドの幅をいっぱい使った展開力で攻撃を組み立てる。
   8ジェラード 6.0 2点目を決めたシュートはすばらしかったが、試合全体としては目立つ場面は少なかった。
後19→シナマ 6.5  右サイドから積極的に仕掛け、ゴールのすぐ近くまで切り込んでいた。
   6リーセ  6.5  左サイドからの突破、そして中に正確なボールをいれ得点のアシストをする。
FW 9シセ    6.0 うまいしパスをつなげるしキープ力はあるけど、ゴールに対し消極的で怖くなかった。
   15クラウチ 7.0 長身を使うだけでなく。一見不器用そうながらきっちりと足元もでき2得点。

デポルティボサプリサ
FW             12サボリオ   11ロナウドゴメス      
MF   2ポラーニョス                     23ベネット
             8センテーノ      19アソフェイファ       
DF   16バディージャ   3コルデロ   4ゴンザレス 5ドラモンド
GK                    1ポラス

GK 1ポラス     5.5 3失点はGKの責任だけとはいえないが、うまくはなく抵抗もできない。
DF 5ドラモンド   5.0 マークすべきリーセに対し何もできず好き放題やられる。
   4ゴンザレス  4.5 クラウチとの体格差は仕方ないにしても、あまりにも相手を自由にさせすぎ。
   3コルデロ    4.0 ゴール前でボールを取られたり、裏に走る選手を忘れたり。あまりにも形の悪い失点。
   16バディージャ 5.0 ミスやファールも目立ち、逆サイドからのボールのカバーができてない。
MF 19アソフェイファ 5.5 それなりに相手を止めパスを出してとプレーしていたが、力が劣るのは否めず。
   8センテーノ   6.0 守備の強い相手に苦しみながら、相手DFの裏へ何度も危険なボールを出す。
   23ベネット    4.5 こちらサイド押し込まれ何もできなく交代。
ハーフ→10ソリス  6.0 チームの攻撃のできる時間帯少なかったが、それでもいくらかチャンスを作る。
   2ポラーニョス  6.0 左サイドからの攻撃を仕掛け、数少ない攻撃パターンの一つになっていた。
FW 11ロナウドゴメス 5.5 前でのボールの受け手になり勝負を仕掛けるも相手が強すぎる。
後31→20ドラモント -
   12サボリオ  5.0 相手の裏を取ろうともがくも、何もできない。せっかくのフリーも外してしまう。
後38→7アレマン -

toyotacup20052
 トヨタカップも昨日の南米代表サンパウロに続いて、今日ヨーロッパ代表リバプール(イングランド)が登場します。
 さすがにリバプールは豪華なメンバーで、シセ・モリエンテス・シャビアロンソ・ジェラード・ルイスガルシア等々サッカーファンなら誰でも知ってるような名前の選手がメンバーに入っています。ただ、周りにもいるのですが、海外のサッカーだけをありがたがってJリーグを不等に下に見る連中がまた喜びそうなメンバーで、あっさり勝ってほしくない感情もあります。そして来てる客も高い入場料なのにそんな感じの高校生や大学生の若い子が多く、ちゃんとJリーグも見にきてよと愚痴も。
toyotacup2005sapo
 そして、本物のリバプールサポーターもいっぱい。まず体もでかい分、とにかくみんな声がでかい。札幌サポーターよりもでかい。そして楽しそう。勝つぞ、っていう悲壮感よりもこの場をめいっぱい楽しもうって雰囲気で。周りの日本人煽って盛り上げてるし。売り子のおねえさん口説いてるし。きすまでしてるし。。。
 ともかく、それでもめったに見ることのないヨーロッパの一流選手のプレーを今日は楽しみたいと思っています。
 
 一方のサプリサ(コスタリカ)はシドニーFCに勝っての準決勝進出。テレビで見た限りあまり強そうには見えませんでしたが、今日はどんな試合をするか。サッカーはやってみないとわからない。

 そんな試合は、前日の試合と違い明らかに実力差があるといった様子で。リバプールのほうが一方的に主導権を握る展開。
 いきなりの前半3分、左サイドリーセからのボールをシセが落とし、そこに飛び込んだのがクラウチ。しっかり抑えたコンパクトなボレーでこのボールをシュートし、これを決めリバプールが先制します。
 このボールつなぎの正確で速いのといい、クラウチの落ち着いたシュートといいリバプールのレベルが高いと感じるとともに、ここまでゴール前を自由にさせるサプリサDFも見てて不安です。
 この後も一方的なリバプールペース。5分クラウチ、7分シセ、11分クラウチと続けさまにシュート。リバプールは守備も堅くあっさりとサプリサからボールを奪い、最終ラインからの攻撃の1歩目のボールは正確に前の選手につながります。受けるほうもボールが正確ですからフィールドいっぱいに広がったり、うまく空いたスペースを突けたり。そうして前ではリーセのクロスやシセの個人技で崩し、最後はクラウチが決めに行くといった感じ。
 一方のサプリサは、中でつながず必死に長いボールで相手DFの裏を狙う感じ。もっとも取ったら正確なパスを前に供給できる守備陣相手に、へたにパス回してカウンターも怖いですから仕方のないところ。回数も少ない上にDFに取られたりオフサイドになったりで成功率も低い作戦ですが、それでも27分ボランチのセンテーノから出たボールがサボリオに渡りフリーに。しかしこれを外します。
 チャンスがありながら2点目がなかなか決まらなかったリバプールですが、32分DFからのフィードをクラウチが頭で左サイドにはたきリーセへ。ゴール前サプリサDFは中に入る選手につられ、ファーに飛び込んだジェラードがフリーに。そしてジェラードがセンタリングをノートラップのボレーで合わせゴール。リバプール2点目。
 最終ラインからゴールまでのつなぎも正確で速く、おもしろいようにつながり。最後のジェラードのゴールもすごい技術。さすがリバプールと思いつつも、北中米王者なのにファーに飛び込む選手のマークができていないサプリサの守備もひどいです。
 前半はリバプールが強さを見せ、2-0で折り返します。

 後半もリバプールのペース。立ち上がり1分シセ、3分クラウチ、4分シセとゴール近くで個人技で仕掛け、それぞれFKを得ますが決まらず。
 そして12分、シソコからのボールが左サイドリーセに。この時点で前はリーセとクラウチ。守るサプリサは3人の2対3の形。しかし、リーセはマーカーをかわしセンタリング。これをコルデロが抑えようとするもクラウチがかっさらいゴール。3点目を取り3-0。数的優位をキープしても点を取られるって、相当の実力差です。
 3点目を取った後も、リバプールのペースですが後は適当に流して行く感じ。代える必要のないジェラード、ヒーピア、シャビアロンソを下げ他の選手の調整もさせるぐらいの試合運び。どうせなら個人的にはモリエンテスが見たかったですが、出れず。
 一方のサプリサはチャンスがほとんどなく。見せ場は35分ポラーニョスが個人技で切り込みシュート、41分相手ゴール前に入ったボール、相次いでソリス・アレマンとシュートを打ったぐらい。
 圧倒的な力の差を見せつけ、3-0でリバプールが勝利。危なげなく決勝進出を決めました。

 この試合、ヨーロッパのサッカーのレベルの高さを感じ、有名な選手のすばらしいプレーが堪能できた。という意味ではおもしろい試合でした。個人技がすごいのは映像でも見れますが、生で見て正確で速くて距離も稼げるパスを基とした、フィールドいっぱいのスペースを使い切るサッカーという部分でサッカーの内容のレベルの高さを知りました。Jリーグならボールの空いているほうにフリーの選手がいるのに。。。と思ってるところに一発でパスを出せたり。しかもそれがすべての選手ができる。結局、レベルの高い連中は人と違ったことができるってより、基本的なことが人より高いレベルでできること。なんだなあって思ったりしました。
 しかし、受けるサプリサが弱くサッカーという勝負を楽しむ意味ではつまらない試合でした。テレビで見た昨日のサンパウロ-アルイテハドが高いレベルで、しかも双方必死さを感じさせるサッカーで、昨日のほうが当たりだったのかもと思ったり。サンパウロの選手なんかすごく技術があるうえに、日本人以上にサボらず前線の守備までするのを見たのに、今日のリバプールなんて余裕だったし。

 つうわけで、1位サンパウロ、2位リバプール、3位アルイテハドかな?予想です。 
 
 

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2005年12月11日 アルイテハド-アルアハリ

2005年12月11日 TOYOTA Cup Japan 2005 Match1 
国立霞ヶ丘競技場 28281人

   アルイテハド 1-0 アルアハリ
           (0-0)
           (1-0)
   後33 ヌール

アルイテハド
FW            3カロン         7モハメドハダイル
MF 8アブシュギール       18ヌール         2アルドサリ
          14サウドハリリ         11チェコ
DF   21アルモンタシャリ    20アドナンファラタ    4トゥカル
GK                  1ザイード

GK 1ザイード      6.0 相手のチャンスが少なく、あまり出番がなかった。
DF 4トゥカル       6.0 対人能力の強さで、相手の攻撃を防いでいた。
  20アドナンファラタ  5.5 危険な場面を作ったわけではないが、変なバックパスとかやや不安定に見えた。
  21アルモンタシャリ 6.5 当たりに強くボールを奪う技術もあり、時には攻撃参加と非常に能力の高い選手。
MF 11チェコ       6.0 持ったらドリブル持ったらドリブルと仕掛けてくる。いいクロスからアシストを記録。
   14サウドハリリ   5.5 中盤であまり目立った動きが出来なかった。  
   2アルドサリ     6.0 積極的にスペースに飛び込み、サイドを崩すのに大きな役割をした。
   18ヌール       7.0 何本もいいパスを供給してチャンスを作り、最後は自分がゴール前に飛び込み得点。
   8アブシュギール  6.0 隙を見てのパスカットや危険なスペースの飛び込みと、センスの良さを見せる。
後ロス→5アルガルニ  -
FW 7モハメドハダイル 5.5 カロンを生かしたり、パス回しに参加するが。シュートが打てない。
後19→17ソウド -
   3カロン        6.5 スピードに乗ったドリブルで相手を崩し、決定的なチャンスを何度も作る。


 
アルアハリ
FW          9エマドメタエブ    22アブータリカ
MF   12ジウベルト                    8モハメドバラカト
            17シャウキ          14モスタファ
DF 5エルサイード  7シャディモハマド   6ワエルゴマ  2エルシャテル
GK                  1エルハダリ

GK 1エルハダリ    6.5 いい飛込みや好セーブを見せるが、失点時のセンタリング飛び込みだけがマイナス。
DF 2エルシャテル   5.5 前半いいオーバーラップでチャンスを作るが後半は見せ場がなかった。
後26→13アシュール -
   6ワエルゴマ    5.0 カロン相手に苦しみ、ミスも多く、失点時ヌールに振り切られる。
   7シャディモハマド 6.0 カバーリングがうまく、危険な部分をうまく芽をつぶしていた。
   5エルサイード   6.0 スピードや技術で守りをこなしていくタイプ。サイドよりも中のほうが向いてるかも。
MF 14モスタファ    6.0 後ろ目からのパス組み立てや、チャンスと見るやドリブルで上がったり。
   17シャウキ     5.5 ボールを持ってもなかなか前にいけず下げる場面が多かった。 
   8モハメドバラカト 6.0 サイドに開いてチャンスを作ることを意図し、そのようにチャンスを作っていた
   12ジウベルト   5.0 申し訳ないが、いたことに気づかなかったぐらいの存在感
ハーフ→15アブーモサレム -
後39→18オサマ・ホスニ -
FW 22アブータリカ  6.0 やや下がり目でプレーし、パスやドリブルで攻撃力を見せた
   9エマドメタエブ  5.5 ゴール前で勝負するも、競り合いに弱くチャンスにならない。


20051211toyota
 本日からトヨタカップが開幕しました。昨年までヨーロッパと南アメリカのチャンピオン同士の戦いだったのが、今年から各大陸のチャンピオンのトーナメント戦になります。
 開幕戦は、Jリーグチームも参加したAFCチャンピオンズリーグを勝ちあがったアジア代表アルイテハド(サウジアラビア)と、アフリカ代表アルアハリ(エジプト)の対決になります。っていっても、大陸同士よりはアラブ同士の戦いといった感じで、欧米の感覚での大陸分けの弊害でしょう。アラブと東アジアが同じ地区っておかしいし。
 開幕戦の国立は両チームサポーターもたいしていなくアットホームな雰囲気で試合を迎えます。

 試合は、まずはアルアハリの攻撃、それぞれセットプレーから5分エルサイード、7分ワエルゴマのシュートとチャンスを作ります。
 アラブに限らず、日本以外のサッカーを見るとまず感じるのは体同士のあたりが激しいことで。この試合も立ち上がり体をぶつけ合う格闘技のようなサッカーで、ファールも多く、そこからのセットプレーでのチャンスとなります。
 その中での両チームの特徴は、アルアハリはサイドからの攻撃を志向します。22番アブータリカがボールをサイドにはたき、2番エルシャデルや8番モハメドバラカドがサイド突破を仕掛け、センタリングやファールを得てのセットプレーからの攻撃の組み立てをします。
 一方のアルイテハドは、とにかく持ったらドリブルドリブルといった感じで、中から個人技で崩そうとします。37分8番アブシュギールから3番カロンへのパス、ドリブルをファールで止めPA前のFKを得るもこのFKはGK正面。40分カウンターからドリブルでカロンが抜け出すもDFがカバー。
 アルイテハドも、カロンの個人技だけに頼ったチームに見え、個人技があるのは分かるものの見てておもしろくないと思っていた矢先、ロスタイム最大ののチャンスが訪れます。珍しくアルイテハドがサイド攻撃からの崩しでCK、そこからカロンがフリーでヘッドもGKエルダハリのがファインセーブで防ぎます。
 前半、両チーム慣れない寒さからか。見せ場も少なく0-0で折り返します。

 後半は、アルイテハドが見せてくれます。立ち上がり、1分・3分とヌール→モハメドハダイルの斜めのパスでチャンスを作りますがシュートをしっかり打てません。それでも、ただの1対1の個人技のサッカーからはパスをつないでチャンスを作るサッカーらしい展開に。
 8分ヌール→カロン、裏を狙うスルーパス。13分左サイドからのボールをカロンがポストプレー、そこにヌールが飛び込みシュート。20分DFのアルモンタシャリがオーバーラップ、サイドを個人技で抜いていきチャンスを作ります。ヌールもプレスを受けながらそれをきっちりボディバランスよく受けパスを回したりと、それぞれゴールにはならないものの、前半よかったカロン以外の各個人の技術の高さに加え、攻撃パターンの引き出しの多さを見せてくれます。
 アルアハリは後半は耐える展開。26分エルシャデル→アシュールの交代で3バックにし、中を崩す相手に対応するのにサイドを減らして中央の人数を増やします。
 しかし、アルイテハドもそれを狙ったように今度はサイドを突いてきます。33分2番アルドサリと11番チェコが右サイドを二人のパス交換で崩します。そしてチェコのセンタリング。正確なボールが相手GKとDFの両方対応しにくいスペースに入り、そこにヌールが飛び込み押し込んでシュート。このゴールを決めアルイテハドがやっとというべき、先制をします。
 このあと、アルアハリはロングボールでの攻撃。40分、ロスタイムそれぞれチャンスを作るも決められず。結局1-0でアルイテハドが勝利し、準決勝サンパウロ戦に進出しました。

 会場のぬるい雰囲気もあって、ぼおっと見てると凡戦ぽかったですが。アルイテハドはまず21番アルモンタシャリ、18番ヌール、3番カロンといった選手を中心に個人技のレベルが高く、さらに攻撃パターンの種類も後半は多く見られ、組織としても悪くない。そして試合の流れを読み相手の動きを見てしっかり弱点をついて得点と、試合をコントロールする能力の高さと。ものすごくいいチームと感じました。しかも、これでいて登録のミスで外国人3人が試合に出てないとかで。
 AFCチャンピオンズリーグでJリーグのチームが勝ち上がれば対戦した相手でしたが、例えばマリノスやジュビロと比べアウエーの洗礼とかそういうのなしで、単純にサッカーの内容で格上のレベルであるといえると思います。来年以降のJリーグのチームのアジア制覇も相当努力が必要だと思います。
 あと、これならひょっとしたらサンパウロに勝てるかも、とか思ったりもしています。だったらおもしろいなあって希望ですが。

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2005年5月25日 横浜Fマリノス-PSMマカッサル

2005年5月25日 AFCチャンピオンズリーグ2005 グループF 第6節
三ツ沢公園球技場 6379人


  横浜Fマリノス 3-0 PSMマカッサル(インドネシア)
            (0-0)
           (3-0)


横浜Fマリノス
FW      15大島秀夫(6.0)  9久保竜彦(5.0)   
MF 14奥大介(6.0)               23大橋正博(5.5) 
          6上野良治(5.5) 4那須大亮(6.0)    
DF  5ドゥトラ(7.0)               17田中隼磨(6.0)
           30河合竜二(6.0) 3松田直樹(6.0)  
GK             1榎本達也(6.0)

ハーフ 15大島秀夫→11坂田大輔(5.5)
後32  9久保竜彦→27山崎雅人(-)
後38  14奥大介→25後藤裕司(-)


PSMマカッサル
FW              9モレノ(5.5)
MF    28ファグンデズ(5.5)        22アラス(5.5)
           17エディ(5.5)  11アスタマン(5.0)
DF 25ウスマン(5.0)                 12 アクマル(5.0)
     3トビアス(6.0) 4ヘルマン(6.0) 14 ダルウィス(5.0)
GK              1オバ(6.5)

後14 22アラス→7ラシド(5.5)


 前節マリノスはアウエーで山東魯能泰山に敗れ、この試合は消化試合になってしまいました。
 三ツ沢でのホームといい、伝聞で聞いたアウエーでの戦いといい、たぶん単純なサッカーのうまさではマリノスが山東に勝るでしょう、が、選手からチームを支えるスタッフまで勝つために手段を選ばない戦いぶりで山東がF組を突破してしまいました。そういえば去年も城南一和の原理信者動員+あやしい得失点差でやられて。

 消化試合ってことでか、Tシャツと中華スープのプレゼントが。Tシャツはしっかりした作り。中華スープは具もしっかり入ってて、スープも大量に作ってるのにむやみに味濃くせず上品な味ですばらしい。さらに予選リーグ3試合見たのでストラップまでもらえてと、満足のおみやげ接待を受けます。これはこれでもらってうれしいもんです。

 んで試合を。
 マリノスは、いつもの3バックから4-4-2の布陣。しかも両サイドバックには田中とドゥトラと、攻撃的な選手を入れます。そして、久保のスタメン復帰。このあたりが見どころになるでしょうか。
 PSMマカッサルの試合前練習、選手同士のパス交換を見ていると、強くてまっすぐなボールが蹴れないようで、キック一つ見てもマリノスよりは弱いことは分かります。それを踏まえているのか5バックの1トップで5-4-1の布陣。1トップのモレノだけが前線に残り、後の選手は守りに入る形と「弱者の戦い方」で試合に入ります。

 マリノスは攻撃的な、マカッサルは守備的な布陣を引いたこの試合。当然というべきかマリノスが一方的に主導権を握り、ほぼマカッサル陣内で試合が進んでいきます。この試合シュート数はマリノス30本(対するマカッサル3本)。
 相手を崩す中心は左サイドドゥトラからの突破で、そこに奥がサポートに行く形。マカッサル陣内のさらに右側で多くの時間帯試合が進んでいきます。というのも4バックでドゥトラが上がりっぱなしということで、逆サイドのの田中が全く上がれなくて、右からの攻撃のサポートにいけない状態。かといって田中の守備機会は少なく、普段の攻めているときの思い切りの良さに比べ、守っている時は戸惑っている感じ。4バックの場合、片方のサイドバックが上がれば、片方が上がらないのはセオリーですが、相手はワントップでこれを松田と河合がマークし他の選手も攻撃に来ない状態で、ここはリスク負っても田中上がっても良かったかなと。もちろん「試合始まっていきなりそんなリスク負う必要もない。カウンターもあるし」って考えもありますが。ともかく、4バックにすることで「両サイドとも攻撃力がある」メリットを生かせていません。いまのメンバーだとリーグ戦も3バックのが良さそう。
 FWは大島が最前線でDFと競り合い、うまくボールを落とし味方のフォローを待ち。時には守備で相手ゴールに近い場所でボールを奪うことも。大島と組む久保はそのサポート的な役割でしたが、受けたボールをゴールを背に周りの味方にパスするだけで久保らしさを全く感じないプレーで、コンディションはまだまだという感じ。
 マリノス、前半圧倒的に攻めながらシュートが全然入らず0-0で折り返します。あれだけ攻めて無得点かよ、と。

 後半、大島に代えて坂田投入。大島むしろいいぐらいで、勝負に行くなら久保のほうを交代だろうけど、久保を大島がやっていた役割にして、結果優先じゃないこの試合で久保をもっと試合に慣らさせようという意図だろうと。久保は前のほうで高さを生かしてポスト役でボールを受けにいきます。ただゴール前にいいクロスが入ってきてもヘディングシュートがうまく合わせられなかったりと、なかなかうまくいいプレーはできません。
 一方で、後半からはドゥトラもやや攻撃を抑え目にし田中も上がりだし攻撃に絡むように。両サイドバランスをうまく取って右からもチャンスを作れるようになります。
 相変わらず、マリノスが攻めます。しかし、攻めても攻めてもシュートが入らない展開は続き時間だけが進んでいきます。ただ、結果を求められないことが幸いし、選手もスタンドも悪い方向の焦りの様子が見られなく。もしこれが「○点差で勝たないといけない」などの状況なら、焦って悪循環にはまって自滅する恐れもあるわけです。
 それでも後半30分、やっと得点が入ります。相手DFが自陣内でボールをキープ。しかしクリアが遅くドゥトラがボールをカットし、角度のないところからシュート。これが決まり先制します。
 これでマカッサルの緊張の糸が切れたのか34分FKから上野のヘッドで2点目、37分坂田が倒されPA前FK、これを奥が決め3点目。いままでがウソのようにあっさり追加点を奪っていきます。
 結局3-0でマリノスが勝ち、F組2位の予選敗退でこの大会を終えました。

 勝ったとはいえ、守りに入られた格下の相手に後半30分まで点を奪えず。3点取ってもいい内容とは言えませんでした。この試合も結局は後半30分に先制するまで相手の術中にはまってたわけで、山東戦といい、勝つために相手がこちらを出し抜こうとワナにはめようとしているところ、そのワナに突っ込んでしまった。一方マリノスに限らず日本のチームは相手どうこうより自分たちのサッカーをすることに価値観を置きます。そしてF組4チームで一番サッカーがうまいマリノスでも予選突破できなかった。そういうことなんでしょう。
 アジアで戦うことは、サッカー自体のほかにも相手がどう仕掛けてくるか見抜き、それをうまく乗り越え利用できるようなしたたかさが必要になると、3連戦見て感じました。来年AFCチャンピオンズリーグに出る日本のチームはぜひそこまで乗り越えてほしいと思います。

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2005年4月20日 横浜Fマリノス-BECテロサーサナ

2005年4月20日 AFCチャンピオンズリーグ2005 グループF 第4節
三ツ沢公園球技場 6062人


  横浜Fマリノス 2-0 BECテロサーサナ(タイ)
            (1-0)
           (1-0)
  前ロス 坂田
  後11  安    


横浜Fマリノス
FW      19安貞桓(6.5)   11坂田大輔(6.5)
MF 28原信生(5.5)   23大橋正博(6.0) 17田中隼磨(6.5)
        6上野良治(6.0)    13熊林親吾(5.5) 
DF  22中澤佑二(6.5)  2中西永輔(5.5)  30栗原勇蔵(6.5)  
GK             1榎本達也(6.0)

後15 19安貞桓→17アデマール(6.0)
後30 11坂田大輔→29北野翔(5.5)
後35 6上野良治→25後藤裕司(-)


BECテロサーサナ
FW     11チャクリット(6.0)  8ティーラチップ(6.0)
MF 21ワチャラコーン(5.0)            22パナイ(6.0)
        13タナット(5.5)   26ジャカフン(6.0)
DF 10ジャトゥポン(5.5)           24ピヤタス(5.5)
        6タノンサーク(5.5) 15ファイサン(6.0)
GK             18マナ(6.5)

後38 22パナイ→16サクチャイ(-)
後44 21ワチャラコーン→30ポーンプロム(-)


 AFCチャンピオンズリーグの予選Fグループは、2位マリノスが1位山東を勝ち点3で追う展開。次の山東ホームで勝負をかけるのに、もちろんこの試合は勝って、得失点差もできれば稼いでおきたい試合です。

 マリノスは、この試合準レギュラーや控え選手中心のメンバーで臨みました。試合日程詰まってて選手疲れてるし、このメンバーで勝てる踏んでいるのでしょうか。といっても、試合に出れた選手にとってはせっかくのチャンス、この試合でいいとこ見せてレギュラー狙いたいところ。
 テロサーサナは、登録は2-3-5。2バックか?と思ったら何のことはないどう見ても4-4-2の布陣。両サイドのMF、左サイドバックがFW登録、かく乱作戦なのかいい加減なのか、よく分かんないです。

 選手個人の能力は、マリノスのほうが上のよう。しかし、テロサーサナも前線のFWがきちっと前から守備をし、マリノスの中盤にボールが入るとMFが人数をかけてボールを奪おうとし、そのMFが中盤でチェックをかけやすいように最終ラインも高い位置に押し上げて。失礼ながらタイ人のチームとは思えないような組織的なチームで、ボールのキープはマリノスのほうが多いものの、そのチームとしてきっちり組織されているテロサーサナを崩せません。
 マリノスの攻撃は前半の半ばすぎから、テロサーサナの高いディフェンスラインを破ろうと坂田が相手ディフェンスラインと、ボールのない時でも常にポジション取り争いをしていて。そこにDFの中澤や栗原からロングボールで相手ラインを下げ、あわよくばオフサイドトラップも破ってチャンスをという狙いがあり。18分と29分、坂田がうまく最終ラインを抜けチャンスを作りますが惜しくもゴールはできず。
 このまま前半が終わるかと思えたロスタイム、DFからのロングボールを安貞桓がヘッドで相手ラインの裏に流し、そこへ坂田が飛び込んでフリーで抜けシュート。やっとマリノスが先制します。この直後またロングボールから田中が裏に抜け同じようなチャンスをつくりと。ここまで健闘してきたテロサーサナの組織が崩れだしてきます。

 後半は、相手の中盤のプレスも弱ってきて、前半に仕事できなかったマリノスのMFがボールを持てるようになります。前半から動きの良かった田中に加え、大橋もやっと攻撃できるようになり、左サイド原にもボールが回りだします。前半の苦しさから抜け出しきっちりボールを回してシュートを打てるようになり、後半11分相手DFのクリアミスを大橋がシュート、GKがなんとかはじき出します。そしてここからのCKを安貞桓が決め2-0。今の相手を見るとかなり勝利に近づいた2点目をとります。
 後半16分、今日のお仕事終わりと安貞桓→アデマールの交代。ここからはアデマールにボールがよく回り、積極的にシュートを打ち、FKも何本か蹴るものの、ゴールだけがなかなか入りません。城南一和時代から見てていいFWなのは間違いないのですが。
 あと、後半かなり攻めながらマリノスが3点目を取れなかったのは。テロサーサナGKのマナが何本もファインセーブで決定的なシュートを止めていて。一つ間違えればマリノスが大量点を取れていたかな、という試合でした。
 結局、2-0でマリノスが勝利。最低限のノルマは果たしました。

 テロサーサナは、特に目立つほどいい選手はいなかったもののちゃんと組織だってチーム作ればいい試合ができることを示してくれました。ただ、前半45分しかいいサッカーがもたなかったのがもったいないところ。90分できればグループリーグ突破も狙えるのですが。そしてマリノスは前半苦しみながら、前半は坂田を中心に手ごわい相手を崩す「仕込み」をチームの意思ででき、後半にかけてそれがうまく結果に結びつきました。やっぱ大人のチームだなって思います。

 ただ、Fグループもう一つの試合が山東6ー1PSMマカッサルで5点差つき。2位マリノスと1位山東の勝ち点差が3のままながら、得失点差が4になってしまいました。残り直接対決含む2試合、最後の試合も遠く試合をしている山東の展開を見ながら試合を進めてと。グループリーグ独特の細かい計算しながらの試合運びになりそうです。もちろん、次のアウエー山東に勝たないと始まらないですが。

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2005年3月9日 横浜Fマリノスー山東魯能泰山

2005年3月9日 AFCチャンピオンズリーグ2005 グループF 第1節
三ツ沢公園球技場 6333人


  横浜Fマリノス 0-1 山東魯能泰山(中国)
            (0-0)
           (0-1)
               後22 ガオ・ヤオ


横浜Fマリノス
FW     15大島秀夫(6.5)  18清水範久(6.0)
MF 5ドゥトラ(5.5)  14奥大介(5.5) 17田中隼磨(6.0)
      4那須大亮(6.0)     6上野良治(5.5)
DF 22中澤佑二(5.5) 2中西永輔(5.5) 30栗原勇蔵(6.5) 
GK            21榎本哲也(6.0)

後23 18清水範久→27山崎雅人(-)


山東魯能泰山(シャントン ルネン タイシャン)
FW      29リー・ジンユ(6.0) 28ダンシレスク(6.5)
MF 20キュウ・ペン(5.0)            10チェン・ジー(6.0)
         16ガオ・ヤオ(6.0) 18チャオ・ハイビン(6.0)
DF 3ワン・チャオ(5.5)             25ジャオ・ツェー(6.0)
         9パシン(5.5) 5シュウ・チャン(6.0)
GK           22ヤン・チェン(6.0)

後32  20キュウ・ペン→14ユウァン・ウェイウェイ(-)
後ロス 29リー・ジンユ→6ハン・ペン(-)


 そういえば、久しぶりに三ツ沢球技場の試合を見に行きます。
 Jのリーグ戦が始まったばかりですが、マリノスは2004年のJリーグチャンピオンという日本のクラブ代表として、アジアのチャンピオンクラブを目指す戦いを平行して行うことになります。
 日本のサッカー、そしてJリーグはアジアの中ではトップクラスでありながら。なかなかこのタイトルを日本のチームは取れません。今日の試合はアジアのタイトルを取る難しさを垣間見たようなそんな試合でした。

 マリノスは、ここ2試合と同じフィールドプレイヤーでスタート。ただGKは危なっかしい飛び出しやキックミスが前の2試合でいくつか見られたからか。榎本達也の代わりに榎本哲也が入ります。
 山東はボランチを二人置き、サイドのDFが攻撃参加する4-4-2のよく見る形です。あと、選手の名前は自分風にカタカナ表記しました。

 立ち上がり、いきなり山東が攻め込みます。右からのクロスにチェン・ジーがオーバーヘッドで合わせますが外。
山東は攻撃は10番のチェン・ジーが組み立て。28番ダンジレスクに合わせる形が目立ち、パスやスピードよりは個人個人の対人能力の強さで勝負していく感じ。そして「強い」より目立ったのが「汚い」で。清水が中盤でボールを持てば足を刈りに来る、那須がボールを持ったら後ろから倒しに来るで。試合の勝ち負けよりも選手が怪我しないかの方がまずは心配になってきます。しかも、主審は韓国人で韓国のリーグだと山東に近いサッカーなので、山東のラフプレーを流し気味に試合を進めます。この試合山東に7枚のイエローカードが出ましたが、これでも少なく感じるぐらいで。ただ、具体例は出しませんが日本の審判はカード出しすぎな気もします。
 そんな中、上野は球離れを早くして。大島は相手DFに負けない強さを見せ。栗原は相手がそう来るならといい意味でも悪い意味でもそういうサッカーにうまくはまってと。ただ、やはり多くの選手はそんな相手に戸惑っていたような気はしました。
 そんな中でマリノスがうまく行ったパターンとして二つ。ワンツーパスでの崩し、例えば12分ドゥトラ→清水→ドゥトラから中の大島へセンタリング。もう一つはポスト役の大島に当ててそこから展開する形、こちらの例は18分中澤からのロングパスを大島に通すなど。ただ、そこからの2列目のフォローや、シュートの決定力が足りず。攻撃の意図は通じているものの点を取れず。前半は0-0で折り返します。

 後半、まず目立ったのは。前半攻撃の基点になっていた大島が、再三オフサイドに引っかかるようになります。山東はラインを押し上げてかなりハーフラインに近い場所で大島がオフサイドを取られるようになり、きっとハーフタイムの間に監督が指示を出したのでしょうかでしょうかうまい対策を採ります。
 それでも、マリノスは2分GKのキックから田中隼→清水とつなぐも奥がトラップミスでシュート打てず。11分上野が左からループ気味のシュートも外。15分大島倒されFK、ドゥトラから田中隼も外と。攻めつつも、ゴールを割れない展開。
 そして山東の手癖の悪さが目立ってきます。12分GKヤンチェンがマリノスサポを挑発してイエロー。20分チェン・ジーが明らかに何もしていないのに審判の影で栗原に殴られたように倒れこみます。もっともこの選手35分にもスローインのボールちんたら取りに行って遅延行為で退場になり。プレー自体良かったのにそれを打ち消すように墓穴を掘ってしまいました。さらにGK榎本哲がボールをキャッチするとFWのリー・ジンユが邪魔をしてキックさせなかったりと。これは榎本哲が無理やり相手にぶつかってでもキックすれば、相手がイエロー対象になるのだから榎本哲ももっとずるさがほしいところで。
 得点は23分。山東GKからのキックが大きく弾んでマリノス陣内に。榎本哲と中西の連携が悪く、中西がゴールラインに逃れ、コーナーキックに。コーナーキックからガオ・ヤオがシュート。なんとか那須がはじき出そうとするも出し切れずゴールを割られ、山東が先制します。
 山東は勝ち越して、さて後は逃げ切るだけとばかりに。ほとんど接触さえしていないのに倒れこんでタンカを呼んだり、選手交代の時足を痛めたふりでゆっくり戻ったりと。それもあまりに露骨に下手な演技を見せ付けられ。マリノスもこの相手でリズムを崩したのか点を取られてからはパスミスも多く、中澤やドゥトラが横パスをカットされ危うくもう一点取らせそうになるなどらしくない試合運び。最後はロングボール頼みのパワープレーに出るもゴールを割れず。この試合、0-1で落とすこととなりました。

 マリノスは開幕戦の福西のゴッドハンドといい、今日の相手のラフプレーやいんちき時間稼ぎにも屈してしまい。試合内容以前にサッカーの理不尽さの犠牲になっている感じでちょっと見ててかわいそうです。こんな試合続くと、精神的に選手のプレーにも影響してきそうで。今日の試合も後半そういう影響が出ていたかのようにミスも続いていました。ただ、それでも今日のマリノスサポーターは内容もよくなかったにも関わらず大きな声援で励まし、試合終了後も出迎えていて。選手もその声援や気持ちを感じて腐らず、これからもまじめにサッカーに取り組んでほしいと思います。卑怯なほうが勝つなんてそう続くとは思えないし。思いたくもないです。
 それにしても、この試合見た人は中国嫌いになりそうですが。個人的には中国らしいなあという感想で。何しろ旅行や買い物しててもすぐ出し抜いたりぼろうとするお国柄だし。。。。アジアと戦っているなあとは感じました。
 次のホームのタイ(BECテロ・サーサナ)は観光客相手だとそういう相手ですが。基本的にはいい人柄の人が多いので普通にサッカーできると期待したいです。

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2004年4月7日 横浜Fマリノスー城南一和天馬

2004年4月7日  AFCチャンピオンズリーグ グループG 第3節
三ツ沢公園球技場 9605人

      横浜Fマリノス 1ー2 城南一和天馬(韓国)
               (1-1)
               (0-1)
      前8 安貞桓     前ロス デニス
                  後19  アデマール

横浜Fマリノス
FW     36安貞桓(6.5)  18清水範久(6.0)
MF 14奥大介(6.0)          7佐藤由紀彦(5.0)
      26那須大亮(6.0)  6上野良治(5.5)
DF 5ドゥトラ(5.5)              8柳想鉄(5.0)   
       3松田直樹(5.5)  22中澤佑二(5.5) 
GK         1榎本達也(4.5)

後0 清水範久→9久保竜彦(5.5)
後0 佐藤由紀彦→2中西永輔(5.5)
後38 安貞桓→11坂田大輔(-)


城南一和天馬
FW     9金度勲(6.0) 18アデマール(6.5)
   11デニス(6.5)            10ハリー(6.0)
MF     8呉承範(5.5) 7申台龍(6.5)
DF 6徐[赤赤]秀(5.5)       12金道[王容](6.5)
      23李永鎮(5.5) 4サビク(5.5)
GK1         1金海雲(6.0)

後32 金道[王容]→19李城芸(-)
後44 申台龍→2金湘勲(-)


城南一和天馬について
まずはこのチームについて。読みは「そんなむ いるふぁ ちょんま」ハングルにすると出だしの「そ」の発音やら細かい突っ込みもできるのですが日本語読みではこれでいいです。本拠地は城南市、ソウル近郊にあり地下鉄でつながっており都心より約一時間、この街で有名なのは補身湯。いわゆる犬ナベです。一和が企業名。メッコールとか作っている所です。天馬はマリノスやジュビロと同じような愛称で、ペガサスって意味とか。
 それで、このチーム。日本でも有名なキリスト教系の新興宗教のバックアップを受けており、昨年のA3チャンピオンシップでも、本日三ツ沢にたくさん来ていたサポーターも、おそらくそちら系ではないかと思われます。

P1010037.JPG

こちらは普段の姿で。ちなみにホームで日曜午後の試合です
2003年6月15日 城南一和天馬1-2蔚山現代ホランイ(城南総合競技場)
この日の蔚山FWでキャプテンは柳想鉄で、せっかく見に行ったのにこの直後カフーの穴埋めにこっち来ました。あと李天秀もスペイン出発前で蔚山にいて
seongnam_sapo.JPG


またもやられてしまう
2月22日に上海で行われたA3チャンピオンシップの同カードで0-3と大敗し、タイトルを城南に手渡してしまったマリノス。またもAFCチャンピオンズリーグの予選リーグでの対戦になりました。Jリーグの昨年チャンピオンとして、やはり同じチームに2回やられるのはまずかったのですが・・・・

それを意識していたのか、試合開始からしばらくはマリノスペース。
前半8分にマリノス左サイドからの突破から清水が流して安貞桓のゴール。今日はJリーグではなく韓国代表の安といった感じで、いいシュートを何本か打っていました。
 ただ今日の前半のマリノス、右サイドがまったく使われていませんでした。せっかく、右サイドに佐藤と柳と攻撃力の高い選手がいるのにそちらからの攻撃がなく。後半開始直後、佐藤に代え中西をいれ、柳が佐藤のポジションにあがって、やっとここで柳がボールに絡み攻撃するところが見れたぐらいです。
 一方の左サイドは見ごたえがありました。攻撃的な左サイドバックドゥトラと、対面する城南右サイドバックの12番金道[王容](キムドヨン)も波戸なみに攻撃的で。このマッチアップ。もっとも後半に入り試合が進むにつれキムドヨンがマリノス陣内により入ってくるようになりましたが
 そして前半も終了というところで、GK榎本達のミスが。コーナー付近までボールを追いかけクリアしたところ。それが相手FWデニスのパスになってしまいそのままゴールされてしましました。時間帯といい最悪のミスですが、いままで安定感があるイメージだったので意外ではありました。1つのミスが即失点につながるポジションも大変だとつくづく思います。

後半は、城南ペース。ニュース等では「風下だった」というのが言われています。確かに風は強く試合に影響は与えていたと思いますが。それよりもマリノスの動き全体がやや落ちてきたのが原因のほうではないかと思います。逆に城南のほうが運動量が落ちず、ボールを申やハリーがキープすると周りの選手がスイッチが入ったようにスペースを作ろうとトップスピードで走り始めスピード感のある攻撃を見せてくれました。それとこれは城南に限らず韓国のサッカーの特徴かもしれませんが、技術あるなしに関わらずゴール前のエリアに近づくとドリブルなどでかなり強引に個人技で勝負してきます。ここらあたりがマリノスが苦戦した原因になったと思います。
 そうして、そういった攻撃が実を結び、後半19分アデマールがゴール。
 A3の試合もテレビ観戦していましたが、結局2試合とも「スピードにやられたのかな?」と感じました。2連敗するほどには力の差はないとは思うのですが。

営業活動
カテ1チケットで、すいてた城南応援席のほうで観戦していましたら。そしたらこんなのもらえました。
kamiura.JPG
kamiomote.JPG
試合開始前などに掲げて、黄色を演出するA2サイズほどの紙で。裏は広告とメンバー表、さらに右下にはユニフォーム・高麗人参製品・メッコール1ハコが各10人に当たる懸賞応募券つき。人のホームでこんなのやるとは・・・・
もっとも、ここ相手に抗議しに行くのも怖いですが。

 

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2004年2月24日 横浜FマリノスーPersik kediri

はじめまして。
このページでは三ツ沢球技場で行われる試合を中心に、私ちるやまの観戦記を書いていこうと思っています。

サッカーって、行って見ないと正直いい試合になるかどうか分からないもんですが。それでもなるべくプレーしている
選手たちを尊敬する気持ちは忘れないで行きたいと思っています。
もちろん。いい試合はそのよさをうまく伝えていければと。

2004年2月24日  AFCチャンピオンズリーグ グループG 第2節
三ツ沢公園球技場 3589人

      横浜Fマリノス 4ー0 Persik Kediri(インドネシア)
              (2-0)
              (2-0)
 前12分 北野
 前20分 北野
 後20分 山崎
 後26分 阿部

FW      33北野翔 (6.5)    29 阿部祐大朗 (6)
MF  32山瀬幸弘(5.5) 27山崎雅人(6.5) 41 天野貴史(6)
       28 原信生 (5.5)    39 三浦旭人(4.5)
DF  34 尾本敬 (5.5)  20 金子勇樹(6)   42 加藤広樹 (5.5)
GK          21 榎本哲也 (6)

  39 三浦旭人→3 松田直樹(5.5) (後31分)
  33北野翔→8 坂井洋平 (-)(後40)
 
 

充実の控え層
現在、マリノスのいわゆるトップチームは上海にてA3チャンピオンズリーグ参戦中ということで。こちらの試合は若手中心のメンバーということになりました。
果たして、このメンバーでどれぐらいの試合ができるのか。ほとんどが見たことがないメンバーだけに楽しみではありました。

Persik Kediriは正直強いチームではありませんでした。JFLレベルぐらいでしょうか?ディフェンスも荒っぽくファールを繰り返し(イエロー4枚)終始リズムをつかめないでいました
そういった相手の実力を差し引いても、マリノスの若手には才能と可能性を見せてもらいました。

攻撃においては、阿部が前線で基点となり、そこに北野が絡むパターン
阿部は久保、北野は清水・坂田タイプでしょうか。二人とも同チームにいい見本がいます。阿部はもう少し無理にでもシュートを打てる姿勢を見せれば、FWとしての能力は高いのでトップ近いと見ました

山崎もFW登録ながらトップ下で試合をコントロール。藤田森島タイプのほうが適性なのでしょうか?
FKは山瀬が担当、あの浦和山瀬の弟なのですが。左利きのファンタジスタタイプ。テクニックはあるけど、で近いのは中村俊輔選手か

守備は、尾本・加藤が大柄な長身タイプ。空中戦は無敵でしたがそれ以外の能力にやや不安が。そこをキャプテンマークをつけた金子がよくフォローしてました。本来、ボランチの選手で。松田投入後は三浦の位置に入っていましたが。


阿部・山崎・金子あたりが。トップにいないのはもったいないと感じました
もっとも、マリノスのトップの試合に上がるのも大変なんでしょうが


ユース組
この試合、スタメンに3人のユース選手が登場。一番よかったのは天野で、小柄(165cm)ながら攻撃ではサイドの突破力、守備では運動量を生かしてしつこく相手にくらいついていく。将来のサイドバック候補として期待しています
逆に加藤は大柄な選手の中にいても頭抜け出しており(191cm)空中戦では無敵でした。フリーキックでも攻撃参加でいい役割を果たしてました。ただ足元がやや不安かと。誰にも負けないアドバンテージくれた親に感謝しつつ、そういったところを精進してほしいです
三浦は史上最年少出場(16歳6カ月13日)だそうで。ただこの試合では見所がなかったです。


松田の状態は?
故障中の松田の状態ですが、まだなんとか試合についていってる感じで。松田らしい激しさや攻撃参加などは見られませんでした。もっとも無理をする必要のない展開で、時間もそうなかったので参考にはならないのですが。


今回は個人を中心としてみてみました
才能があってもそれを生かせずサッカーをやめていく選手もいます。今日見た若い選手のなかで、一人でも幸せなサッカー人生になれば。と思います

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