2007年8月11日 横浜Fマリノス-横浜FC

2007年8月11日 Jリーグディビジョン1 第19節
日産スタジアム 53916人

        横浜FC 1-8 横浜Fマリノス
              (0-2)
              (1-6)
   後37 平本        前30 大島
                  前44 坂田
                  後6  山瀬功
                  後17 山瀬幸
                  後20 大島
                  後27 大島
                  後29 山瀬功
                  後43 大島


横浜Fマリノス
FW          11坂田大輔          15大島秀夫         
MF     8マルケス        10山瀬功治        17吉田孝行
                      35河合竜二     
DF   13小宮山尊信   3松田直樹    22中澤佑二   7田中隼磨
GK                   1榎本哲也

GK 1榎本哲也 6.5 中に入ってくるボールを試合通じほぼ完璧に処理。抜群の安定感
DF 7田中隼磨 6.0 吉田と息があったプレーで、右サイドからの攻撃の組み立てをしっかりとフォロー。
   22中澤佑二 6.0 難波をしっかりとマークし、本当に強いDFと改めて思わさせられる。 
   3松田直樹  6.0 こぼれ球さえ注意すれば危険な場面もなく、栗原をテストで出せる余裕が。
後22→30栗原勇蔵 5.5 相変わらず強さを見せてくれたが、少々荒っぽく、失点も防げるものだった。 
   13小宮山尊信  5.5 1アシストあったものの、ここ経由のパスはリズムが悪くなりボールの取れる場所に。
MF 35河合竜二 6.5 相手の攻撃を防ぎ、ボールを奪い味方に展開していく仕事をきっちりとこなしていた。
後27→6上野良治 5.5 せっかくのチャンス、守備攻撃とも河合を上回るパフォーマンスを見せれず。
   17吉田孝行 6.5 右サイドからボールの預かりどころになり攻撃を組み立て、周りの選手の良さを生かす。
   10山瀬功治 7.0 ボールを持ったら個人技で仕掛け、受けるときにはいい場所に入り込みシュートも決める。
   8マルケス  6.5 本当に技術があり、ほとんどの攻撃が彼経由で組み立てられる
ハーフ→32山瀬幸宏 7.0 技術がある上に、切り込んでシュートを打ってくる分マルケスよりさらに嫌な相手。
FW 15大島秀夫 7.5 4得点全部ごっつあんゴールだけど、その場所にいてきっちり決めるのはいいFW。
   11坂田大輔 6.0 持ち味を十分には出せたとはいえないが、一瞬の隙でシュートを決めた技術はすばらしい。

SUB 31飯倉 4那須 18清水 20ハーフナー

横浜FC
FW            19難波宏明     25平本一樹      
MF   12滝澤邦彦                        14奥大介                        
           8マルコスパウロ       3呉範錫      
DF   4和田拓三   26太田宏介      2早川知伸   32山田卓也   
GK                 21菅野孝憲

GK 21菅野孝憲 4.0 8失点全部の責任と言わないが、1失点目の平凡なクロスをこぼして失点はありえない。
DF 32山田卓也  5.0 サイドに来るボールのインターセプトや対人能力で、少しは良さが見えた・
   2早川知伸  4.5 中盤の守備も悪いが、DFラインをずるずる下げ好き放題やられてしまった。
   26太田宏介 4.5 対人能力の強さは見られたが、相手がボールをまわすスピードについていけない。 
   4和田拓三  4.0 しぼってセンターで守備に入った時、ボールウオッチャーになっている場面が多かった。
MF 3呉範錫   3.0 中盤から崩してくる相手、シュートを打つ相手をどフリーに。ここまで大量失点になった責任は大きい。 
   8パウロ   4.5 スペースを埋めたりパスで展開など能力の高さは垣間見られたが、大量失点で気持ちが切れてた。
   14奥大介  4.0 とにかくボールを持って前に進める場面がほとんどなく、チームとして攻撃にならない。
後18→34西山貴永 5.5 よく動いて戦おうという姿勢は一番見せてくれたが、少々エキサイト気味。
   12滝澤邦彦 5.0 ゴール前にボールを出そうという意識はあったが、単発クロスで崩せる相手でない。
後30→20玉乃淳 6.0 途中交代で入ってからリズムもよくなり1点返せる。今のチーム状況だからこそチャンス。
FW 25平本一樹 5.5 ちょっと引いたほうが持ち味が出るだけに、難波の怪我が痛い。得点後の不機嫌さが印象的。
   19難波宏明 6.0 なんとか一人で局面を切り開こうと動くが、縦に抜ける際相手にぶつかり大怪我。心配です。
前44→29曺永哲 5.0 最終ライン火だるまの状況で本当に何もできず試合が終わってしまった。

SUB 1小山 18小野 7吉野 24根占

 


アジアカップが終わり、J1再開初戦は横浜ダービーからのスタート。

 今の横浜FC最下位のチーム状況を差しての、マリノス側からの煽り文句「最後のダービー」
 こういったポスターが張られていましたが、逆にいえばこの横浜ダービーを、マリノス側が意識しているかの証拠で。ただでも技術のあるマリノスが、さらに今日は絶対負けられないとどれだけ気持ちの入った試合ができるか。
 一方の横浜FCは中断期間に外国人を総入れ替えし、新しいチームがうまくいくかが試される試合になります。

 お互い4-4-2の布陣でのスタートながら、両チーム最大の違いは両サイドの攻撃的MF。マリノスは吉田とマルケスが攻撃の組み立て役になり、そこに両サイドバック、山瀬功、FWが動いて攻撃を組み立てていきます。
 一方横浜FCは奥と滝澤も攻撃的なセンスはあるものの、役割は後ろの選手と協力して守備で追い込む役割になります。
 必然的にマリノスが押し気味に試合を進めていきますが、これは計算内の試合運びで。マリノスは立ち上がり積極的に攻め込んできたものの、前回のダービーでカウンター一発でやられたトラウマもあるのか徐々に攻めもスローダウンしていきます。ただ、横浜FCも難波の単独突破と滝澤の苦し紛れなクロスしか攻撃の糸口がなく試合は徐々に落ち着いて来る流れに。
 それが変わったのが前半30分のプレー。吉田が右に開き、フォローに入った河合がセンタリング。GKが簡単にとれるボールながら菅野がこれをポロリとこぼし、大島がこれを詰めてマリノスが先制します。菅野痛恨の凡ミスで守って勝たないといけない横浜FCが失点。
 さらに悪いことが続き、前半43分平本の縦パスに反応し走り出した難波が相手DFと交錯し負傷退場、その直後にパウロのクリアボールが坂田に渡ってしまい、チェックが一瞬遅れたためこれを決められて2失点目を喫してしまいます。
 2点マリノスがリード、しかも横浜FC攻撃の柱難波を失ってのハーフタイムになります。

 後半は、マリノスが好き勝手放題に攻める展開になります。
 というのも、横浜FCの両ボランチの守備が全然効かず、DFラインもずるずる下がっている状態で。つまりマリノスMF陣が全くプレッシャーを受けることなく攻められる、ということになります。
 後半6分山瀬功→山瀬幸とつなぎ、小宮山に預けクロスボールを山瀬功が合わせて3点目を皮切りに、まるで練習でも見ているかのようにパスを簡単につなぎ、最後はフリーでいる選手が簡単にシュートをゴールに入れていきます。
 たぶんピッチ上の選手もそうでしょうが、見てるこっちも意識が朦朧としている状態。
 30分に玉乃が入り少しだけ落ち着きを取り戻し、37分に平本のゴールで1点返すも大勢に影響はなく。結局8-1でマリノスが前回のダービーのお返しをきっちりとした。そんな試合になりました。

 前回の対戦では、マリノスはチームが未完成での状況でしたが。8月のマリノスは全員の能力の高さがきっちりと引き出された完成されたチームになっていました。吉田・山瀬功・マルケスのアタッカーは反則で、小器用なだけだと思っていた山瀬幸が成長し、大島も絶好調と、手のつけられない攻撃陣。横浜FCの不調ぶりを差し引いても後半はマリノスがリーグの台風の目になるだろうと思わせられるような内容でした。
 横浜FCは、新加入のパウロと呉は個人能力は高そうでしたが、新しく作り直したチームは息があっておらず。勝てない→補強→チームがさらにぐちゃぐちゃに→勝てない→・・・・の過去いくつかの降格チームが見せた悪魔のサイクルにはまるのか。

 ただそんな不安を考え込みながら、今日は日産スタジアムを後にするしかなかったのでした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006年3月29日 横浜Fマリノス-アピスバ福岡

2006年3月29日 ヤマザキナビスコカップ 予選Aグループ 第一日
三ツ沢公園球技場 7067人


   横浜Fマリノス 1-0 アピスバ福岡
            (1-0)
            (0-0)
  前12 マグロン

   
横浜Fマリノス
FW              15大島秀夫     
MF  5ドゥトラ  13平野孝    14奥大介  17田中隼磨 
             8マグロン 6上野良治    
DF   35河合竜二   4那須大亮    3松田直樹                
GK              1榎本達也 

GK 1榎本達也 6.0 ほとんどDFの裏に来るボールの処理が仕事だったが、それはほぼ安定していた。   
DF 3松田直樹 6.0 あたりの強い守備でボールを奪い、ボール展開にいつもより少ないものの攻撃参加も。
   4那須大亮  6.0 しっかりとしたカバーリングで抜かれたらピンチのところしっかりと守る。
   35河合竜二 6.0 1対1に非常に強く、ボールを持った相手を中に入れさせない。  
MF 6上野良治 6.5 みんなが信頼してボールを預け、そこから展開や時にはキラーパスが来た。
   8マグロン  6.0 得点を取ったときのようなゴール前への飛込みが多ければ交代はなかったかも。
後9→11坂田大輔 5.5 他の選手と動きがかぶったりと、周りの選手との連携がいいとは言えなかった。  
   17田中隼磨 6.0 右サイドを突破しチャンスを作る役割を忠実に実行する。   
   14奥大介  5.5 主におとりの役割で相手守備陣を自分に引きつけ周りの選手を生かすプレーを
後21→17吉田孝行 6.0 中盤でのゲームの組み立てやシュートに。それなりの活躍。  
   13平野孝  6.0 左サイドに開いてクロスや、中からのドリブル突破と十分に攻撃力を見せる。
   5ドゥトラ    5.5 パスやセンタリングが多くそれは良かったが。相手ゴールを脅かす怖さがいまいち。 
FW 15大島秀夫 5.0 せっかくゴール前までチームがいいボールを運ぶのに、いいシュートがなかなか打てず。

アピスバ福岡
FW         26城後寿     18有光亮太    
MF   10山形恭平                  22中村北斗 
             15吉村光示  13松下裕樹         
DF  2宮本亨  19長野聡  4金古聖司 21山形辰徳 
GK              16神山竜一

GK 16神山竜  6.5 シュートに対する反応、フィールドプレーヤーとしてのボール扱い。両方良かった。
DF 21山形辰徳 6.0 押されて苦しい中、それでも守備をこなしオーバーラップで攻撃参加も。
   4金古聖司 6.5 マリノス攻撃陣相手に抜かせず堂々と渡り合う。
   19長野聡  5.5 対人の強さはあったものの、ボール回しに振り回される場面も
   2宮本亨   5.0 対面の田中に負けていたのと、軽率なプレーがやや多い。
MF 13松下裕樹 5.0 相手に思うようにボールを回され、ゴール前までかなり自由にやられた。
後6→20林祐征  6.0 前線のボールを預けるポイントになり、前からの守備もできと。この交代で福岡の流れに
   15吉村光示 5.5 パスの基点としてはそこそこ。守備はもう少しがんばってほしい。
   22中村北斗 6.5 カウンターの際の基点やゴール前に飛び込んでシュートと終始攻撃の基点
   10山形恭平 5.0 こちらサイドから攻撃がなかなか仕掛けられず、相手のボールもなかなか奪えない。
後13→10久藤清一 5.5 攻撃時に中盤からボールを出す役目だったが、効果的なボールをあまり出せず。
FW 18有光亮太 5.0 ボールが回ってこずFWとしての仕事ができず、前半は前線の守備もできてない。
後26→3アレックス 5.5 FWに入る。スピードを生かし裏を取るが簡単なシュートが入らない
   26城後寿  5.5 FW時はドリブルを仕掛けるだけ。ボランチに回ってからはそこそこ。


 もう3月になるというのに、今日は特に寒い日。震えながらの試合観戦です。ただ、同じ三ツ沢でもマリノス戦だとやっぱ人が多く活気があります。
 ひっそりと、というべきか。今年もナビスコカップが始まりました。この大会代表選手がいない場合に行われ、モチベーションがいまいち上がらないなか。マリノスは控え選手の底上げ、福岡は短期決戦であわよくばタイトルをというところが目標になると踏んでましたが、ただスタメンを見るとその予想は逆のようで。
 マリノスは久保と中澤が代表で休み。代わりに大島と河合が入る他はほぼベストメンバー。そして4-5-1と中盤を厚くする布陣で臨んできました。
 福岡は選手がえらくかわっています。アレックスやホベルト、千代反田あたりの主力と思われるところがサブで比較的経験のないメンバーで戦うような感じになります。

 試合に入ると、やはり名前の通りマリノスが主導権を握り、福岡はそれを受け何とかカウンターで活路を見出そうという感じで進んでいきます。
 前半3分、マグロンと平野のワンツーパスで。4分左サイドでドゥトラから平野へパス、クロスを大島が合わせるも外。8分上野から出たボール、平野→ドゥトラとつなぎチャンスと。マリノスは中盤の選手が多いのを生かしサイドで数的優位を作り崩していきます。さらに片方のサイドに相手選手が守備に行くところ上野や味方DFを経由しサイドチェンジで逆サイドに振り、またそちらで数的優位を作りチャンスを作りと磐石の試合運び。
 そして12分。サイドチェンジで田中に出たボール、右サイドからセンタリング。これをファーサイドで奥が中に折り返し、そこにマグロンが詰めてゴール。マリノス先制します。1-0。
 このままマリノスが圧倒的な試合運びをするかと思いきや、やはり押されるものの福岡も金古が最後の仕事をなかなかさせず、これ以降はしっかり守り抜きます。ただやはり受けるのみで、カウンターで中村北斗に預ける、山形辰のオーバーラップぐらいしか攻め手が見つからず。前半は1-0。マリノスリードで折り返します。

 後半、福岡は始まってすぐボランチの松下を外しFWの林を投入。城後をボランチに持ってきます。この交代が効果を出します。林投入でまずボールを預ける場所ができたこと、そして前への守備チェックが有光も合わせできるようになったことで。マリノスも前半のように悠々とボール回しができなくなります。
 すると、福岡がボールを持てるようになり反撃が始まります。9分林キープからFKを得。13分城後からパスを受け、中村ドリブル突破も那須がなんとかクリア。18分有光と中村のワンツーでチャンスを作ります。
 今度はマリノスがカウンター気味。ただマリノスも福岡がきっちりラインを上げ危険な場面を次々にオフサイドで芽を摘んでいきます。
 さらに福岡はアレックスをFWに投入。直後、裏にうまく抜けチャンスを作るもフリーのシュートをしっかり打てず。このあとサイドからのボール、中村もシュートを。福岡がチャンスを作りながら、マリノスの最後の守備も堅くマリノスゴールが割れずに。結局1-0のままマリノスが勝利しました。

 マリノスは、基本的に中盤より後ろは問題なく。きっちり守備ができ、しっかりとパスを回しチャンスを作り相手ゴールへ迫ることができました。が、最後ゴール決め切れないのがやはり課題で、特に大島1トップだったのだから、もっとMFのフォローがないと得点が遠い気がしました。しかも大島もいまいちのできで。きれいなパス回しは良かったですが泥臭いゴール前への勝負もほしかったというところです。坂田が途中出場で、それが確かに途中から加えられたのですが、なんとなく周りと合ってない感じで。そこがうまくはまればある程度解決するかもと思います。
 福岡は、前半チェックが甘く相手に自由にさせすぎたのが痛いです。後半の戦いが前半からできればまだ分からなかったかもしれません。ただ、このメンバーでもうまく戦えばマリノスと互角の勝負ができるって手ごたえがあったのは収穫だったと思います。チーム全体できっちり守備をし、中村に加えもう一人FWあたりに圧倒的に個人の力があればJ1でいい戦いができると思います。
 
 
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005年11月26日 横浜Fマリノス-セレッソ大阪

2005年11月26日 Jリーグディビジョン1 第33節
日産スタジアム 26281人


   横浜Fマリノス 1-1 セレッソ大阪
            (0-0)
            (1-1)

   後ロス 松田     後0 森島


横浜Fマリノス
FW      15大島秀夫     19グラウ 
MF 5ドゥトラ      10山瀬功治    17田中隼磨 
         6上野良治   17マグロン 
DF   35河合竜二   3松田直樹   22中澤佑二            
GK              21榎本哲也 

GK 21榎本哲也  6.0 特に危険な場面もなく、無難に乗り切る。あの失点はどうにもならない
DF 22中澤佑二  6.0 高さや強さを生かし、入ってくるボールはきっちり跳ね返す。おされて西澤も下がり目でのプレーに。
   3松田直樹   6.0 守備では西澤のマークが甘くなったりしたが、最後前に上がり執念で同点ゴール。
   35河合竜二  4.5 いいフィードなど出来自体は悪くなかったが。失点でのミスはあまりに痛い。
後29→10山瀬功治  -
MF 17マグロン 6.0 中盤でパスの中心となって攻撃を組み立てる。
   6上野良治  5.0 ボールを持ってもただ下げるだけで、攻守のつなぎ役としてはやや不満。
   17田中隼磨 6.0 失点の最初のきっかけになるが、サイドからの突破や中への切込みで攻撃力を見せ付ける。 
   23大橋正博 5.5 中盤思うようにボールもキープできず、攻撃に参加できなかった。
後35→4那須大亮 -
   5ドゥトラ   5.5 攻撃面ではオーバーラップなど良さを見せたが、裏を狙われていた。 
FW 9グラウ   5.5 前半積極的にボールに絡み惜しいシュートも打つが後半息切れしてしまう。
後18→11坂田大輔 -  
   15大島秀夫 5.5 ポジションもうまくとってヘディングシュートを何本も打ったが、全部GKの取れる範囲に。


セレッソ大阪
FW   9古橋達弥      20西澤明訓   8森島寛晃
MF 6ゼ・カルロス                    7久藤清一
             23下村東美  5ファビーニョ
DF   3柳本啓成   2ブルーノ・クアドロス  26藤本康太
GK                22吉田宗弘

GK 22吉田宗弘 7.0 最後の失点はどうにもならなかったが、好セーブや判断のいい飛び出しでピンチを何度も防ぐ
DF 26藤本康太 6.0 打点の高いヘディングで、入ってくるボールを何度も跳ね返す。
   2ブルーノ   6.5 スピードがあって、しかも上手に相手からボールを奪う 
   3柳本啓成  6.0 こちらのサイド押し込まれるが、冷静に対応し乗り切る。
MF 7久藤清一  6.5 右サイド、うまくドゥトラの裏を狙いいい受けてとなってチャンスを作る。
後38→16宮原裕司 -
   5ファビーニョ 6.0 積極的に前のスペースに飛び出し、シュートを打ってきた。
   23下村東美 6.0 中盤での守備によく動いて相手の攻撃を摘み取る。   
   6ゼ・カルロス 5.5 攻撃力はあったが、対面の田中隼磨を自由にさせすぎ。
FW 8森島寛晃 6.0 やや不満な出来ではあったが、相手のミスを見逃さずきっちり詰めて得点はさすが
後35→17酒本憲幸 -
   20西澤明訓 6.0 前線でボールを受け、くさびの役割をきっちり果たす。あとはシュートがもっと打てれば。
   9古橋達弥 5.5 1アシストだが、なかなかこの試合いいところを見せられず。後半43分のチャンスも決められない。


 セレッソが強い。ガンバと鹿島の足踏みもあって、この試合前までガンバ大阪に続いての同勝ち点で2位と優勝を狙える位置につけています。ついこないだまでJ2にいた、三ツ沢でやってたチームがどんな風に良くなってるか見てみるのが楽しみです。
 マリノスは、優勝慣れとかAFCチャンピオンズリーグとかで調子を崩したりして真ん中ぐらいの位置。悪くてもほぼ5割だからさすがなんですが、なんか今年は中途半端だったなあという年でした。来年に向けてシーズンオフ刺激を与えるような、何か驚くようなことをやりそうな気がします。
 とりあえず今のところ目標がない状態ですが、簡単にセレッソに走られるのを、去年のチャンピオンのプライドとして防ぎたいです。

 勢いそのままに、立ち上がりいきなり森島のミドルシュートから試合が始まります。セレッソの攻撃はトップの西澤にあて、そこから森島や古橋の絡みを狙う意図、さらに下がり目からのファビーニョもシュートを狙ってきます。そしてこの試合、右サイドの久藤がドゥトラの裏を狙うポジション取りを見せ、他の選手も久藤めがけてロングボールを送り込んできます。これはマリノスの弱点として研究してきたのでしょう。
 一方のマリノスは、まずマグロンが攻撃の中心として中盤からのパスの出所になります。マグロンから展開して最後はグラウに集める形でチャンスを作ろうとします。
 30分ぐらいまでは両者ほぼ互角の展開。ただ30分過ぎからセレッソが押しはじめ、31分久藤からのボールファビーニョのシュート。34分西澤のパスから古橋。35分ファビーニョのミドルとチャンスを作ります。
 前半はややセレッソペースながらも、マリノスも守備が堅く0-0で前半を折り返します。

 後半立ち上がり早々、田中隼磨がボールの処理を誤り下村がカット。これを古橋にパスしサイドからクロスボール。なんでもなく河合が簡単にクリアできるボールでしたが、これを河合がゴール前で空振り。すかさず森島が詰めてセレッソが先制します。セレッソはラッキーな先制点。マリノスにとっては立ち上がりの気をつけなければいけない時間に凡ミスで失点してしまいます。
 ただ、セレッソも1点とって守りに入ったのか、この後試合は後半通じマリノスペースの一方的な試合になります。2分、右サイド田中からのクロス、グラウが合わせるも惜しくも外。5分CK大島ヘディングシュートはGK正面。6分ゴール前FK、マグロンのキックはGK吉田がセーブ。
 マリノスの攻撃もいい形になっていましたが、受けるセレッソもDF陣がしぶとくついていき、GK吉田も大当たりでシュートやゴール前に入ってくるボールをがんがんはじき出します。攻撃陣は昔から力があったものの守備がダメだったセレッソが、すばらしい守備を見せます。これがやっぱり首位を争える力を得たということか。
 マリノスは18分に坂田をいれスピードで引っ掻き回そうとし。29分には河合に代え山瀬を投入し、4バックにして前の人数を増やして1点差を追いつこうと手を打ってきます。マリノスは相手を崩せてはいるのですが最後に合わせる大島のシュートがすべてGKの正面にいってしまうこともあって、得点という結果に結びつきません。
 じりじりと時間は過ぎていき、試合はロスタイムに。ロスタイムは4分。セレッソはこの時点であと一人交代枠が空いていて、黒部でも入れて時間稼ぎをして流れを切ることができたはず。おそらく冷静な状態なら打てた手が遅れ、一方マリノスは残りの4分でDFの松田まで前線に上げて試合をあきらめない執念を見せます。
 そのロスタイム、マグロンがゴール前に入れたボールがゴール前で混戦に。それが松田の前にこぼれ、これをゴールに叩き込み1-1の同点。マリノスのその執念が最後の最後に実り、この試合結局引き分けに持ち込みました。

  マリノスは変な凡ミスで先制され、それ以降攻めるもチャンスが全然ゴールに結びつかないと、内容は悪い試合でした。それでも順位的に見てもモチベーションの上がらないこの試合で必死にあがき、最後同点に追いつくそのチームとしてのしぶとい強さはやっぱり去年のチャンピオンチームです。岡田監督の前は、うまい選手はそろってるんだけどなんかひ弱なところがあったチームだったのが、こんな勝負強いチームになったのはやっぱりこの人のおかげだと思います。この強さを芯に、来年は今年ほど苦しい日程でないだけにじっくりチームを作り、また優勝を争えるチームに戻ってほしいです。
 セレッソは攻撃陣は相変わらず力はあって、守備も自分が知ってることから2回ぐらい総とっかえして(下川・喜多・鈴木悟→上村・カブラル・ラデリッチ→)優秀な選手を集め安定してきました。まさしく優勝を争うに値するチームだと思います。そしてこの試合勝ち点差1で首位に立ちました。
 でも、この試合勝ってれば引き分け以上で次の試合優勝だったのが、ロスタイムで追いつかれ引き分けになったことで次勝たないといけない状況に。そして2000年に最後の試合川崎Fに負けて優勝できなかった記憶。力はあるものの、今日のマリノスにあったような心の内面の強さがあるのかがセレッソにあるのか?プレッシャーに負けずいつものように勝てるか?それが最終節FC東京戦で試され、その最後のハードルを越えれば優勝。。。。本当にうまく出来ていると思います。最後に足りないその一つを埋められるか、楽しみにしています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005年10月29日 横浜Fマリノス-東京ヴェルディ1969

2005年10月29日 Jリーグディビジョン1 第29節
国立霞ヶ丘競技場 19377人


   横浜Fマリノス 1-0 東京ヴェルディ1969
            (0-0)
            (1-0)

   後37 中澤


横浜Fマリノス
FW      11坂田大輔     9久保竜彦 
MF 5ドゥトラ      10山瀬功治    17田中隼磨 
           14奥大介    6上野良治 
DF   22中澤佑二    3松田直樹    2中西永輔    
GK              1榎本達也 

GK 1榎本達也 6.0 厳しいシュートは1本しかなく、プレー機会はすべてきちんとこなす。
DF 2中西永輔 6.5 出足鋭く、強さもあり、自分の守備エリア内に入ってくるボールはほぼ完全に抑えた。
   3松田直樹 6.5 守備もきっちり、時々仕掛ける攻撃参加も相手を混乱させいいアクセントに。
   22中澤佑二 7.0 相手の速いパス回しに惑わされずきっちり守りきり、セットプレーでも活躍。
MF 6上野良治 5.5 ワンタッチでのパスの展開などよさも見せるが、中である程度相手に自由にさせたのはマイナス。
   14奥大介  6.0 セットプレーに中盤からのパス出しに、攻撃の基点となる。
後ロス→4那須大亮 -
   17田中隼磨 5.5 ドゥトラやDFが攻撃参加してた分、右からの攻撃力が発揮できなかった。
   10山瀬功治 5.5 いいパス出しもできず、FWのフォローもなかなかできない。
後34→17マグロン 5.0 入ったはいいが、入って何をしていいか分からない様子だった。
   5ドゥトラ  6.5 左サイドから相手を崩し、何度も中へボールを供給していた。
FW 9久保竜彦 5.5 惜しいシュートもあったが、いまだ眠りから覚めず。日本シリーズの阪神か。
後34→19グラウ 6.5 入って早々のドリブル突破からチャンスを作り、決勝点のきっかけを作る。 
   11坂田大輔 5.5 ボールはかなり集まってきていたが、なかなかボールがキープできない。 


東京ヴェルディ1969
FW       9ワシントン   17森本貴幸
MF  22平野孝    10ジウ      2山田卓也 
          32小林慶行  8小林大悟    
DF  3戸川健太     4林健太郎   19上村健一 
GK             21高木義成 

GK 21高木義成 6.5 いい形で打たれたシュートをよく止めていたが、中澤のゴールだけは無理だった。
DF 19上村健一 5.5 対人の強さは分かったが、自分サイドに来るドゥトラをうまくとらえられなかった。
後40→28弦巻健人 -
   4林健太郎 5.0 マイボールをうまくつなげないし、なによりセットプレーで相手をうまくマークできていない。
   3戸川健太 5.5 相手FWの不調もあってなんとか乗り切っていたが、グラウには何回かやられた。
MF 8小林大悟 6.0 パス出しに、チームのシュートが少ない中でも積極的にシュートを打っていく。 
   32小林慶行 5.5 こちらもパスの出所となったが、パスを出しているだけなのが不満。
   2山田卓也 5.5 攻撃に守備に、このチームの中ではいいほうだったが。ドゥトラとのマッチアップは負け。
   10ジウ   5.5 カウンターやパス回しの基点になっていたが、危険なプレーはあまりなかった。
後36→13柳沢将之 -
   22平野孝  5.5 攻撃の時はボール出しにいいところを見せていたが、守備の時は危なっかしい。
FW 17森本貴幸 5.5 ゴールへ向かう姿勢やセンスは見えるが、フィジカルの強さで負けていた。
後30→15町田忠道 -
   9ワシントン 5.0 マリノスDFにがっちりマークされ、何も仕事ができなかった。


Jleaguekaimak
 日本を代表する対戦カードといえば、最近では鹿島-磐田や横浜M-浦和あたりでしょうか。それでも、やっぱり一昔前に激しい戦いを演じたマリノスとヴェルディの戦いは特別に思ってしまいます。しかも会場が国立と来れば、よりその思いは強く。
 ちょっとなつかしく、Jリーグの開幕戦のチケットとか出してしまいました。この1枚で、自分の人生だいぶ変わっちゃったなあ。。。

 ただ、そんな両チームもここのところ不調で、マリノスは最近5試合を3分2敗の12位。優勝の可能性も完全になくなり、へたをすれば降格もありうる状況。ヴェルディもここ5試合3分2敗の17位で、こっちは降格がかなり差し迫っている状況です。
 マリノスは久しぶりに久保が復帰で、怪我して以来見た試合はずっと眠ったままでしたが今日は活躍できるかというところ。点を取れるFWはマリノスにとって緊急の課題です。
 ヴェルディは相馬・戸田・平本が出場停止と、ただでさえ苦しいところ出れない選手が多く、厳しい状況でこの試合を迎えます。
 立ち上がり、山瀬からのボールはGKキャッチ。続いて松田からのロングパスを坂田に出しますがオフサイドになります。マリノスは、ボールを持ったら2トップの久保と坂田にまず預けて、そこから崩していこうという意図が見えます。ところが、久保も坂田もうまくボールを受けられず、そこで攻撃が止まってしまいます。
 一方のヴェルディの試合運び、12分ジウ→ワシントン→森本とつなぎますが、シュート打てず止められます。18分山田が小林大悟とのワンツーパスで右サイド抜け、小林慶行にパス、さらに左サイド平野にサイドを変えるパスを出し、平野が抜けようとしたところ田中がカットします。ヴェルディはいつものように得意なパスを回す攻撃を見せます。一見うまく攻めているように見えるのですが最後のシュートまでいけず、うまくDFに止められたり、ゴールラインに流れていったりします。23分に無理やり小林大悟が打ったミドルシュートが、おそらくヴェルディの1stシュートで。
 さらにヴェルディの守備も危なっかしく、14分平野が自陣ゴール前で奥にパスしてしまい、これを久保がほぼフリーでシュートも外し、続きのCKの中澤ヘッドもマークが甘くきっちり打たれます。ただこれも外でピンチを逃れます。
 前半半ばから、マリノスは左サイドからの崩しを志向します。ドゥトラがどんどん切り込んで22分、27分とチャンスを作り、30分坂田が中に切り込んでシュートもわずかに外。33分上野から坂田へのパス、ゴール前中途半端な判断でチャンスを逃します。ゴール前まではいい形なのですが、両FWがチャンスを生かせず得点ができなく、いらいらする展開。両チームとも攻撃に課題を抱え、得点のないまま0-0で前半を終えます。

 後半の最初は、ヴェルディの時間。8分小林慶行→森本→ワシントンとつなぐもシュート打てず。10分平野からのパス、ジウが受けシュートも榎本達也が足に当て止めます。さらにここからの続きのCK、平野がバーにあてはね返り、ゴールがら空きのところに山田が頭で詰めますがこれがゴール上に外れます。14分カウンターでジウ→森本とつなぎますが、松田と中西にがっちり挟まれ森本ボールを取られます。この時間帯がこのゲームでの唯一のヴェルディが点を取れそうだった時間で、ここでの無失点は痛いところ。
 マリノスはこのあとセットプレーでチャンスを作ります。18分奥からのFK久保がフリーでヘッドも外。19分奥からFK坂田がヘッド、上村がついてましたがシュートを打たれます。33分には松田がパスをインターセプト、山瀬→坂田とつなぎサイドからのボール、久保がヘディングでシュートもこれも外。基本的にヴェルディのDFのゴール前のマークが全然できていなく、マリノスの選手がシュートを簡単に打てる。でもそのシュートが全然入らない。という状況。
 その久保のヘッドの直後34分。久保→グラウ、山瀬→マグロン。と2人同時交代でマリノス勝負をかけます。
 グラウが入った直後、右サイドをドリブルで突破。これを戸川が倒し、ゴール近くFKを得ます。このセットプレーの時にヴェルディ、ジウ→柳沢の交代。敵セットプレー中の交代はマークがずれるし、変な間があいて集中力が途切れがちになるから、やってはいけないと言われますが。。。。ただジーコや足達さんがやってたけど何もなかったので、これは迷信?とか今まで少し思っていたりもしましたが。。。。
 ドゥトラがボールをセットし、左足からカーブをかけゴールに入ってくるボール。これに中澤が飛び込みコースが変わりゴール。後半37分にやっとマリノスが先制します。やっちゃいけないことをして、その通りの。。。。
 さらに40分、マリノスのCKの時にDFの上村→弦巻の交代。わざとやってるのか?ヴェルディの監督。
 ともかく、このまま1点をマリノスが守りきり。1-0で勝利しました。

20051029
 マリノスは守備に関しては満点。ヴェルディのパス回しに惑わされずきっちり抑え込みシュートを打たせないようにして、松田だけでなく中西もいい攻撃参加で、中澤もセットプレーで活躍と。ただ、FWが問題で、久保がいつまでたっても試合感が戻らず昔のようなプレーができない状態。坂田もいまいちで、チャンスを作りながらなかなか点が取れない。今日のヴェルディの守備だから1点取れたのであって、このままでは点を取れないと勝てなくて、勝ち点が増えず、いつまでたっても順位が上がらない悪循環にはまりそうで。ちょうどちょい前のFC東京みたいな感じになってます。当面は、今日途中で入ってよかったグラウに期待したいところです。
 ヴェルディはもっとやばいです。さすがに降格争い真っ只中で。守備はセットプレーやセンタリングに対し、自陣ゴール前で相手にシュート簡単に打たれます。ゴール前は相手選手をきっちりマークで捕らえて、相手選手に先にボールに触らせない練習を徹底的に。攻撃も、シュートを打つためにパスがあるのであって、ゴール近くでは空いてる味方を探すよりまずはシュートを狙ってほしい。個人的に、パスにこだわる姿勢は大好きなんだけど、状況が状況だけに。今の内容だと、J2でも他のチームががっちり守って、パスをカットして速攻。さらにセットプレーでって対策を打って。そしてそれがきっちりはまってJ2でもやられそうな気がします。
 それにしても、時代の流れるスピードは速いもので。日本リーグからJリーグで一番盛り上がるカードが、両方ともその順位なりの試合になっていました。ヴェルディとの対戦前盛り上がってた昔を思い出しちょっと切ない気分です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005年8月24日 横浜Fマリノス-川崎フロンターレ

2005年8月24日 Jリーグディビジョン1 第20節
日産スタジアム 19219人


  横浜Fマリノス 0-2 川崎フロンターレ
            (0-1)
           (0-1)
               前39 マルクス
               後19 中村


横浜Fマリノス
FW        11坂田大輔   15大島秀夫   
MF  5ドゥトラ      10山瀬功治     17田中隼磨           
         6上野良治     17マグロン    
DF   2中西永輔    3松田直樹  22中澤佑二       
GK             21榎本哲也

GK 21榎本哲也 5.5 最終ラインがやや混乱し、また変な飛び出しもあった。 
DF 22中澤佑二 6.0 自分の範囲はきっちり守っていたが、最初の失点のチェックが甘かったかも。   
   3松田直樹  5.5 真ん中から破られ、2失点の責任はあると思います。
   2中西永輔  6.0 ジュニーニョや黒津の裏への飛び出しをきっちりカバーしていた。
後24→18清水範久 6.0 前でボールを受け、シュートを打つまでの流れの中にいた。
MF 17田中隼磨 6.0 サイドよりも中央に入ってきての攻撃が目立った。3バックで思い切って攻めてきている。
   5ドゥトラ   6.0 サイドからいくらかチャンスを作っていたものの、いつもほどの怖さがない。
   17マグロン 5.5  攻撃でいいところを見せたが、前がかり過ぎで守備がいまいち。周りとも合っていない。
   6上野良治 6.5  中盤の底で攻撃の基点となるパスを多く出していた。 
   10山瀬功治 5.0 パスにからめず、FWのサポートもなく。試合に入っていなかった。
後16→14奥大介 5.5 あさっての方向にパスを出したりで、流れを変えるほどのプレーは出来なかった。
FW 15大島秀夫 5.5 ボールを持ったらシュートをしていたのはいいが、動きがあまりなく対処しやすかった。 
後16→19グラウ  5.5 打開しようと攻撃を仕掛けるも、相手の強いDFに苦労する。 
   11坂田大輔 5.5 何本かシュートを打ったものの、なかなか決められない。 


川崎フロンターレ
FW        24黒津勝      10ジュニーニョ    
MF   4アウグスト      11マルクス    20長橋康弘 
            29谷口博之   14中村憲剛
DF    2伊藤宏樹    13寺田周平    15箕輪義信 
GK               28相澤貴志

GK 28相澤貴志  6.5 数多くのシュートをきっちり防ぎ、危険なシュートを3本ほどセーブする。  
DF 15箕輪義信  6.0 後ろの寺田がいいのもあって、積極的に守備をしていた。  
   13寺田周平  7.0 センターバックでもボランチでも、広い範囲で動いて相手を止めていた。   
   2伊藤宏樹   6.5 ファールや無理なプレーなしに、相手からあっさりボールを奪い続ける。  
MF 29谷口博之  6.5 こつこつと中盤で相手の攻撃をつぶしていた。  
   14中村憲剛  6.0 ボランチよりトップ下のほうがやりやすそうだった。トップ下に入って1得点。
後43→7鬼木達   -
   20長橋康弘  5.5 攻撃が中央に偏っていたせいで、あまり攻撃に入れず。  
   11マルクス   6.5 トップ下からFWへいいパスを出し続け、さらに自分も後ろから飛び込み先制点。
後34→9我那覇和樹 -
   4アウグスト   5.5  サイド突破を何度か仕掛けるも、相手の守備に抑えられていた。FKも不発。 
FW 10ジュニーニョ 6.5 ドリブルでの強引な突破は攻撃のいいアクセントに。ただ前半はやや抑えられていた。
   24黒津勝    6.0 サイドや裏を意識し、マルクスやジュニーニョを生かそうという意図を感じた。
後13→3佐原秀樹 6.0 試合途中に守備固めで入る。周りのDFに負けないいい守備をする。


20050824
  新横浜と武蔵小杉と、距離にすれば実は10kmに満たない本拠地を持つチーム同士の対戦。実力的にもマリノスのほうが歴史が長く頭抜けているものの、川崎も弱いチームではない。まだ対戦の回数が少ないものの、将来いいカードになりそうな気がします。
 マリノスは、いつの間にか4バックに挑戦していたのを3バックに戻し、3人目のDFには中西が入ります。
 川崎は、いつもどおりのメンバーといった感じ。マルクスも我那覇も鬼木も戻ってきて、寺田も無事に試合に出てるとメンバー的にはベストです。

 マリノスの攻撃は上野がキーマンに。攻撃の基点となる精度の高いロングパスを供給し、中盤では右サイドの田中が中央に入り込み、マグロンもマリノスボールになると前のスペースに走りこみと、川崎ゴールを狙います。受ける川崎は、寺田が広い範囲をカバーし、伊藤が上手に相手からボールを奪いとDFの能力の高さでしのいでいきます。ピンチになった場面、14分坂田・田中のシュートもCKに逃れ、続いての上野のシュートもGK相澤のセーブ。17分田中ドリブルで抜けるも最後寺田のクリア。
 一方川崎の攻撃は、マルクス→ジュニーニョのホットラインが見え、ジュニーニョがサイドに開いたりドリブルを仕掛けたり。さらに黒津がジュニーニョの動きとうまく連携して、左右ポジションを入れ替えながら、片方が中なら片方がサイドなどとフォローするような感じ。ただ、ジュニーニョのドリブルも中西が最後きっちり止め、サイドからのボールもはじき返します。
 ややマリノスが多めにチャンスを作っていたものの、しばらく均衡した状態が続きます。
 しかし、39分均衡が破れます。右サイドで黒津がマリノスボールをカット、ドリブルで仕掛けジュニーニョにパス。中央でジュニーニョがパスを受けたところ、マリノスのボールを取りにいくプレスが遅れ、あわててジュニーニョに行くもさらに空いたところマルクスが飛び込みそこへパス。フリーでシュートを打ち難なくこれを決め、まずは川崎が先制します。
 前半、1-0で川崎リードでの折り返し。

 後半立ち上がり、追いかけるマリノスが押してきます。1分マグロン→大島とつなぎシュート。2分、マグロン→上野とつなぎミドルシュート。4分ハンドで得たFKを相澤がセーブ。川崎にとってピンチが続くもしのいでいきます。
 そして13分、黒津が負傷。交代で佐原が入ります。佐原が3バックに入り、寺田をボランチに、ボランチ中村をトップ下にし、トップ下マルクスをFWに上げ。と1つずつポジション変更。3バック+2ボランチを守備力の固い選手を置き、パスセンスのある中村がトップ下で、決定力のある2トップと、リードを守ってカウンター狙いにはもってこいの布陣に。
 負けじとマリノスも、それを崩しに16分山瀬→奥、大島→グラウと2人を一気に交代させ、勝負をかけます。
 うまく行ったのは川崎のほう。19分、中盤でボールを拾った寺田から、右サイド長橋へパス。センタリングをマルクスへ。こぼれたところ中村が詰めてゴール、2-0となり川崎が2点のリードを奪います。中村憲剛はJ1初ゴール。
 さらに苦しくなったマリノスは、24分中西→清水の交代で4バックに移行します。マリノスはグラウがボールを持つも川崎DFを前に思うようにシュートも打てず。36分清水の決定的なシュートもまたも相澤がセーブ。40、41分、ロスタイムとマグロンが前目でシュートを打つも不発。さらに川崎に取っていい具合に、30分マグロンが中盤危ない位置でボールを奪われ、39分我那覇にオフサイドライン抜かれ、ロスタイム鬼木からパス→ジュニーニョがフリー、とカウンターでピンチを招きます。
 結局、川崎が2-0で勝ち。前回等々力での対戦に続き同カード2連勝となりました。

 マリノスは、川崎の守備陣にきっちり攻撃が押さえ込まれ、守りでもうまく川崎に隙をつかれ2失点と内容でも完敗でした。マリノスはシュートは打っていたものの、なかなか入らず。もう少し攻撃パターンで速さなり高さなりで変化つけてみないと、この相手だとゴールは苦しいだろうとは感じました。久保待ちとか、安貞桓が残ってれば、っていうのは悲しいし。守備も2失点ともらしくない感じで、中盤マグロンの守備力も弱いのも厳しいと思います。
 川崎はびっくりするぐらいいいゲームで。攻撃力もジュニーニョの個人技に加え、マルクスも復帰し、黒津もうまく絡んでとバランスがよくなり。守備が格段に進歩してて、強さはあるものの不安定だったのがウソのようで。GKの相澤も個人的に2試合見てすごくいいGKで。そして佐原投入後のカウンター布陣も、これからのいいオプションで使えると思います。このままいけば後半戦川崎が台風の目になれそうです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005年7月13日 横浜Fマリノス-ジェフユナイテッド市原・千葉

2005年7月13日 Jリーグディビジョン1 第16節
日産スタジアム 18815人


  横浜Fマリノス 2-1 ジェフユナイテッド市原・千葉
            (0-0)
           (2-1)
   後6   上野     後34 林
   後ロス 坂田

横浜Fマリノス
FW        11坂田大輔 15大島秀夫   
MF  10山瀬功治                23大橋正博
         4那須大亮     6上野良治     
DF  5ドゥトラ 3松田直樹  22中澤佑二  17田中隼磨     
GK             21榎本哲也

GK 21榎本哲也 6.0 特に危険な場面なし。無難にプレー。
DF 17田中隼磨 6.5 サイド攻撃に加え、中盤で相手攻撃をよく止め、攻めあがる。
   22中澤佑二 7.0 守備範囲の相手の攻撃機会すべて阻止。出足よく相手ボールもよく奪う。
   3松田直樹 6.0 主にカバーリング担当。他のDFが良く、あまり活躍する場面もなかった。
   5ドゥトラ  6.5 出足よく相手のボールをインターセプトしたり、攻め上がり中にボールを入れたり。
MF 6上野良治 6.5 中盤で良く動きボールを拾っていた。先制ゴールも動いてるからこそ。
後40→27山崎雅人 -
   4那須大亮 6.5 後ろ目から攻撃に参加する機会が多く、チャンスを作っていた。 
   23大橋正博 5.5 右サイドから黙々とクロスを入れるのが仕事だったようだ。 
後37→14奥大介 - 
   10山瀬功治 7.0 今日2アシスト。彼がボールを持ちドリブルすると誰も止められなかった。
FW 15大島秀夫 6.0 下がったりサイドに開いたりで、前線でボールを受けるポイントになっていた。
後29→9久保竜彦 5.5 まだ調子戻ってなさそう。けっこう長引いてる。
   11坂田大輔 6.5 後半ロスタイム決勝ゴール。前線で相手DFを追い掛け回し混乱させる。


ジェフユナイテッド市原・千葉
FW              18巻誠一郎
          10マリオ・ハース
MF  2坂本將貴 8ポペスク 22羽生直剛  16山岸智
                     7佐藤勇人  
                  6阿部勇樹   
DF     3斎藤大輔   15中島浩司
GK             17櫛野亮

GK 17櫛野亮  5.5 2失点の責任はないが、なんとかDFを落ち着かせてほしかった。
DF 15中島浩司 5.0 奪ったボールをつなげない。坂田のカバーを忘れフリーでゴールを決められる。
   3斎藤大輔 5.5 対人の強さはあるが、最終ラインでボールを持ってから落ち着かない。  
MF 6阿部勇樹 5.5 2バック時、DFのカバーに追われた。攻撃的な才能がほとんど生かせなかった。
   7佐藤勇人 5.5 右サイドのスペースを埋めるのに追われていた。大事な仕事だけどそれ以上何かほしい。
   16山岸智 6.0 右サイド突破をかけ、中にボールを供給していた。
   22羽生直剛 5.5 トップ下とサイドをこなす。ボールに絡む数が少なかった。
   8ポペスク 6.0 トップ下でボールをコントロールしていた。
後14→27水本裕貴 6.0 一応彼が入ってからDFラインが落ち着いた。
   2坂本將貴 5.0 左サイド、相手に完全に押されていた。
後17→20工藤浩平 5.5 途中交代で入ったが、流れを変えるほどではなかった。
FW 10ハース 5.0 下がってボールを受けるのはいいけど、ここでボールが止まり攻撃が展開できない
後24→9林丈統 6.5 前でよく動いて攻撃を活性化させ、同点ゴールを決める。
   18巻誠一郎 5.5 動きが少なく、彼にボールがなかなか渡らない。相手DFも良かったが
      
 
 何か日程が詰まっていて、J1は先週今週と水曜日にリーグ戦があります。そして水曜に限っていいカードがあったりで。
 マリノスは4バックの4-4-2に。センターバック二人に、両サイドバック田中にドゥトラと攻撃的な選手を入れたことで3-5-2時代より攻撃的な布陣になっています。ただ一度うまく行かなかったやり方だけに、これがこれからうまく行くかどうか注目されるところ。そして前には久しぶり山瀬功治が入ります。
 千葉は。。。。見た目こんな感じ?2-6-2というところか。最終ラインが2バック、その前目に阿部がポジションを取る三角形で、相手の攻撃に応じ適時阿部が下がってくる感じ。

 試合開始、立ち上がりマリノスが押していきます。というより千葉が2バックで無謀なほど前がかりな布陣をひくせいで、最終ラインが落ち着かず。2バックにボールが渡った際、相手の攻撃的な選手、特にこういうのつめてくるの好きな坂田あたりプレッシャーをかけられ、ほんの紙一重ぐらいの差でかわしていくのですが、再三危険な目にあいます。攻撃の組み立ても、最終ラインからボールを出すにも前の選手の動きが鈍く、インターセプトされる場面が多い。
 マリノスは、田中・ドゥトラがサイドでボールを奪い、中盤では上野がボールを拾い、山瀬がドリブルで攻め込んできて、前に那須が飛び込んでくる形。千葉が前に人数をかけているにも関わらず、マリノスがそのあたりのエリアで各人が自由にプレーでき、チャンスを作ります。そして千葉は、阿部や佐藤が少ないDFのカバーに追われるのに精一杯。
 前半マリノスペースながら、千葉も何とかしのぎ。0-0で折り返します。
 
 後半もマリノスのペース。2分那須から中のボール、大島・山瀬がシュートも止められCK。そして6分山瀬がドリブルでゴールラインぎりぎりまで入り込み、マイナスのセンタリング。流れたところを上野がフリーでシュート。これを決め。やっとというべきかマリノスが先制します。
 12分にも上野から坂田。GKが止めCK、このシュートもバーに当たりと。追加点も時間の問題のような展開。
 千葉ベンチ動きます。14分水本を入れ3バックに、これで最終ラインが落ち着き、阿部もカバーにおわれず前目でボールに絡めるようになります。17分坂本→工藤の交代で工藤トップ下、羽生を左サイドに回します。24分調子悪そうなハース→林の交代。林は前線でよく動き、味方もボールを出しやすくなります。先制されてからの千葉の交代は効果があり、やや千葉がペースを戻してきます。
 そして34分、マリノスDFのクリアしたボールが林の前に渡り、やや遠目から思いっきりシュートを打つとこれが入り1-1。あれだけ押されていた千葉が同点に追いつきます。
 この後、マリノスは奥・山崎と投入しますが、なかなか同点に追いつけません。今日のチームの出来で引き分けなら、マリノスにとっては最悪、千葉にとっては万々歳。
 そんな展開でしたが長いロスタイム、山瀬がドリブルで中央突破、斎藤がマークにつきます。そこに中島がカバーに入りに行ったところ、左に流れてきた坂田がフリーになり、そこへ山瀬がパス。パスを受けた坂田が決め、ロスタイム勝ち越しに成功し、2-1でこの試合マリノスが勝利しました。

 マリノスは劇的な勝ち方にも関わらず、チャンスのわりにはゴールを決めれず、消化不良な試合だったと思います。FWいい動きだったものの点取ることに関してはやや不満で、途中で入った久保もまだ調子戻らず、安貞桓はいなくなったしで。金あるチームでもあるので、FW獲れとか言う話になるかもしれません。山瀬と中澤とすばらしかったので逆転優勝するにはセンターライン完全にしたいし。
 千葉は、DF少なくして無理やりなぐらい前がかりにしてリスク追って攻めてくる布陣でした。はまればすごくおもしろそうでしたが、裏目に出てペース握れませんでした。ちょっと選手にとって荷が重かったかもしれませんし、連戦で選手の動きが悪かったせいかもしれません。それでも先制されてからの選手交代での修正もきっちりできましたし、悪いなりにもう少しで引き分けあたりまで持っていけたのはさすがでした。
 それにしても、2バックってやっぱ無茶だなあって。ストヤノフがいればできるのかな?それより今のマリノスならできそうだけど。。。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005年5月15日 横浜Fマリノス-浦和レッズ

2005年5月15日 Jリーグディビジョン1 第12節
日産スタジアム 53097人


  横浜Fマリノス 0-1 浦和レッズ
            (0-0)
           (0-1)
               後32 永井


横浜Fマリノス
FW      19安貞桓(6.0)   15大島秀夫(6.0)
MF 5ドゥトラ(6.0)   10山瀬功治(5.5)  17田中隼磨(6.5)
        4那須大亮(6.0) 6上野良治(6.0)     
DF  35河合竜二(6.0) 3松田直樹(6.0) 22中澤佑二(6.0)      
GK             21榎本哲也(6.0)

後30 15大島秀夫→9久保竜彦(5.5)
後34 4那須大亮→11坂田大輔(5.5)


浦和レッズ
FW         10エメルソン(6.0)  11田中達也(6.0)  
MF 16三都主アレサンドロ(6.0)  17長谷部誠(6.5)  山田暢久(6.0)
            19内舘秀樹(6.5) 13鈴木啓太(6.0)
DF  2坪井慶介(6.0) 4田中マルクス闘莉王(-) 3アルパイ(6.5)
GK             23都築龍太(6.0)

前36 4田中マルクス闘莉王→20堀之内聖(6.5)
後22 11田中達也→9永井雄一郎(6.5)
後36 17長谷部誠→7酒井友之(-)


 昨年のチャンピオンシップ以来の、この場所でこの対戦。ややレッズサポーターが多いかなという感じながら両チームともさすがに人気チームで。応援も両方ともよく声を出し、実数で5万人を超える会場はやっぱ迫力ありました。
 マリノスは、いつものメンバーに近い3-5-2。マリノスのメンバー紹介の時、レッズサポが一人ずつブーイングをしていたのですが、今日のトップ下は奥でも大橋でもなく、山瀬功治。おそらく、自分の生涯のうちで聞いたことのない迫力のある激しいブーイングが山瀬に浴びせられます。そりゃ怪我治るの待ってあげて、治ったとたん、よりによってマリノスに移籍じゃ気持ちも分かります。この後試合中も山瀬がボール持つたびにブーイングが浴びせられます。それにしても、このブーイング聞くだけで試合見に来たかいがあるってもので。
 レッズはトップ下に長谷部が、ボランチに内舘が入ります。長谷部はマリノスが山瀬だし、内舘は去年のチャンピオンシップでダメ出しされてるし。結果出してプライドを守りたいところ。

 立ち上がり、静かな感じ。といっても両方ともきっちりDFラインを上げコンパクトに保ち、DFの能力も高く中盤の守備もきっちりできて高いレベルでのつぶしあい。チャンピオンシップに続いてエメルソンはマリノスの守備がきっちり抑え、山瀬がボールを持ったらブーイングとともにきっちりレッズ守備陣がボールを奪います。
 4分、レッズ山田が真ん中にドリブルで切り込みシュート。山田が中央に入るパターンが多く見られましたが、エメルソンと2回ほどかぶって同時にボールのほうに行くことが。うまく機能してないと思ってたら、あとでマリノスにも同じようなことが何度かあって。両チームサポーターの応援の声が大きくてピッチでの声がお互い聞こえない状況のようで、応援の声の大きい試合でこういうことがあるのかとふと感じたり。
 10分過ぎ、レッズがパスをつないで立て続けにチャンスを。13分田中→長谷部→三都主とつなぎシュート。14分長谷部→田中とつなぎシュート。山瀬がややボールを持ちすぎたゆえにつぶされることが多かったのに比べ、長谷部は短い時間でワンタッチでボールを回すことでチャンスを作ります。
 20分過ぎにはマリノスのチャンス。22分ドゥトラ左サイドを抜け中に入れたボール。大島のシュートがバーを叩きます。24分山瀬がサイドを抜け、安貞桓にパス。これを後ろに折り返し那須がミドルシュート。これもバー。二つのチャンスをいずれも決められず、お互い5分の力関係だけに、チャンスが入らない不運が結局試合を決めることになってしまいます。
 36分、闘莉王負傷。堀之内が代わりに入ります。突然の出番ながら闘莉王に負けないぐらいきっちり守備をこなし、DFの穴になるかと思われたところその心配を消してくれます。
 前半は、両チーム。攻撃に守備にいいところ見せてお互い譲らず0-0で折り返します。

 後半は、前半飛ばしすぎたのか。両チームとも徐々にほころびが。5分ドゥトラが山田のドリブルをカットしチャンスを作ります。レッズも12分、カウンターから田中がフリーで抜け、16分長谷部がフリーで抜けだしマリノス守備2人対レッズ攻撃3人のチャンス。ただ両方ともGK正面に。
 やや前半よりゆるくなった中盤でやはりお互い5分のチャンス作り、そして守備の奮闘。今日の横浜の天気、晴れたり雨降ったりと動きの激しい天気でしたが、20分過ぎから大粒の雨が。
 22分、レッズが先に動きます。スタミナの落ちてきた田中達也→永井の交代。負けじと30分マリノス、大島→久保の交代。久保復帰で大歓声で歓迎されます。
 ただ結果を出したのは永井のほうでした。32分、チェックが甘くなっていた鈴木啓太の強烈なミドルシュート、GK榎本哲がはじきますがそこにきっちり詰めていた永井の前に転がり、これを頭で押し込みゴール。レッズ先制します。雨で滑りやすいところ、きっちりこぼれることを想定してそこにいた永井のFWのセンスがさえます。そしてゴール直後、それを祝うように雷が鳴り、あやしい雰囲気がまたレッズによく似合います。
 マリノスは34分、那須に代え坂田を入れ安貞桓がやや下がり目に。ただ久保も試合勘が戻っていないのか、試合の中で浮いている感じ。坂田も運動量を生かすような動きができず。マリノスは交代選手が機能しません。
 結局、このまま0-1でレッズが逃げ切りました。

 去年のチャンピオンシップ第1戦が、マリノスが勝ちを狙ってロングボール攻撃と策を弄してきましたが、今日はお互い正面からがっぷり組み合っていいところを出しあえた気がします。結果がどうこうよりも、できればチャンピオンシップでこういう内容の試合が見たかったと今思います。スコアは地味ながら、内容は良かった試合だと思います。
 マリノスは、前回の大宮戦といい。運もともかく、選手交代がうまくかみあってない気がします。入ってくる選手がうまくはまらず、流れが良くならない。さらに悪くなってしまう。もちろん、連戦の疲れもあるでしょうし、AFCチャンピオンズリーグで負けたショックも。とりあえず、しばらく楽になるのでゆっくり休んでチーム建て直しを、と。
 レッズは、さすがに調子が上がってきているだけあっていい試合を見せてくれました。今日の試合に関してはほぼ満点の出来ではないでしょうか。そして守備はもちろん攻撃参加でもいいところを見せた内舘、闘莉王の突然の怪我から交代出場して、穴を埋めるどころかおつりが来るぐらいの出来を見せた堀之内と。レギュラーよりやや落ちると思っていた選手がいい内容を見せ、その結果選手の層がより厚くなっているのも見逃せないところかと思います。レッズ、来るかも。と予感させてくれます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005年4月24日 横浜Fマリノス-大宮アルディージャ

2005年4月24日 Jリーグディビジョン1 第7節
日産スタジアム 18155人


  横浜Fマリノス 1-2 大宮アルディージャ
            (0-0)
           (1-2)
  後16  奥       後0  トゥット
                後44 桜井

横浜Fマリノス
FW      19安貞桓(6.5)   11坂田大輔(5.5)
MF 5ドゥトラ(6.0)   14奥大介(6.5)  17田中隼磨(6.5)
        4那須大亮(6.0) 6上野良治(6.0)     
DF  2中西永輔(6.0) 3松田直樹(6.0) 22中澤佑二(5.5)      
GK             1榎本達也(5.0)
 
後26 14奥大介→23大橋正博(6.0)
後36 2中西永輔→29狩野健太(-)


大宮アルディージャ
FW    9クリスティアン(6.0) 10トゥット(6.0)   
MF 11藤本主税(6.5)             16久永辰徳(6.5)         
        35西村卓朗(6.0) 26デビットソン純マーカス(6.0)
DF  3三上和良(6.0)           5富田大介(6.0)
        2奥野誠一郎(6.0) 4トニーニョ(6.0)
GK            20荒谷弘樹(6.0)

後26  10トゥット→30桜井直人(6.5)
後38  9クリスティアン→34森田浩史(6.0)
後ロス 11藤本主税→19片岡洋介(-)


 J2昇格して存在感を見せているのは徳島。そしてJ1昇格組では攻撃力では川崎が、守備力や組織力といった点で大宮が特徴を見せています。大宮は開幕したばかりの頃は好調でしたが、ここのところ3連敗で息切れか。という状況。
 そんな大宮はクリスティアン・藤本・三上と補強したもののJ2時代をほぼ受け継いだメンバー。あと右サイドバックをやっていた西村がボランチに入ります。
 マリノスは、ターンオーバーというやつでしょうか。水曜日テロサーサナ戦を休んでいた松田・ドゥトラ・奥・那須あたりが復帰。結果を出し早めに交代させていた2トップの坂田と安貞桓もスタメンに入ります。

 J2時代さんざん見てきた大宮はやっぱり同じようなサッカーをします。4-4-2で最終ラインを上げ、中盤をコンパクトにし相手が攻める隙を与えない布陣。しかもテロサーサナあたりとはDFの能力が違うので、ロングボールで打開しようとすればトニーニョが全部跳ね返すし。中盤も純マーカスあたりの体格のいい選手のつぶしがきつい。
 マリノスもそれぐらいのことは当然分かっていて、両サイドからの崩しをかけます。4分田中のミドル、GKはじきます。7分に左FKから中澤がヘッドも正面。14分那須のクロスボールGKがこぼすもつめ切れない。
 一方大宮も久永・藤本を中心にサイドを使った攻撃。2分藤本からスルーパスからトゥットシュート、11分三上突破からクリスティアン受け、西村が右にサイドチェンジ。そこから久永クロスなど。
 しかし、15分過ぎからマリノスが中盤まで支配できるようになり、奥や上野のボールタッチ回数も増えてきます。マリノスが中盤でボールを持ち、サイドのドゥトラや田中へボールを出し、そこからセンタリングや突破が入り、危険なところに安貞桓が飛び込んでくる。しかし、J2で最強だった大宮のDFの踏ん張りと、マリノスのシュートも枠内を捉えきれないなどで、前半は0-0で折り返し前半終了。
 マリノスサポはブーイングで選手を迎えますが、得点は取れなかったもののむしろ出来は良かったぐらいで。なんとなくサポーターの「J2から上がってきたばっかの相手に。。。」という雰囲気を感じます。

 後半立ち上がり、大宮は右の久永にパス。流れてGKの榎本達がクリアしますが、これを詰めていた久永かカット。センタリングを入れ、飛び込んできたクリスティアンを中澤が倒してPK。これをトゥットが決めて大宮が先制します。きっちり守ってカウンターやセットプレーで点を取って、とまさしく大宮のサッカーに。何回これでやられたかと思い出します。。。
 そして榎本達も前半2分トニーニョにパスしたり、前半38分に簡単な相手センタリングをこぼしたりと不安定で、かなりのスランプにはまっているようで心配です。
 しかし、マリノスもあきらめずに攻め続けます。8分ボール回しから安貞桓、トニーニョが止めます。10分安貞桓のFK、GKがなんとかはじき出し。15分田中右サイド突破から奥のシュート、これはふかします。そして16分、やっとマリノスの攻撃が実ります。ゴールまでパスを受けた奥がボールキープ。これを大宮DFが倒しPK、奥が決め1-1の同点に追いつきます。1-0で逃げ切れればまさに大宮のサッカーなのですが簡単には勝たせてくれません。
 マリノスは後半26分大橋を入れ、後半36分中西を下げ新人のMF狩野を入れ4バックに移行。さらに松田が前にオーバーラップと、もう一点とって勝ち点3を取りにいく強い姿勢を見せます。それでも大宮もトニーニョを中心にしぶとく跳ね返していきます。試合はマリノスが勝ち越せるか、大宮がしのぎきるか。そういう雰囲気に。
 それが後半44分、カウンターから左サイドで藤本がボールを受け中にセンタリング。そこへ途中交代で入ってきた桜井が角度のないところうまく合わせゴール。試合終了寸前、なんと大宮が勝ち越してしまいます。そして2-1で逃げ切り大宮が勝利しました。

 大宮のサッカーは、組織力と守備力をベースにしたJ2時代からの戦い方と全く同じ。そしてそのサッカーがマリノス相手でも通用したことはこの試合勝った大宮はもちろん、J2で戦っている他のチームにとってもJ2でしっかりチーム作ればJ1でも通用する、そういう勇気を与えてくれました。
 マリノスは、いいサッカーはしていたと思います。ただ、後半追いついてからさらにリスクを負って点を取りに行ったところを逆にやられてしまいました。これはしょうがないといえばしょうがないのですけど、大宮をよく知っていれば相手の思う壺にはまる可能性は高い選択だったと思います。おそらく、マリノスは実力より下に大宮のサッカーを見ていたのではないでしょうか。 
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005年4月13日 柏レイソルー横浜Fマリノス

2005年4月13日 Jリーグディビジョン1 第5節
国立霞ヶ丘競技場 27328人


   柏レイソル   0-1  横浜Fマリノス
            (0-0)
           (0-1)
               前36 安


横浜Fマリノス
FW      15大島秀夫(5.5)  19安貞桓(6.0)
MF 5ドゥトラ(6.5)  23大橋正博(5.5) 17田中隼磨(6.5)
      4那須大亮(5.5)    14奥大介(5.5) 
DF 35河合竜二(6.0) 3松田直樹(6.0) 22中澤佑二(5.5)  
GK            21榎本哲也(6.0)

後25  15大島秀夫→11坂田大輔(6.0)
後ロス 23大橋正博→28原信生(-)


柏レイソル
FW  28玉田圭司(5.5)  19安永聡太郎(6.0) 11崔成國(6.0)
MF  14大野敏隆(4.5)             10クレーベル(6.5)
                7明神智和(6.0) 
DF  26近藤直也(6.0)              4波戸康広(5.5)
         5中澤聡太(6.0)   17土屋征夫(6.0)
GK             1南雄太(6.5)

ハーフ 14大野敏隆→24平山智規(6.0)
後25  19安永聡太郎→8リカルジーニョ(5.5)
     4波戸康広→15谷澤達也(5.5)


 今日の試合、日立DAYということで。入場時に、Priusのクリアファイルと、ファンバナという広げて使う旗と、ビニールでできたビブスをいただきました。
 そして日立製作所の社長さんが来てて、サポーターがこの木何の木の歌歌ってるし。いかにも普段サッカー見なさそうなサラリーマンがいっぱい来てたり。いつの間にか日立の運動会にでも紛れ込んじゃったかと錯覚しそうな雰囲気でしたが、やるのはもちろん普通のサッカーの試合です。

 柏のキックオフでスタート、前半は柏が主導権を握ります。3トップ、といっても崔成國が右サイド、安永が前線で張って玉田がサポートの2トップ、トップ下にクレーベルと。この4人がめまぐるしくポジションを入れ替えての攻撃。この4人が押し込み、さらにきっちり前からの守備に参加することで、マリノスがボールを取ったとしてもそこから攻撃がうまく組み立てられず、さらにロングボールは柏の4バックの守備陣が対人能力の強さで跳ね返し、裏のボールはオフサイドトラップで攻撃の芽を摘み取っていきます。そしてマリノスはバックパスも多くなり、攻撃もドゥトラが個人で突破していこうとするもボールがつながらず、しかもまだ中澤が試合勘を取り戻していないのか最終ラインも落ち着きのない様子でしたが、何とか失点しないようしのいでいきます。
 柏がいいところを見せていましたが、ただDFの跳ね返したボールがなかなか拾えず、そこをマリノスに拾われ2次攻撃に利用されていたのが気がかりで、大野が消えていて明神一人でDFの前のエリアをカバーするのには負担が大きいようでした。
 そして、前半36分。そのほころびが失点を生みます。マリノス田中が右サイドでボールをキープ、ドリブルで上がってきます。ここでマッチアップするのが左MFの大野のはずですが対応できず、ボランチ明神が対応に行きます。しかし抜かれ、明神が対応に行って空いたスペースにフリーで安が走りこみます。田中が安貞桓にパス、ペナルティエリアやや斜め外の一番得意なところからシュート。これを決め、押されていたマリノスが先制します。ほんの一瞬のほんの限定されたエリアで、マリノスが数的優位を作りこれを生かしました。正直、試合の中でそう機能しているとは思えなかった安貞桓でしたが、後半27分にもGK南のファインセーブで止められたもののほんの一瞬の隙で決定的な仕事を仕掛けてきます。
 さらにマリノス先制した後は、最初飛ばしすぎたのかそれまでがうそのように柏の前の選手の動きが鈍くなってきます。前半はマリノスリードで折り返します。

 後半、大野に代えて左サイドに平山を入れます。個人的には、明神の負担分けるのに体調戻っていればリカルジーニョかと思ってましたが。ともかく平山が攻撃的に、左サイド突破に、時には中に入り込んでシュートを打ったりと交代が機能します。ただ、失点以降それ以外の柏の攻撃の選手が相変わらずぱっとせず、頼りの玉田も後半は精細を欠く動き。攻めながらつまらないミスでボールを失いカウンターを食らう場面もあり、柏にとって1点がすごく重く感じる展開。後半25分にリカルジーニョと谷澤を入れ、3バック?のような布陣になりますが、余計に混乱したような感じに。
 マリノスもほぼ同時に坂田を投入。33分、40分と田中からのボールを続けさまに決定的なシュートに持ち込みます。GKに止められの、枠外れるのでゴールにはならないものの、復帰早々いい動きを見せます。
 結局、1点を追いかける柏が後半いいところがあまりなくそのまま終了。0-1でマリノスが勝ちました。

 マリノスは、調子のいい選手と悪い選手がはっきり分かれているようでした。そんな中で、全体として良くないなりにきっちり勝ち点3を取れたのは、やっぱりここまで勝ってる自信があるからでしょうか?
 柏は、前半1点取られるまではいいサッカーしてました。ただ4バックなのに両サイドバックが全然攻撃参加しなかったり、両サイドしぼってセンターバックが前につぶしにいって、明神一人でつぶしきれないDFの前の危ないスペースを埋めに行くとか、対人能力高いけど改善できるとこがあるかなと思いました。
 にしても今日の試合、勝ち負けともかく、試合内容もぱっとせず。せっかくの日立製作所の人が楽しめなかったかもって思いました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005年2月26日 横浜Fマリノスー東京ヴェルディ1969

2005年2月26日 2005 ゼロックススーパーカップ 
横浜国際総合競技場 21104人


   横浜Fマリノス 2-2 東京ヴェルディ1969
            (0-0)
            (2-2)
PK  4-5
  後27  大橋       後23  ワシントン
  後42  田中       後ロス ワシントン


横浜Fマリノス
FW     15大島秀夫(6.0)  18清水範久(5.5)
MF 5ドゥトラ(6.0)  14奥大介(6.0) 17田中隼磨(6.0)
      4那須大亮(5.5)     6上野良治(6.5)
DF 22中澤佑二(5.5) 2中西永輔(5.5) 30栗原勇蔵(6.0) 
GK            1榎本達也(5.5)

後23 清水範久→23大橋正博(7.0)
後27 中西永輔→8遠藤彰弘(6.5)
後36 奥大介→27山崎雅人(-)


東京ヴェルディ1969
FW      11平本一樹(5.5)   9ワシントン(7.5)
MF 15相馬崇人(6.0)  8小林大悟(5.5) 2山田卓也(6.0)
        22平野孝(5.5) 32小林慶行(6.5)     
DF  6戸田和幸(5.5)   4林健太郎(6.0)  20李康珍(6.5)
GK             21高木義成(6.5)

後35 戸田和幸→25塗師亮(-)


 チケットを見たら、会場は「横浜国際総合競技場」と書いてありました。来週の開幕からは日産スタジアムとなりますからこれが最後の横浜国際で。杮落としの日韓戦も私行ってますから、奇しくも最初と最後を足を運んだことになります。
 ということで、マリノスは日産スタジアム命名と、追浜工場がある横須賀市のホームタウン拡大と着々と企業化が進んでいます。といっても、お金がなければいい選手が流出しちゃうし、おかげでカップ戦用にまで優秀な選手を控えに置いておく事もできるのです。一概には否定はしませんが、サッカー利用するならきちんと最後まで面倒見てよって。
 ヴェルディは下部組織から育て上げた若手中心でタイトル獲得と、野球の巨人と同じ系列とは思えないチームつくりです。もっとも、一昔前の読売・ヴェルディユースって本当にサッカーのできる子供らの集団でしたし、そういうチームつくりができて当然ながら、そこまで長い目で結果を待つことができたのはすばらしいと思います。

 両チーム、布陣は3-5-2。しかも双方似たような選手そろえで、お互い同じポジションの選手同士の比較もおもしろいところで。ポストが大島vsワシントン、スピード系FW清水vs平本、サイド実力者ドゥトラvs山田、期待の若手サイド田中vs相馬、ゲーム組み立てボランチ上野vs小林慶行、司令塔奥vs小林大悟。あとは対人能力DF栗原と戸田ですか。
 試合は、立ち上がりはマリノスのペースから。最初のチャンス左サイドを清水とドゥトラで崩し。田中がボールを中にいれ、ドゥトラのシュートもGK高木が止めます。試合通じ上野が中盤の底でボールをよく拾い、前線に供給とこの試合のマリノスの組み立てに貢献していました。と負けじと、ヴェルディ小林慶行も同じような活躍で、ヴェルディの生命線に。双方この二人から攻撃が始まり、ドゥトラと山田は互角に、相馬はやや田中を押し込む感じ。その分マリノスは清水が相変わらずの運動量でチャンスつくりに貢献というところか。序盤はお互いに押し合いながら決定的な形までにはなりません。
 大島がいまいち周りの選手とかみあわず、ワシントンも体重そう。最初ワシントンっていい選手なのか?と思わされましたが、22分ドゥトラのボールを山田がカットし、中に入れます。ワシントンが受けシュートも榎本が止めますが、ここで本来DFがシュートを打たせないようなところ、マークをすごく上手に外しいつの間にかDFよりゴールに近い位置でボールを持っている。強さやスピードやテクニックに目を見張るものはないものの、対人相手のポジション取りの良さ、うまくマークを外す動きの柔らかさ。これがワシントンの最大の長所で、結局最後にこれがこの試合決めたことになります。
 前半は、お互いに良さを見せながら。まだ勝負は後ということか、0-0で折り返します。

 後半は、大島がなじんできたのか。ポスト役として前線でボールを受け、周りの選手と息が合ってきます。5分、前でボールを受けFK得ます。19分右から那須→大島とボールが出て、フリーの清水の前にボールが出てチャンスに。しかし清水のシュートは止められます。ややあわてた感じ。このあと20分頃からヴェルディペースで、カウンターから小林大悟→ワシントン。続いて小林大悟→ワシントンから相馬にボールが出てシュート。マリノスがばたつき気味で、ここでマリノスが動いてきて清水に代えて大橋を入れます。ただ、交代直後に前線にいたワシントンにボールが渡りゴール、ヴェルディが先制します。体の使い方とともに、余裕のないところからでも簡単にゴールにボールを入れます。
 しかし、27分。大橋がドリブルを仕掛け、二人DFを抜いて同点に追いつきます。この後も、攻撃によく絡み、2点目につながるFKも蹴りと。うまく行けば奥や清水と張り合いレギュラークラスにも、と期待させる活躍でした。
 同点直後にマリノスがまた動き、中西→遠藤。那須が中央CBに下がります。遠藤が入ることによって、攻撃により比重がかかり、遠藤も前にいいボールを供給し、田中が生き返ったように攻めあがってチャンスを作っていきます。36分奥→山崎で大橋が司令塔に。一連の交代でマリノスペースとなり、42分大島がPA前で倒され大橋のFK。これをキーパーがはじくも田中が詰めて2-1、マリノスが勝ち越します。
 普通、この展開でマリノスなら。当たり前のように逃げ切れるはず。なのですがロスタイム、小林慶行からのボールをゴール正面でワシントンが受けます。しかし那須がきっちりとマーク。しかし体を反転しボールを持って前に抜けます。さらに中澤がフォローしに行くも、中澤もかわします。そしてシュート。ロスタイムで追いついてしまいます。
 そしてタイムアップ、同点のままPK戦に。3人目マリノス上野が止められ、ヴェルディは全員決め。4-5でヴェルディが勝利しました。

 マリノスは相変わらずけが人が多いながら、いる選手できっちり帳尻を合わせ、交代選手も効果的に機能し、終了間際で勝ち越してあとは逃げ切るだけと。試合運びとしては全く問題なく順調だったと思います。ただ、ワシントン一人の個人技が試合をひっくり返してしまいました。ヴェルディにすごい選手が入ったと驚きましたし、そして他のFWはワシントンの動きを勉強して、DFは彼をマークすることで。リーグがレベルアップするかもって思いました。
 マリノスはワシントン対策考えながらも、今日の試合引きずることもないと思います。ヴェルディは、再び黄金期作るのに必要な最後のパーツが入った、かも、しれません。。。
 

|