2007年11月18日 コンサドーレ札幌-京都サンガ

2007年11月18日 Jリーグディビジョン2 第50節
札幌ドーム 32599人

     コンサドーレ札幌 2-2 京都サンガ
              (0-1)
              (2-1)
     後28 岡本        前35 渡邊
     後31 石井        後44 西野

コンサドーレ札幌
FW           10ダヴィ           13中山元気
MF 8砂川誠                              27西大伍
           18芳賀博信            33鄭容臺
DF  6西嶋弘之  15ブルーノクアドロス    4曽田雄二   3西沢淳二
GK                    28高木貴弘

GK 28高木貴弘 6.0 DFの裏を取られ危険なボールがいくつかあったが、無難に処理
DF 3西沢淳二  5.5 センターが弱く守備に追われるが、なんとか乗り切る
後21→9石井謙伍 7.0 中盤で相手を翻弄し、同点ゴールのアシストに勝ち越しPKに得点に絡む。
   4曽田雄二 4.5 対人でも弱く、裏も取られるなどいい出来ではなかったが、怪我だった様子
ハーフ→5池内友彦 6.0 左サイドに入ることにより、サイドからの攻撃が機能しだし、時にはゴール前までも。
   15ブルーノ 5.0 最後のPKを与えたファールは無理をしなくていい場面。特にPKとる審判だけに。
   6西嶋弘之 5.0 前の砂川と組んでの上がりも出来ず、対面の渡邊には崩される。
MF 33鄭容臺 6.5  前半目立たずも後半は相手のボールをすべて拾ってるぐらいの献身的な動き。
   18芳賀博信 5.5 攻撃的な役割ではいい動き。ただ相手がボールを持ったときにやられる。
   27西大伍  6.0 決定的な仕事は岡本や石井に譲るもきっちり攻撃を組み立てる
   8砂川誠  5.5 縦に切り込みでいい仕事をするが、サイドに張り付いて怖くないプレー
ハーフ→23岡本賢明 7.5 後半の反撃の立役者。パスにシュートに次々とチャンスを作るFW 13中山元気 6.0 前半は前線で献身的に守備やポストプレーで局面を打開しようとよく動く。
   10ダヴィ 5.0 森岡とのマッチアップに苦戦。何よりPK失敗が痛い。

SUB 26佐藤優也 17カウエ


京都サンガFC
FW           31田原豊          9アンドレ
MF  7徳重隆明                           22渡邊大剛
            16斉藤大介            17石井俊也
DF  5手島和希    6森岡隆三       35角田誠     34平島崇
GK                    1平井直人

GK 1平井直人 6.5 PK1本止めたのをはじめ、シュートに対しての反応がすばらしい
   34平島崇 5.0 攻撃面での貢献があまり出来ず、逆に後半こちらサイドから崩される。
後40→25西野泰正 6.5 田原に惜しいシュートのアシストにPKゲットと短い時間できっちり結果を出す。
   35角田誠 6.5 相手との競り合いにも強さで負けず、セットプレーでも惜しいシュートを放つ
   6森岡隆三 6.0 ダヴィとのマッチアップは勝ったが、プレースタイルが少々汚いのが気になる。
   5手島和希 5.5 守備は問題なかったが、サイドの選手って感じではない。
MF 17石井俊也 6.0 つなぎのパスの基点はここから始まり、さらに自分が動いていいシュートもあり
   16斉藤大介 6.0 ロングパスの精度とミドルシュートは相変わらずすばらしい。ただ守備がやや弱い。
   22渡邊大剛 6.0 右サイドからの崩しで再三のチャンスを作る。中へ入ってくる動きもいい。
   7徳重隆明 5.5 FW登録ながら左MFのポジション。今日はあまり攻撃に参加できなかった。
後24→20倉貫一毅 5.5 特に目立った動きが出来ず。というよりピッチ上が似た選手ばっかりに。
FW 9アンドレ  5.5 前に張って、危険なシュートを打ってくる。動きとしてはあまり良くない。
後8→15中山博貴 5.5 入った直後だけドリブルで仕掛けたりいい動きをするが、だんだん試合に埋もれる。
   31田原豊 6.5 ドリブルで相手を抜いたり、裏のスペースをとったり。いい意味でらしくない動き。


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 なぜか札幌に来ています。バーゲンフェアで2ヶ月前に旅行ついでに見に来る計画を立てていたのですが、丁度狙ったとおり昇格争いに絡む大一番になりました。この試合札幌が勝てば昇格が決まります。
 というわけで、この試合3万人を超える多くのお客さんが来る試合に。これだけ入ると迫力があります。日本ハムの試合といい、札幌は来る時はきっちりと客が来ます。

  両チームとも久しぶりに見るのですが、札幌は3バックのイメージだったんですが、三浦監督だけに4-4-2の4バックに。京都は3トップといいながら徳重が左MFのやはり4-4-2での布陣になります。京都はここ数年来あんまりメンバーが変わってない感じ。

 札幌は勝てば昇格、京都は勝てば2位が狙えるが負けると3位も危なくなる。とにかく今日は結果を出さないといけない試合。そんな試合だけに立ち上がりはとにかく両チーム安全策行こうとロングボールの応酬になります。札幌は中山を、京都は田原を狙い、後ろ目から縦一本のボールを通しこぼれたところから攻撃を組み立てようという意図が見えます。
 内容としては面白くないですが、今日の試合の性格を考えるとしょうがないか。ただDFの出来が京都のほうがよく、札幌が不安定な分ロングボールが札幌DFの裏に通り、やや京都ペースの試合の流れになります。そして前半9分と31分、角田がセットプレーからフリーでシュートを打つも両方外れます。
 一方の札幌は立ち上がり3分にダヴィが倒されPKを得るもこれを外し、それ以降攻撃は手詰まりに。
 そんなちょっと重くなった展開が崩れたのが35分、京都が中盤からの崩しで左サイドにボールを振ります。そして上がったクロスボール、札幌の選手がみんな左に釣られファーサイドががら空きに。あとは誰もいないゴールに渡邊がボールを押し込むだけ。京都が先制します。
 圧倒的な札幌の応援。しかし試合内容は京都が勝り1点リードで前半を折り返します。

 せっかくこれだけの客が来ているのに、札幌は攻撃も守備も散々な出来。この後どうするんだろう。そう思っていたハーフタイムでしたが、札幌が思い切った手を打ってきます。
 砂川に代えて19歳の岡本を左MFに、曽田に代え池内を左DFに入れ左DFの西嶋をセンターに。そしてこれがうまくいき、左サイドからの攻撃が機能し始め、後半は前半と打って変わって札幌ペースになります。
 後半立ち上がりから池内のヘディングシュート、芳賀のミドル、西のシュートと立て続けにチャンスを作ります、しかし京都も必死に持ちこたえる展開。
 21分には、札幌はさらに攻撃の選手を投入。西沢を下げ石井を入れ、ヨンデを右DFに回します。
 この点をとりたいという思いが、28分やっと実ります。京都のクリアミスを石井が奪い、左サイドの岡本に。岡本が中に切り込みシュート。これが入り札幌が1-1の同点に追いつきます。そして追いつかれた瞬間ピッチに倒れこむ京都の選手。まだ試合は終わっていないぞ。
 そしてその勢いのまま、31分左サイドからのセンタリングを受けた石井がPA内で倒されまたもPK。こんどは石井がきっちりと決め2-1と逆転。
 3万人を超える札幌ドームはものすごく熱い空気に。このまま札幌が昇格を決めるか。そんな空気でしたが44分放り込みのボールに対し、ブルーノクワドロスが西野を引っ張りまたまたPK。これを西野が決め終了間際に追いつき2-2の同点でこれで札幌ドームはさっきがウソのような盛り下がりに。
 結局、この試合2-2の引き分けで終わることになりました。
 これで、札幌は京都が2連勝で札幌が最終戦敗戦以外では昇格決定ときわめて有利時な状況に。京都は2位ヴェルディと勝ち点3以内で、4位仙台と勝ち点2差とちょっとだけ前進。

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 引き分けという結果は、両チームの内容から見て妥当な結果かと。札幌は前半を見る限り苦しい内容でしたが、監督の必死に追いつこうという思い切った交代、そしてそれに応えた交替選手は見所がありました。石井とか岡本とか若くていい選手がいるのがうらやましい。ただ今日の出来を見る限りでは、DF陣があれではJ1では厳ししいかも。一番よかったのが鄭容臺だったし、これじゃあ帰って来ないかな。
 京都は選手が固まってきて、そつのない感じ。守備は堅く中盤にはテクニックのある選手がそろっててFWにもいい選手がいて、田原この期に及んで成長して感じ。ただ1点取られてその後すぐに逆転されるのは弱いところで、J1昇格して補強するなら経験のある選手がほしいかと。本当は森岡あたりがきっとその役まわりなんだろうけど。 サッカーではいい年もあれば悪い年もある。それが魅力で、よそのことを言ってもしょうがないけど、ともかく両チーム来年に向けての展望が明るい感じなのがうらやましいです。
Photo

おまけ

この旅行でJALの上級会員(クリスタル)に
これで来年から快適な遠征ができそうです
このために北海道に   

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2007年9月8日 ロッソ熊本-YKK AP

2007年9月8日 JFL後期 第9節
KKWING 4486人


     ロッソ熊本 1-2 YKK AP
            (1-1)
            (0-1)
    前17 斉藤     前30 長谷川
                後ロス 朝日

ロッソ熊本
FW         11高橋泰        29小林陽介
MF  31西森正明                        10斉藤紀由
            28吉井孝輔        8喜名哲裕
DF  22森川拓巳   6福王忠世    16矢野大輔    15市村篤司
GK                 21小林弘記

GK 21小林弘記 6.0 セービングの能力は高いが、キックの精度が悪いのが難点。
DF 15市村篤司 6.0 守りと前へのパスはいいものがあり。逆が森川だからか上がりは自重。
   16矢野大輔 5.5 スイーパー気味だったが、かぶってしまったり福王とのコンビネーションはよくない。
   6福王忠世  6.0 対人能力は強いものの、うまさがないために無駄なファールを与えてしまう。
   22森川拓巳 5.5 DFとしての攻撃センスはよくアシストも決めるが、守りでは押し込まれる。
MF 8喜名哲裕 4.0 ボールをキープする事が出来ず何度も相手に取られピンチを招く。
   28吉井孝輔 6.0 中盤からの攻撃の組み立ての起点となる。
   10斉藤紀由 6.5 豊富な運動量で相手ボールにチェックをかけ、攻撃でも上がってパスにシュートに活躍。
後24→関光博   6.0 サイドに開いてクロスをあげる一芸でチャンスを作る。 
   31西森正明 5.5 サイド攻撃も森川が活躍し目立てず、FKでもGK正面など精度がいまいち。
FW 29小林陽介 5.0 本来ポスト役のプレイヤーに見えたが、高橋に仕事をとられてしまった感じ。
ハーフ→9北川佳男 5.0 高橋がボールをキープする中、フォローが足りない。
   11高橋泰 6.0 前線での動きとキープ力で攻撃の起点になるが、簡単なシュートがちっとも入らない。

SUB 1太洋一 3河端和哉 17熊谷雅彦 33小森田友明 13町田多聞

YKK AP
FW                  18長谷川満
MF       16景山健司    14猿田浩得  7朝日大輔
      18黄学淳                        8牛鼻健
                    24萩原洪拓
DF     3堤健吾        6濱野勇気      2小田切道治
GK                   1中川雄二

GK 1中川雄二  6.0 シュートは比較的易しいものが多かったが、それでもミスなく安定したボール処理。
DF 2小田切道治 5.5 高橋のマーク役だったが、入ってくるボールを奪えず攻撃の基点にされる。 
   6濱野勇気  5.5 相手FWの決定力の低さに助けられてるが、危ない場面をつぶせていない。
   3堤健吾   5.0 対人能力にやや難ありか。抜かれて右サイドから崩される場面が目立つ。
MF 24萩原洪拓 6.0 中盤の底からパスで展開しゲームを作る。後はもっとボールを奪えればなおいい。
   8牛鼻健    5.0 立ち上がりだけは積極的に攻めあがるも、徐々に相手に押し込まれる。
後30→10星出悠  -
   18黄学淳   5.0 対面の斉藤が良かったこともあり、自由にボールを扱う事も出来ない。
   7朝日大輔  7.0 長谷川や猿田をしっかりとフォローし、最後ロスタイムに劇的な決勝点。
   14猿田浩得 7.5 ドリブル・パス・スペースへの走りこみ・スタミナ。全てすばらしく一人昇格もありえる。
   16景山健司 6.0 激しい中盤でのポジションチェンジをしっかりこなし、周りとのコンビネーションもいい。
FW 18長谷川満 6.5 1トップでしっかりとボールをキープしMFの上がりを生かし、自分で点もとる。

SUB 22青木大輔 4川野毅 15瀬戸春樹 20木村哲朗 11大西康平 19石黒智久


53400099
 休みにバーゲンフェアでチケットを取って九州旅行中です。
 島原半島の真ん中にあるこの街にいってみたり。島原鉄道というローカル私鉄で諫早から1時間と、思ったより遠い場所にあって長崎県内も広いと感じます。この土地勘があるとVファーレンと長崎市で微妙な遠さがある、なんて話も分かったり。
 さらに島原から有明海を越えるフェリーでたった1時間で熊本に。53400100


 熊本では、お城と、ラーメンと、そしてまたサッカーを。
 KKWINGは、豊肥線光の森駅からバスで10分。試合のある日に臨時バスが出ています。
 そして山の中に忽然と出てきたスタジアムは立派なものでした。陸上トラックはあるものの、アクセスの悪さを除けば十分にJ規格のスタジアムです。ちなみに熊本空港からタクシーかレンタカーならすぐの場所。53400103


 そして試合のほうを。
 現在ロッソ熊本が2位(勝ち点54)、YKKが3位(勝ち点44)の上位対決。プレビュー的にはJ2を目指す熊本がどんなサッカーを見せるか、という試合でしたが。試合を見終わったあとは意外な結論になってしまいました。

 熊本は4-4-2の布陣で、基本はしっかりしてて堅いサッカーをするといった印象。一方のYKKは3-6-1で、トップ下の3人の攻撃的MFがめまぐるしく動く変化の多いスタイルで勝負します。
 一方は来年にもJを目指すチーム、一方は企業チームながら立ち上がり互角での勝負に。熊本は4-4-2からサイドからの崩しで、YKKはカウンターやセットプレーでシュートを狙います。
 前半17分、熊本左クロスに小林陽がフリーもシュートを打ち切れず。しかしこぼれ球をオーバーラップした森川がもう一度シュート、さらにこぼれたところを斉藤が詰め、熊本が先制します。さらにこの後吉井・高橋と大きなシュートチャンスがありますがこれは決めきれず。YKKの守備が甘く楽な体制でシュートが打てるものの、熊本の決定力に難があります。
 YKKは、最初カウンター狙いのチームかと思わせて、試合が進むにつれ攻撃陣の懐の深さを見せてくれます。
 ワントップ+トップ下3人の能力が高く、カウンターもあり、さらに中を細かいパスでつなぐ、個人技のドリブルで仕掛ける、サイドから崩す。普通、チームによって得意不得意があるものの、YKKは全てそつなくこなし、前半30分右サイド猿田がドリブルで崩しセンタリング。中に飛び込んだ長谷川がヘッドでゴールを奪い、1-1の同点に追いつきます。
 前半は1-1で同点での折り返し。

 後半は、熊本は斉藤の突破力と高橋のキープ力を生かしての攻めながら、他の選手のフォローが足りないのと決定力のなさから。YKKは朝日・猿田が仕掛け、シュートを打っていきますが熊本の守備陣がしっかりと守り、お互い点が入らない流れに。
 両チーム攻撃面で良さを出し合っているので退屈な展開ではないのですが、それでも引き分けが濃厚かと思われた後半ロスタイム、喜名のボールを萩原が奪い縦にパス。走りこんだ朝日が相手GKをしっかりと見て頭越しのループシュートを決め。最後の最後、YKKが決勝点を奪い熊本に勝利しました。

53400102
 熊本にとっては数字的にはまだ安心できる状態。しかも負けたくない相手に劇的な負けかたされてもサポーターが拍手で迎えるといった感じでしたが、J2で戦うには今日のようなサッカーをやってるようでは厳しく。シュートの決定力のなさ、攻撃パターンの少なさ、守備の一瞬の隙が目立ち、J2では大崩はしないだろうけど0-1で延々と勝てない試合が続きそうなイメージ。余裕のあるうちにもっと高いレベルを目指すべきかなと。
 個人的にはYKKのほうがおもしろい感じで、守備は弱いものの、攻撃陣の攻撃パターンの豊富さと能力の高さは魅力的。しかもこれが企業チームでサポーターも少ない中で作り上げたというのがすばらしいと思うと同時に、なにかもったいなさを感じます。
 と書いてるすぐ後にYKKAPとアローズ北陸との合併が発表され、富山からJを目指すとか。失点の少ないアローズと組めば面白い化け方するかも。

おまけ:宮崎では、一番の名物を見れた。ピンボケだけど
53400113


  

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2006年5月20日 V・ファーレン長崎-ニューウエーヴ北九州

2006年5月20日 九州リーグ 第7節
長崎市柿泊陸上競技場


    V長崎 2‐2 NW北九州
        (0‐1)
        (2‐1)
    PK   7‐8

  後6 岩本    前15 大塚   
  後28 岩本    後3 小野


V・ファーレン長崎
FW       5税所義博    18岩本昌樹
MF 7首藤啓祐                 9田尻秀一
          22田上渉    14原田武男
DF 6平原省吾  4加藤寿一  8久留貴昭  16大空昌宏
GK             12堤喬也

GK 12堤喬也  6.0 プレー機会は無難にこなす。2失点は相手のシュートが良すぎる。
DF 16大空昌宏 5.5 サイドにずっといて、あまり動きがなかった。破られはしなかったのだが。
後26→10佐野裕也 6.0 ゴールに近いところにパスやドリブルで攻め上がり、形をしっかり作る。 
   8久留貴昭 5.5 後半34分に倒れ意識が飛ぶぐらいに。だいじょうぶだろうか
後34→堀川純一 -
   4加藤寿一 4.5 危なっかしいクリアミスが何回も見られた。
   6平原省吾 5.5 攻撃は攻められながらなんとかついていく。攻撃参加もあるがこちらは不発。
MF 14原田武男 5.5 後ろ目やサイドから延々とクロスの出し役になるが、受け手との息が合わない。
後20→20石川高大 6.0 右サイドからのクロスで同点ゴールをアシスト。期待に応える   22田上渉  6.0 相手ボールカットに、中盤からのボール出しに。攻守に活躍。
   9田尻秀一 6.0 中盤のパスの出所となって攻撃をリードした。ただなぜか原田がパスをくれない。
   7首藤啓祐 5.5 出だしよく攻撃に絡んでいたが、試合が進むにつれプレーがだんだん不正確に。
後15→19小嶺栄二 6.0 相手が疲れてきたところサイドからの崩しでチャンスを作る。
FW 18岩本昌樹 7.0 個人技での突破力に、前でボールを受けてシュートを決める決定力と。FWとして満点。
   5税所義博  5.0 とにかくシュートの場面になるとあわてて、普段どおりのプレーができない。


ニューウエーヴ北九州
FW      27久保田学  11宮川大輔
MF 10森本惟人               18小野信義   
         7大塚隆二    8日高智樹
DF 20吉野慎治 6水越潤  5桑原裕義   22市村瞬
GK             21中村克巳

GK 21中村克巳 6.0 キャッチングやフィードはレベルが高いが、DFの裏のボールに飛び出すタイミングが悪い
DF 22市村瞬  5.5 守りにしても、プレーがとにかく荒っぽく。途中で相手選手と小競り合いも
   5桑原裕義 6.0 積極的な前でのカットで相手ボールを奪い、そのまま攻めあがることも
   6水越潤   6.0 きっちりとカバーリングをし、危険な部分をきっちりと抑える。 
   20吉野慎治 6.0 積極的な攻撃参加でサイドからのチャンスを作る、守備もまあまあ。
MF 8日高智樹 6.5 よく動き、DF前のスペースを埋める守備にサイドからのクロスといい働き。
後ロス→9半田隼也 -
   7大塚隆二 6.0 テクニックがあり、正確なパスや個人技で攻撃を組み立てすばらしいシュートで先制点も。
後28→3山崎理人 -
   18小野信義 6.5 中盤での守備、パスでの崩し、そして詰めてゴールと。MFとしてすべての仕事ができる。
   10森本惟人 5.5 ここでもう一歩前にいければというところで、相手に守られてしまう。
後39→4上農大介 -
FW 11宮川大輔 6.0 前でくさびの役割でそこからチャンスは生まれたが、自分がシュートを打つのは消極的。
   27久保田学 5.5 強引な突破力で仕掛けてくるのは脅威だが、もう少し周りを見てほしい。


Kakidomari
 メインイベントは日曜日の鳥栖の試合ですが。一日早く飛行機で長崎の地に到着しました。長崎は観光都市で、大浦天主堂やグラバー園、出島といった見所があり、そういったところをぐるりと。
 そして夕方、長崎でもサッカーを見ようと長崎駅からバスで延々1時間弱、柿泊陸上競技場に向かいました。アクセス方法は長崎駅前のバス乗り場から、長崎バス3系統相川・大見崎・式見行きのいずれかに乗り長崎市運動公園下車、260円。普通に行けば約30分ですが、やはり道が混むこともあり1時間の余裕を見たほうがいいでしょう
Nagasakikitakyusyu
 ところで、長崎でサッカーとは?長崎にもJリーグを目指す「V・ファーレン長崎」というJFLの下の九州リーグに所属するチームがあります。そして対戦相手は同じくJリーグを目指す「ニューウエーブ北九州」との対戦。2位以内がJFL昇格挑戦の権利を得ることができる中での、首位長崎と3位北九州の試合になります。観客数はざっと見て1000人ぐらいでしょうか

 お互いJリーグを目指すだけあって、地域リーグと言ってもJ経験者をそろえており、知っている名前がいっぱい。
 そして北九州には昨年横浜FCを解雇された小野信義と久保田学がいます。要はこの二人を見に来たわけですが、プロだから解雇はありうるとはいえ、有名さをとって全然試合に出れない望月を残して今までチームを支えてきた小野信義を切り、久保田にいたってはまだ1年目なのに解雇と、今の成績で忘れがちなダメフロントの犠牲になった二人です。だからこの二人には本当に活躍してほしい。

 試合は、ホーム長崎が岩本がスローインからシュート、田上のミドル、首藤がドリブルからシュートと立ち上がり攻めます。長崎は岩本を中心に首藤・田尻・田上とアタッカー陣がパスやドリブルで仕掛け、後ろ目からは原田がボールを供給する攻め。しかし、北九州守備陣は前目からの守備も含め、きっちりと長崎の攻撃を受けカウンターに勝負をかけます。
 そして前半15分、小野信義からの縦パスがトップの宮川に。これをポストプレーでしっかりと受け、折り返し大塚が飛び込みロングシュート。Jでもなかなか見られないような見事な軌道のシュートが決まり、北九州が先制します。
 北九州はお互いのポジションチェンジが頻繁で、守備の選手が積極的に上がってくると思えばきっちり上がったスペースは他の選手が埋めと、守備の連動性も含め名前だけに頼らずなかなか完成度の高いチームになっています。
 このあと、お互いのいいところをつぶしあうような試合展開が進み、まずは前半0-1で北九州リードで折り返しに。長崎が押し気味の前半でしたが、経験のある選手が多い分北九州が上手に試合を進めます。

 後半立ち上がりの3分、左に出たボールを久保田が中に。これを宮川が1点目と同じようにポストプレーで折り返し、そこに詰めたのが小野信義。浮いたボールをしっかりと抑えたボレーシュートでとらえ、これが長崎ゴールに突き刺さり0-2。北九州が2点のリードを奪います。
 ただ6分。縦パスが税所に入りセンタリング、これをゴール前岩本が受け強引にシュート。これがシュートをとめに入ったDFの足にあたり長崎がすぐに1-2と1点差に追いすがります。
 北九州は失点した後あたりから、前半飛ばしすぎたかベテラン選手が多いかでだんだん動きが悪くなってきます。2点を追いかける長崎が勝負どころと見て、小嶺・佐野・石川と次々にアタッカーを投入してきます。これで疲れた相手を引っ掻き回し、28分石川のクロスボールを岩本が合わせてゴール。2-2の同点に追いつきます。
 そして試合はこのまま2-2で引き分け。。。と思いきや。九州リーグは延長なしPKで勝負をつけます。PK勝ちは勝ち点2、負けは勝ち点1という仕組み。
 北九州は8人全員が決め、長崎は8人目の堀川が左にキックを外し決着。北九州がPK勝ちで首位長崎との勝ち点差を一つ縮めました。

 長崎は試合巧者の北九州に2点先制されながら、アタッカーを次々投入し結局同点に追いつきました。このあたりのタフさはさすが首位といったところです。
 北九州は2点取るところまではすばらしい試合運びで、チームの完成度も高くいいサッカーをします。ただこれが90分持たなかったのが反省点でしょうか。どうしてもベテランの多いチームだけに、いい若手が出てこないと経験のあるベテランも大事ですがそれだけではこれから上は厳しいと思います。
 そして両チームさすがに元Jリーガーがいることもあってこのカテゴリーにしてはかなりレベルも高く、Jレベルのプレーもありました。ただ、クリアが変な方向に行ったり、フリーのシュートを打てなかったり、そういった凡ミスも同時に見られたことで、こういうミスは上のリーグに行けばあっという間につけ込まれます。試合中ずっと安定したプレーができることも必要で、これが一番足りないところかと思います。それでも天皇杯あたりでJチームがこの両チームあたりとぶつかるとやはり怖い相手になります。

Yoshikawa
 そして試合終了後「競技場前で選手のサイン会がありまーす」と、いまこの大変な試合を終えたばかりの選手の即席サイン会があり、ファンに囲まれながらみんなにサインしてました。そしてスタッフはその横で一生懸命グッズ販売を。
 長崎新聞によると、選手は働きながらのプレーで休みもほとんどないとか。トップチームのプレーもすごいですが、ただサッカーが好きでこうやって苦しい環境でも戦い続ける選手もすばらしいです。この想いは、本当に報われてほしい。いつかはこの両チームと三ツ沢で対戦できるようにと、待ってます。

Singi
 最後に、この試合小野信義がひいき目なしですばらしいパフォーマンスでした。ちゃんと見てたよ、かっこよかったよ

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2006年2月22日 日本代表-インド代表

2006年2月22日 AFCアジアカップ2007予選
日産スタジアム 38025人

   日本代表 6-0 インド代表
         (1-0)
         (5-0)

  前32 小野
  後13 巻
  後23 福西
  後34 久保
  後38 佐藤
  後ロス 久保

日本代表
FW           9久保竜彦    36巻誠一郎
MF   35長谷部誠                      8小笠原満男
             18小野伸二         15福西崇史
DF 14三都主アレサンドロ  5宮本恒靖   22中澤佑二  21加地亮
GK                    23川口能活

GK 1川口能活  6.0 相手が相手だけにほとんど活躍する場面がなかった
DF 21加地亮   5.0 攻め上がりに参加したがいい働きが出来ず、周りと合わずボールを失う場面もあった
   22中澤佑二 6.0  たまのカウンターのピンチも、マークする相手FWに全く仕事をさせない
   5宮本恒靖  5.5  あまり仕事がなかった。たまにボールに絡むと思えばミスしたり
後27→24茂庭照幸 -
   14三都主   5.5  前半はひどかったが、後半は積極的な攻撃参加やシュートでチャンスを作る。 
MF 15福西崇史 6.0  中盤で留守番役として相手の攻撃をがっちりとつぶし、セットプレーでも1点
   18小野伸二 6.5  パスの出し役に、自分でも動いて受け役に、シュートもと日本の攻撃の中心に。
後27→4遠藤保仁 - 
   8小笠原満男 5.5 中盤での働きは小野に劣る上に、簡単なシュートが全然入らない。
   35長谷部誠 6.0  パスに、スペースへの走りこみに及第点の活躍。ただ、中村や中田よりいいほどではない。
FW 36巻誠一郎 5.5 前線でのくさびとなり、ボールを失わない良さはあったが。アピールできたのはそれだけ。
後31→37佐藤寿人 7.0 思いっきりのよさと、ゴール前のいい動きで1ゴール1アシスト。短い時間でしっかり結果を出した
   9久保竜彦  5.5 試合通じてはいい出来ではなかったが、後34分のゴールの時だけはすごかった。

インド代表
FW            15バイチュン    10ナビ
MF    18アジャヤン                     7メタブ
             23サンジブ        4メラジ
DF  41ブラティーブ   14マヘシュ   3マンジュ   17スクルマル
GK                  1サンティップ


 2006222japanindo
今年初めてのサッカー観戦になります。見てる人がいれば今年もお願いします。
 アジアカップの予選、というより残りあと4ヶ月になったワールドカップ本番に向けて今からの試合は代表にとって大事になってきます。リーグ戦もあるわけで、実際代表でこうやって集まって試合のできる時間は少ないわけですから。
 日本代表の今日の布陣はオーソドックスな4-4-2の形。違う意味で門戸の狭い代表の中に、巻・長谷部と新しい戦力が入ります。このチャンスは生かしたい。

 試合前にインド代表の練習を見てると。GKのキャッチングの姿勢や、フィールドプレイヤーのボールの扱い方を見て明らかに日本が格上。
 日本が何点取るのかが見所というところで、その実力差の通り日本が試合開始直後からインド陣内にがんがん攻め込みます。
 まずは1分長谷部からのクロス。3分長谷部が前でプレスをかけボールを奪うもサイドチェンジのパスが流れる。5分小野ドリブル突破仕掛けるも止められる。5分・8分久保へいいクロスが入るもゴールに入らない。10分長谷部クロスから巻のヘディングもGK正面。日本がかなり自由にプレー出来ていて、特に立ち上がり長谷部の活躍が見れたのですが、それでも得点という結果がでません。攻めながら得点が入らないのは細かいところでかみあっていないのと、久保と巻が練習のように楽な形でシュートが打てるのにちっともシュートが入らないのが理由。
 そのうちチームの歯車のずれがどんどんひどくなり、加地が続けさまパスを受け損なったり、三都主が変なドリブルを仕掛けて相手に取られカウンターを食らったりと代表とは思えない状態になっていきます。
 それでも前半32分、相手のクリアミスがゴール前で小野にフリーで渡り、これを決めてやっと日本が相手からのプレゼントボールで先制します。
 結局、前半の得点はこれだけ。格下相手にひどい内容の試合をして、なんとかラッキーな形で1点を取るというある意味ジーコジャパンらしい内容ですが心配になってきます。さすがに前半終わった後ブーイングが飛びます。

 ハーフタイムに監督に相当怒られたか、後半は前半よりはいい形を見せます。特に三都主が別人のようにいい働きを見せ、1分小野と組んでの中央突破、3分ドリブルを仕掛け小笠原がこぼれ球をシュート、7分左サイド突破からファールをもらいFKを得ます。このあとも再三の鋭いミドルシュートでチャンスを作り、なぜ三都主はこれを前半からできない?といったところです。
 そして後半13分。加地からのクロス小野がスルー。フリーで長谷部に渡りこれを決めて長谷部代表初ゴール。。。と思いきや巻にあたって巻のゴールに。とにかく2点目。
 あとは今までの便秘のような状態がウソのようなゴールラッシュ。23分三都主のシュートをGKがはじきCK、このCKを福西が決め3点目。ここで今日ご苦労さんということで活躍した小野が下がります。
 後半31分には佐藤寿人投入。そして34分に久保がドリブルを仕掛け、佐藤とのワンツーで抜け出しこれを決め4点目。38分にはゴール前に来たボール、佐藤がうまく体を反転させ抜け出しゴール、5点目。
 そして最後ロスタイム。小笠原が左サイドのゴール前でボールをキープし、相手の守備をうまくつり出したところで横パス。久保がごっつあんゴールを決め6点目を取りこの試合を締めました。
 
 結果は6-0で会心の勝利。なんですが特に前半あたりチャンスがいっぱいあったにも関わらず全然決められなかったり、こんないつも同じメンバーなのに意思の疎通に欠けてパスミスが多かったり、攻めのスピードに時間がかかったり、内容としては素直に喜べるものではなかったです。あと4ヶ月で最低限オーストラリアやクロアチアと互角以上に戦えるチームにしなければいけないわけですし、そう思うと正直今日の内容では苦しいところで。
 そんな中で佐藤寿人が代表でいい働きをしたのは今日の収穫で、J2で対戦した相手がこうやって日本代表まで上がってくるとは感慨深いものです。FWは足りてないのでこのチャンスをうまく生かしてワールドカップ本番も目指してほしいところです。間違っても柳沢が帰ってくるから無条件で外されるなんてことのないように。。。

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2005年12月10日 柏レイソル-ヴァンフォーレ甲府

2005年12月10日 J1・J2入れ替え戦第2戦
日立柏サッカー場 12013人


   柏レイソル   2-6  ヴァンフォーレ甲府
            (0-2)
            (2-4)
   後7 レイナウド     前10 バレー
   後41 宇野沢      前27 バレー
                  後8 バレー
                 後23 バレー
                 後24 バレー
                 後42 バレー 


柏レイソル
FW         8レイナウド     18矢野貴章
MF   14大野敏隆                10クレーベル      
            7明神智和     23大谷秀和
DF  24平山智規   20永田充  17土屋征夫  4波戸康広
GK                1南雄太

GK 1南雄太   6.0 シュートの集中砲火を受けるが、何本かは防ぐ。フリーで打たれればどうしようもない。
DF 4波戸康広  5.0 サイドの時は相手を抑えるが、真ん中に入るとバレーを止めきれない。
   17土屋征夫 5.5 1対1は強さを見せるものの、連携としての守備では悪く。中途半端な上がりも効果がない。
   20永田充  4.5 相手の攻撃が激しくかわいそうだったが、後半早い時間での2枚目イエローは試合を決めた。
   24平山智規 4.0 守っては押し込まれ抜かれ、攻撃に上がっていけばパスをカットされピンチを招く。
後6→13小林祐三 5.5 波戸と小林が全く別個になっていて、組織として守れなかった。
MF 23大谷秀和 5.0 相手中盤を止められず、主導権を甲府に握られる。それでも交代させたことで中盤がフリーに。
ハーフ→19宇野沢祐次 6.0 サイドのスペースに走り込んだり、ゴール前で勝負してゴールしたりきっちり機能。
   7明神智和  5.5 前線へいいボールを何本か送っていたが、守りの部分では不満。  
   10クレーベル 5.0 ボールを受けたら簡単にパスするだけ。しかも後ろへのボールが多い。
   14大野敏隆 4.5 運動量が少なく、空いてるスペースを有効に使えずに攻撃の停滞を招く。   
FW 18矢野貴章 6.0 前でボールの受け手になったがフォローもなく、しかも早い時間で不可解な交代。
前36→11フランサ 4.0 ボールを受けてもこねるだけで簡単に奪われ、あげくカウンターでの失点の基点になる。
   8レイナウド 5.5 後半ゴール前で勝負し得点するが、前半は全くダメ。     

ヴァンフォーレ甲府
FW     18長谷川太郎  16バレー  14石原克哉
MF        8倉貫一毅     10藤田健
                 28奈須伸也
DF   4山本英臣  2秋本倫考   15アライール 32杉山新
GK               34阿部謙作

GK 34阿部謙作  6.0 この試合展開であまり出番はなかったが、自分の仕事はきっちりこなす。 
DF  32杉山新   7.0 出足のいいパスカットに、藤田と組んでの右サイド突破に攻守に大活躍
後ロス→5青葉幸洋 - せっかくの昇格も、戦力外通告を受けてる身にはせつない。いいチーム見つかりますように。
   15アライール 5.0 ミスが多く、2失点目もかぶったボールを宇野沢に詰められる。   
   2秋本倫考   5.5 押し込まれるとやや不安定ぶりをみせる。ボールをもっとつなげてほしい。
   4山本英臣  6.0 右サイドが派手にやっているのを尻目に、守備のフォローをきっちりしていた。
MF 28 奈須伸也 7.5 豊富な運動量と激しいチェックで、中盤を完全に甲府のものとする。  
   10藤田健   7.0 判断の早い、しかも正確なパスを連発して攻撃をリードする。 
後35→25鈴木健太 -  
   14石原克哉  6.5 サイドからがんがんドリブルで切り込み相手を苦しませ、PKも得る。 
   8倉貫一毅   6.0 サイドのスペースをきっちりと狙ってチャンスを作る。  
FW 16バレー    9.0 得点のお膳立てをきっちり周りがやってくれ楽な場面ばかりだったが、6得点はすばらしい。  
   18長谷川太郎 5.5 好調なチームメイトにやや乗り遅れ目立たず。柏を見返したかった。
後15→19池端陽介 6.0 宇野沢に狙われた右サイドをきっちり蓋し、前に上がった杉山を生かす。

 20051210kashiwasapo
試合終了の瞬間、応援していたサポーターの声がぴったりと止まり、会場の1部分を除き静まりかえった。まるで時間が止まったように。
 そして黄色い服を着たサポーターは目の前の結果に対し、感情を表すでもなく立ち尽くし、そしてその後響き渡る怒号の声。。。。なんとかなる、そんな希望は完全に打ち砕かれ、柏は2006年シーズンをJ2で迎えることになった。

 甲府は弱かった。いまの草津やちょっと前の鳥栖なんか比べ物にならず、2000年には引き分け挟んで25連敗。しかもお金もなく一時はつぶれるかといわれていた、そんなクラブが自分たちのサッカーでしっかり結果を出して2006年はJ1でのプレーに。

  東京Vや柏のような名門チームでも負ければ落ち、甲府みたいな弱小チームでも勝てば上がれる。単純な原則ですが、それは今の世の中でありえないぐらい公平で、それでいて残酷で。だからそれが大きな魅力の一つといえると思います。そしてある意味傍観者的な立場の自分は、こういう世界をまたうらやましいと思ったりもします。


 とりあえず、甲府というチームを簡単に紹介します。よそから見た目なので多少違うところはお許しを
 ヴァンフォーレ甲府は攻撃に大きな比重を置くチームで、J2得点ランキング2位のバレー(21点)と4位の長谷川太郎(17点)が中心。さらにトップ下には藤田健という優秀なパサーがいてボールを供給し、倉貫一毅が2列目から飛び込み攻撃に絡んできます。サイドには石原克哉、杉山新と突破力のある選手が控え。チーム得点はJ2では京都に次ぐ78点とこの攻撃力が3位確保の大きな要因になりました。
 一方の失点は64と横浜FCと同じく下から2番目。守備的な中盤は奈須伸也がきっちり守るものの、センターバックが弱く最終ラインが不安定で一度崩れだすと止まらず。28節横浜FC戦では勝ったものの、4点取ったあとに3点取り返される荒業を見せてくれました。
 J1ではガンバ大阪が一番似ているかもしれません。


 そして今日の試合に入ります。第1戦、2-1で甲府が勝ち、柏は残留のため2点差以上での勝利が必要になります。その柏はいつもの3バックに代え、4-4-2の4バックで来ました。負けたから何か手を打とうとしたのでしょうか。ただ、本当に大事な時にいつもやってないことをするのは相当のリスクが伴います。
 一方の甲府は、まあいつものメンバー。調子もよさそうですし、このままでいいとのことでしょう。

 立ち上がり、第1戦の勢いそのままか。甲府が押し気味に試合を進めます。まずは藤田からのスルーパスに石原がファーストシュート。さらに5分バレーのポストプレーから倉貫がサイド突破。そして早速の10分、杉山のカットから藤田へ。藤田が右サイドに振って石原→杉山とつなぎクロス。これをバレーが決め甲府が先制します。0-1。
 甲府は選手の出足よくボールを奪い、パスのコンビネーションもよく相手を崩していきます。立ち上がりからずっと甲府ペースの試合。
 一方の柏は、どの選手も全然動けず苦戦。4バックにしながら、選手を追い越したり空いたスペースに入ったりする動きがなく、パスを回そうにも出すところがなく奪われるか下げるかしか出来ない状態。前で矢野が動いてボールを受けてもフォローがなく、やはり攻撃のきっかけにならない状態。
 そんな柏を甲府が追い詰めます。27分石原が右サイドでスペースのある状態でボールを受けドリブル開始。これを平山が倒してPK。バレーが決め0-2。
 36分、矢野と交代でフランサ投入。良かった矢野を変え、普段試合に出ていなく、またボールをもっても効果的なプレーの出来ないフランサへの交代でさらに柏のリズムが悪くなります。監督もてんぱってきたのか。
 さらに甲府は攻撃の手を休めず、39分山本がパスカットから藤田へ。41分倉貫のスルーパスから杉山フリーとチャンスを作り続けますが決めきれず、前半は0-2で折り返します。

 後半スタート、大谷→宇野沢の交代。点を取るために宇野沢を投入しますが、ただでも主導権をとられている中盤でボランチの大谷を外すのも賭けです。この賭けで後半は2点を得ましたが4点を失いました。今言っても結果論ではあるのですが。
 それでも、3分宇野沢がサイド突破でCKを得るなど後半の立ち上がりは柏が押します。ただ5分永田が今日2枚目のイエローで退場で水をさされます。というより、ただでも動きで負けている柏の選手が一人減るのは致命的で、3人目小林投入で穴を埋め、結果的に3バックに逆戻りに。これで交代要員をすべて使い果たします。
 7分、クレーベル→フランサ→レイナウドとつないで1点返します。1-2。この苦しい状況で、あと2点取ればなんとかなる。。。。と思った矢先、すぐにバレーに返され1-3。バレーハットトリック。
 これで勝負あったか。柏は前ががりの上人数が少なく裏を取られ、やられる時はほぼフリーで。
 23分藤田のミドルシュート南がこぼしたところをバレーがつめ1-4。続いて24分バレーがドリブル、波戸がマークするものの振り切られゴール。1-5。柏サポは応援を続けるものの、会場はあきらめムード。
 41分、アライールがかぶったボールを宇野沢が詰めてゴールも。またも直後、フランサがボールを取られカウンター、最後はバレーがまたもや決めて2-6。
 甲府相手に圧倒的に力の差を見せ付けられ、甲府が勝利。来年の甲府のJ1、柏のJ2が決まりました。


 この試合は、いかにも甲府らしい試合。6点というバレーの数字だけ見ればバレーのワンマンチームみたいに見えますが、最後決めたのがバレーというだけで、この6点は他の選手も含めたチーム全体の圧倒的な攻撃力のおかげで、この部分はJ1でも通用するかもと思わされました。ただ、2失点は簡単に崩された失点で、守備に関してはまったくJ1には及ばないレベル。まぐれ当たりで昇格だから、甲府にとっては1年で降格もおそらく後悔しないかもしれませんが、やはり来年に向けての課題はあると思います。どうせなら今年のの昇格チームみたくJ1をあっと言わせてほしいと思います。
 そして、あの甲府がJ1というのは、J2で戦うすべてのチームの勇気や希望になりました。ありがとう、そしておめでとうと言いたいです。

 柏は、去年あっさり入れ替え戦勝ったので油断があったかもしれません。しかも、追い込まれて判断が鈍ったのか監督もおかしな采配もありました。
 それでも、外国人より宇野沢や矢野のがよかったり。谷澤や大谷といった若くて優秀な選手もいます。このあたりが来年中心でしょうから、がんばってほしいとおもいます。ただJ2は思ったよりは厳しいと思います、それを踏まえてうえでの話しですが。。。。
 

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2005年6月4日 大宮アルディージャ-浦和レッズ

2005年6月4日 ヤマザキナビスコカップ グループA 第5節
埼玉スタジアム2002 26397人


 大宮アルディージャ 1-3 浦和レッズ
              (0-3)
             (1-0)
 後12 トゥット         前10 鈴木
                  前27 エメルソン
                  前32 田中


大宮アルディージャ
FW     9クリスティアン(6.5)  10トゥット(6.0)   
MF 11藤本主税(6.0)             16久永辰徳(5.5)         
        18西村卓朗(6.0) 26デビットソン純マーカス(5.5)
DF  3三上和良(5.5)            19片岡洋介(5.0)
        2奥野誠一郎(5.5) 4トニーニョ(2.5)
GK            20荒谷弘樹(6.0)

ハーフ 16久永辰徳→30桜井直人(6.5)
後24  10トゥット→34森田浩史(5.5)
後30  18西村卓朗→13平岡靖成(-)


浦和レッズ
FW 10エメルソン(6.0) 9永井雄一郎(6.0) 11田中達也(6.0)  
MF  14平川忠亮(5.5)              山田暢久(6.0)
          17長谷部誠(6.5)13鈴木啓太(6.0)
DF  24近藤徹志(-)  20堀之内聖(6.0)  19内舘秀樹(5.5)
GK             23都築龍太(6.5)

前5  24近藤徹志→26南祐三(6.5)
後19 17長谷部誠→7酒井友之(6.0)
後32 9永井雄一郎→30岡野雅行(-)


 関東に住んでていまさらですが、初めて埼玉スタジアムを訪れます。
SAITAMA

 サッカー専用で、最近作られた大規模なスタジアムにしては近くて見やすく。神戸と並んでワールドカップ用ではいいスタジアム。横浜だと日産スタジアムってでかいだけで非常に見にくいスタジアム作っちゃうので、サッカーにお金を使うことに理解ある埼玉がうらやましい限りです。野球はどこだって専用スタジアムなのに、サッカー専用作るのもったいないから陸上でも使えるように、、、って発想が悲しい。
 でも、横浜には三ツ沢があるからいいけどさ。

 しかも、この試合さいたまダービーの大宮-浦和戦。どっちのサポーターも気合入っていましたが、さすがにサポーターの数は浦和のほうがずっと上。横浜で聞く応援よりもずっと大きな声で、まるでヨーロッパみたいな感じでした。
 大宮は、ほぼいつものメンバー。浦和は坪井と三都主が代表でいなくて、平川と近藤が代わりに入ります。
 
 新人ながらスタメンで入ったその近藤、どんな選手かと楽しみに見ようと思っていましたが。その間もなく前半5分、いきなり負傷退場。これまた4年目の南が交代で入ります。やはり実績のない選手でしたが、残り85分きっちり最終ラインで無難に仕事をこなします。
 そんなアクシデントがありましたが試合は浦和のペース。両サイドからの崩しと、田中の走りこみによってペースを握っていきます。それを受ける大宮の守備は、集中力に欠ける感じ。普段なら持ち前の組織力で相手に隙を与えないチームとしてのまとまりがあるのが、落ち着きがなくお互いに激しく指示を出し合ってなにか確認していてなんとなく混乱している様子でした。それがでたのか10分、トニーニョのクリアミスが鈴木にわたりミドルシュート、これがゴールに突き刺さり浦和が先制します。
 13分にもトニーニョと片岡のお見合いであわやという場面もあり、本当に何かいつもと違う様子。18分田中に突破されるもGK荒谷止めます。荒谷がだいぶ相手攻撃を止める活躍をしていましたが、それでも41分にスローイングをGKを見てなかった奥野にぶつけ相手に取られる変なプレーをしてしまうぐらい、何か変で。
 24分、長谷部が右の山田に速いパス、山田折り返して永井に。これをトニーニョが倒してPK。エメルソン外すもGKの動きが早かったのかやり直しで2回目決めて浦和2点目。
 32分、トニーニョのトラップミス。これを田中が奪い取りゴールで浦和の3点目。3失点全部トニーニョがらみで、普段どれだけ優秀なDFか知っているだけにすごく心配になります。
 それでも、3失点してから大宮が徐々にペースを握っていきます。34分カウンターから純マーカス→片岡ミドル、GKはじいたのをクリスティアン詰めるもダメ。39分クリスティアンから藤本とつないでシュートもGKとめます。
 だんだん大宮が反撃体制になってきたか。というところで前半終了します。

 後半から、3点追いかけるべく久永に代えて桜井を入れスリートップに。何か桜井を入れてから急に攻撃の流れがよくなり、得意のドリブルを生かし、そこに浦和の守備がつられることでクリスティアンやトゥットのマークが甘くなりボールを扱える余裕ができるように。
 そうして、なんとか1点でも返そうとした矢先の6分。トニーニョがドリブルしてきたエメルソンを倒し、今日2枚目のイエローカードで退場になります。ここで、大宮の選手が審判に詰め寄り、もめます。前半のPK判定と、やり直しと、このイエローと、浦和寄り?と不信感があったのかもしれません。ともかくこれで大宮は10人に。
 3点ビハインドで一人減りながら、それでも大宮の流れで試合が進みます。13分三上からロングボール、これがトゥットに渡ります。クリスティアンとパス交換でクリスティアンがシュート。これがトゥットに当たってコースが変わりゴール。この状況から大宮一点返します。結局ゴールしたのはトゥットとの扱いで。
 そうして浦和は後半はやや受身に。19分長谷部→酒井の交代。守備力が高い酒井が入ることでやや落ちつき直します。受身になりつつ、前線でスピードのある田中とエメルソン、ドリブル得意な永井がゴールを狙っていきます。
 24分大宮トゥット→森田の交代、高さを使おうという意図か。ただ高さを生かすようなボールが森田に来ません。
 そしてこの時間あたりから、天気が雨そして雷に。オーロラビジョンの電気が落ち、視界も悪くなってきます。両チームボールが回りながら、オフサイドが増えていきます。
 結局、このまま両チーム点を奪えず、3-1で浦和が逃げ切りました。

 この結果、浦和がナビスコカップ決勝トーナメント進出を決めました。おめでとうございます。日本代表選手を出しながらトップで予選突破は立派で、今日の南とか、いい選手がいます。坪井や三都主の代表での出来を見ると、チームに戻ったらレギュラー取られてた。ってのはありだと思います。
 大宮は、攻撃陣は良かったもの守備陣が何か混乱していて、つまんない形で3点取られてしまいました。本当に大宮らしくなく何があったか気になります。トニーニョ別人だったし。それでも勝ち点差7ずつ、得失点差が新潟より1つ上で現在2位。次神戸戦勝てば、よその組の2位と比較して限りなく決勝進出は近づきます。来週までに修正されているでしょうか。

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2005年5月28日 東京ヴェルディ1969-サンフレッチェ広島

2005年5月28日 ヤマザキナビスコカップ グループB 第4節
国立霞ヶ丘競技場  8906人


東京ヴェルディ1969  2-2 サンフレッチェ広島
              (1-0)
              (1-2)

   前19  平本       後33 ガウボン
   後ロス ワシントン    後41 ガウボン


東京ヴェルディ1969
FW        11平本一樹(6.5)   9ワシントン(6.5)
MF         33玉乃淳(6.5) 32小林慶行(6.0)   
     22平野孝(6.0)  4林健太郎(6.5)  24久場正朋(6.0)
DF  19上村健一(5.0)   3戸川健太(6.5)   20李康珍(6.0) 
GK               21高木義成(6.0)

後26 33玉乃淳→8小林大悟(5.5)
後35 20李康珍→6戸田和幸(-)


サンフレッチェ広島
FW        11佐藤寿人(6.5) 10ガウボン(6.5)
MF 17服部公太(6.0)  32桒田慎一朗(6.0)  34茂原岳人(5.5)
          7森崎浩司(6.0)  8森崎和幸(5.5)
DF    28吉田恵(5.5)  3小村徳男(6.0) 2池田昇平(6.0)
GK               1下田崇(5.5)

後8  32桒田慎一朗→6ベット(6.5)
後19 2池田昇平→5駒野友一(6.0)
後38 7森崎浩司→20大木勉(-)


 昨日、キリンカップ日本-UEA戦が行われたこの国立で、今日は東京V-広島戦が行われます。それにしても日本代表もここに来てひどい内容で。
・DFの最終ライン下げ+中盤のプレスが少なく、中央で敵がボールが回せて。DFの裏に走りこむFWにいいパスが出せる。坪井一人が悪いわけでもない。
・攻撃を選手の感性だけに任せるので、ボールを持ってからパス出しどころ探すので攻撃が遅くなり、相手が守る余裕ができる。FWの決定力の悪さだけでもない。
・狭い範囲(海外+鹿島+浦和+F東京+横浜M+G大阪)からごく少ない選手しか試していないので、調子が落ちてきても代わりの選手を使えない。日本人ならだれでも選べるのに、異常に選手層の薄いチームに。
 問題があるのに、とりあえず勝ってるってことで見ていて見ないふりしてた自分たちが悪いんであって。腹くくって結果が来る日を待ちましょう。

 今日の試合の話を。
 ヴェルディはいつもの3-5-2ながら、両サイドMFに右が山田でなく若手の久場、左が相馬でなくベテラン平野。中盤に小林大悟のところに玉乃が入ります。どうせメンバーいじるならGK水原出せとか心の中でつっこみを。
 広島は、なぜか今日は4バックでなく3-5-2。右サイド駒野がスタメン落ちでいつもボランチの茂原が入り、ボランチが森崎兄弟になります。トップ下にはユース上がりの新人桒田が。

 選手入場、先導はガチャピンとムックが。これだけで今日の試合満足です。ハーフタイムにはグラウンド一周して、生ムックとガチャピン近くで見れたし。カメラ忘れたのが痛いです。
 ヴェルディは、最初の時間帯ワシントンめがけて李康珍を中心にDFからのロングボールを多用します。パス回し大好きなヴェルディにしては珍しい戦い方。広島のほうが中盤でよくパスを回し佐藤寿人がDFの裏を取ろうと走りこみ、そこへ森崎兄弟がパスを出していく戦い方をとります。11分象徴的に、広島が森崎浩→桒田→佐藤→ガウボンとつなぎDFクリアでCK。そこからカウンターヴェルディは平本にボールが渡りドリブル突破、ワシントンに渡しフリーもGK正面と、普段と逆のような展開に。
 それでも、15分過ぎからヴェルディが中盤でボールを回せるようになってきます。林が中盤の底から基点になり、玉乃がゲームメイカーっぽい感じで前とサイド平野にパスを出し。平野が左サイドを相馬に負けないようなドリブルで突破しチャンスを作ります。
 ゲーム最初のロングボールって「広島は組織的で中盤のプレッシャーが強いから、ロングボールで相手DFラインを下げて中盤でパス回すスペースを作る」ためだったのかもって。
 19分、玉乃中盤でキープから平本へパス。ここからまるで壁パスの練習のようで、DFを背負ったワシントンにパス、それを右に流し平本がシュートしゴール、ヴェルディ先制します。
 この後も、日本代表では見られないような速いパス回しをヴェルディは見せてくれます。ワンタッチでサイドに出せばいいのにわざわざ3本ぐらい真ん中でつないだりと、本当にパスが好きなんだなあって思います。後半、戸川がGKにバックパスしたらサポーター怒ったりと、変なところで厳しいし。
 前半は1-0で折り返します。

 後半も同じような流れ。佐藤がそのスピードで一生懸命DFの裏を狙いますが戸川がしっかりカバー。佐藤vs戸川の戦い、どっちもすごく迫力がありました。
 8分、桒田→ベットの交代。桒田も悪くはなかったですが、ベットが入るとボールの収まりどころがしっかりできた感じで、ベットを中心にボールが回っていき広島が盛り返していきます。
 続いて19分、池田→駒野の交代で4バックに移行します。駒野はスタメン落ちしてたから調子が悪いと思いきや、オーバーラップや正確で速いキックでチャンスを作っていきます。
 選手交代がうまくはまり試合はだんだん広島ペースに。33分上村が佐藤のドリブル突破をペナルティエリア近くで倒しFK、駒野からのボールをガウボンが頭で合わせて同点になります。さらに41分、服部がガウボンに向けてロングボール。これが平野と上村の間にいたガウボンに渡りほぼフリーでシュート。これが決まり1-2、あっという間に広島が勝ち越します。そしてやられ方もこれまたヴェルディっぽく。
 ロスタイム4分、ヴェルディは最後猛攻撃。右サイド久場からのボール、ワシントンがDFを背負いながら受け、振り向いてシュート。2-2の同点に追いつきます。ゼロックスカップのマリノス戦と同じパターンで、ワシントンの個人技一発で、負け試合をひっくり返してしまいました。
 このまま終了で2-2。B組残り2試合で、広島は2位と勝ち点4差になりかなり厳しい状況、ヴェルディは川崎と同じ勝ち点差になり次の川崎戦が勝負になってきました。
 
 ヴェルディは、良くも悪くもヴェルディでした。シンプルで早い攻撃とか、泥臭く前や中盤でプレッシャーをかけるとか戦い方を変えればもっと強くなるかもしれませんが。いっぱいパスを回してかっこよくゴールを狙う今のスタイルは変えないでほしいと。
 広島は、3バックスタートはよく分かりませんでした。もう消化試合でいろいろ試しにいっているのか。それでも最後のワシントンはしょうがないとしてきっちり後半に勝ち越したのはチームとしてしっかりしていて、駒野と服部のすばらしいキックから始まっての2点。攻撃守備とも悪くなく、この二人層の薄いサイドで代表の候補にすらなってないんでしょうか。特に右の駒野。ジーコが把握していないのはたぶん間違いないだろうけど。
 とりあえず、お互いチームの形が見えていて、昨日の日本代表の試合よりレベルの高い試合は見れたと思っています。

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2005年3月19日 湘南ベルマーレー京都パープルサンガ

2005年3月19日 Jリーグディビジョン2 第3節
平塚競技場 5081人


   湘南ベルマーレ  1-2 京都パープルサンガ
             (0-2)
             (1-0)

  前3  アレモン       後3 高田
  前21 パウリーニョ        


湘南ベルマーレ
FW     32柿本倫明(5.5) 18坂本絋司(6.0)
MF 24加藤望(5.5)            9高田保則(6.5)
       10吉野智行(5.5) 7佐藤悠介(6.5)
DF 2城定信次(6.0)           21冨山達行(-)
       3浮氣哲郎(5.5)  4バリシッチ(5.5)
GK         1鈴木正人(6.0) 

前37  21冨山達行→30永里源気(6.5)
後37 9高田保則→13戸田賢良(-)
後37  18坂本紘司→8佐野裕哉(-)


京都パープルサンガ
FW   10パウリーニョ(6.5)  9アレモン(6.5)
MF 14中払大介(6.0)          11星大輔(5.0)
      16斉藤大介(6.0) 18米田兼一郎(5.5)
DF 13三上卓哉(6.0)         23大久保裕樹(6.0)
       5手島和希(6.0) 3リカルド(6.5)
GK         1平井直人(6.0)

後21  14中払大介→8美尾敦(5.5)
後30  11星大輔→27加藤大志(6.5)
後ロス アレモン→30松田正俊(-)

 昼まで鎌倉で用事のついでに行くことができました。ちなみに開幕の湘南ー横浜FC戦は昼まで栃木で用事でいけず。
 ちょうど、両チームとも開幕2連勝で、3戦目にしてJ2の首位攻防戦になりました。
 湘南は、ここ2試合で、新加入の加藤望が2得点。もともといまの柏で解雇するような選手ではないと思うのですが、ともかく実力を出しています。あとFW柿本が3得点と当たっています。
 京都は、なりふりかまわない補強で。山形から星、福岡から米田、控えにいるものの湘南から加藤大志と。J2ベストイレブンを選ぶなら確実にエントリーされそうな選手を獲得で、しかも昇格ライバルチームも弱体化させています。外国人も広島からリカルド、アレモン・パウリーニョも2試合で二人で5点と活躍しています。

 試合は、キックオフ直後。いきなりロングシュートとアレモンが仕掛けてきます。そして始まっていきなりの3分、京都左サイドからのロングボール。これをパウリーニョがポストで受け。アレモンが後ろから走りこみ、ちょうど門の形になった湘南DFの間をドリブルで抜けシュート。これが決まり京都が先制します。
 新外国人のアレモンとパウリーニョの2トップ。個人技で突破する能力もあり、スピードもあり。川崎のジュニーニョを一回りスケールダウンさせた感じのいい選手。が二人。ただ、アレモンが前目、パウリーニョがその後ろのポジションを取る場合が多かったですが。タイプ的には二人とも似たそういう感じです。
 対する湘南の守備は、新外国人DFのバリシッチ、190cmながらヘディングが下手で、背が高くないほうの浮氣がヘディングや前へのアタックを担当。その分バリシッチのほうがカバーを担当で、足技のほうはまあまあ。ただ、やっぱりなんとなく想定した役割とは違うだろうと。
 21分、スローインからパウリーニョがボールを持ち、やはり門のような形になった湘南DFの間をドリブルで抜けフリーになりゴール。京都2点目をあげます。パターンとしては2点とも同じパターンでの得点で、アレモン・パウリーニョのボールを持って突破する個人の力の高さとともに、ドリブルで仕掛けられた時の湘南DFの役割分担がはっきりしていないうちにやられた感じでした。
 一方の湘南の攻撃は、ボランチ佐藤悠介のロングパスが基点に。やや後ろ目の位置から精度の高いロングパスをサイドに出してサイドから崩す、もしくはFWに出し戻してそこへMFが飛び込んで折り返すなどと。ただ注目の加藤望は相手DF大久保に抑えられ気味、柿本もゴール前に来るボールにいい反応を示していましたがリカルドがきっちりと危険なところを抑え、京都は去年に比べれば守備も格段に安定してきたような気がします。
 37分、右サイドバック冨山→永里の交代。永里はより攻撃的な役割で、2点を追いかけるべくどんどん攻撃に参加して、時には中に入りシュートを打ったりと交代で入った役割を十分に果たしますが、1点は取れず前半は0-2で折り返します。

 後半は、湘南が右サイドを中心に攻撃を仕掛けます。3分、スローインから高田のシュート。京都DFが跳ね返したところを高田がもう一度シュート。これを決め、湘南が後半早々1点差にします。後半はこのまま湘南ペースで試合が進み、加藤も前半と比べボールを持つ機会も増え。両サイドからFWへボールが渡るようになりますが、柿本・坂本が決められなく。早いパス回しで京都守備陣がファールで止めざるを得ないような場面で得たFKも、佐藤・加藤がやはりゴールを割れません。決定力がないというよりは、やや無理目から積極的にシュートを打ってるから、という感じではあるのですが。
 京都はカウンター気味に、湘南右サイドが上がってくる裏を取るように三上のオーバーラップが見られる場面が多く。ただ、フリーなスペースを与えると怖いアレモン・パウリーニョもセンタリングを合わせるのはあまり得意でなさそうで。30分、右サイド星→加藤大志の交代。湘南に去年までいたので、当然というかボールを持つたびにブーイングを受けます。しかし、ブーイングにも負けず、ボールを持つとスピード感あるドリブルで右サイドを突破し、その小さい体と合わせて、往年の鈴木慎吾を見るよう。対応に行った加藤望にファールで止めさせ、2枚目のイエローで退場に追い込みます。
 ただ、両チーム見所を見せながらこれ以上は点は取れず。1-2で京都が勝利しました。

 湘南は、負けたものの攻撃面では順調で、こうやって点を取りに行こうって形が見えて、シュートも積極的に打ちに行っていました。ただ今日は京都の守備がよかったのと、ほんの少しシュートの精度が少なかったのが結果に結びつかなかった原因だと思います。それだけに、前半最初で立て続けに、ちょっと意思疎通がちゃんとできていれば防げた2点を失ったのがもったいなかったです。当たりが強く、日本語を覚え周りに大きな声に指示を出していたパラシオスがいれば、と思い出して。
 京都は、柱谷幸一監督だけあってまずは守備はきっちり改善していて。そこへ攻撃面はアレモン・パウリーニョの個人技で3連勝となりました。ただこれだけいい外国人を3人入れ、さらによそのJ2チームから主力を引き抜いて。というわりには、まだ先に書いた二つぐらいしか長所が見えず、まだチームとしての完成度は高くないと感じました。といっても控え選手まで充実していて、J1昇格最有力は京都なのは間違いないとは思います。逆にここまで選手かき集めてJ1上がれなかったらまずいのでしょうけど。

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2005年1月30日 日本代表ーカザフスタン代表

2005年1月30日 キリンチャレンジカップ2005
横浜国際競技場 46941人


    日本代表 4-0 カザフスタン代表
          (3-0)
          (1-0)

   前5  玉田
   前11 松田
   前24 三都主
   後15 玉田

日本代表
FW        28玉田圭司(6.5)    11鈴木隆行(6.0)     
MF 14三都主アレサンドロ(5.5) 8小笠原満男(6.5) 21加地亮(6.5)
             15福西崇史(6.5) 4遠藤保仁(6.0)
DF  22中澤佑二(6.0)     3松田直樹(6.0)     2田中誠(6.0)
GK                23川口能活(6.0)

ハーフ 福西崇史→30阿部勇樹(6.0)
後32  鈴木隆行→31大黒将志(-)
後43  玉田圭司→16藤田俊哉(-)
後43  遠藤保仁→19本山雅志(-)
後43  田中誠→坪井慶介(-)


カザフスタン代表
FW               24シェフチェンコ
MF      2リャプキン               4ラリン
              20ベイシャノフ  5カメロフ
DF 17ウタバエフ 8スマコフ 7アブデーエフ 23ソロチェンコ 16チチュリン
GK                22モキン

ハーフ スマコフ→12ロジオノフ
ハーフ ソロチェンコ→13Yアゾフスキー
ハーフ カメロフ→25ジャルマガンペトフ
ハーフ ラリン→3Mアゾフスキー
後9   ウタバエフ→19アリエフ
後28  シェフチェンコ→6ドゥビンスキー


 2002年ワールドカップが終わったのはついこないだのように思っていたのに、もう今年は2006年ワールドカップの最終予選の年。最近時間の流れが速いのは歳をとったせいなのかもしれません。
 2次予選初戦の北朝鮮戦が2月9日で、それに向けて日本代表がどれだけ仕上がっているか、それが今日の試合の目的になると思います。それを踏まえて

 日本は、3バック4バックといま両方の選択肢があるうちの3-5-2で。宮本の代わりに松田、中村の代わりに小笠原、競争の激しいFW陣には玉田と鈴木が入ったのが注目点でしょうか。
 カザフスタン代表も、発表では3-5-2ながら実質5-4-1の布陣。両サイド左ウタバエフと右チチュリンが最終ラインまで下がり、攻撃の際でもあまり前のほうに上がってこず。守備の場合は日本のサイド攻撃を、攻撃的MFのリャプキンとラリンがかなり下がって抑えに来る感じで、まず日本に点を取らせないようにとの意図が見えました。その分カザフスタンの攻撃は単発気味。しかもセンタリングも不確実で、シュートも全く入る気配がないような枠を大きく外れるようなものばかりで。

 そういった、カザフスタンの力不足は試合開始すぐ感じるような展開に。前半5分小笠原からのパス、ゴール前にいた玉田に通り、トラップして切り込んでシュート。日本先制します。玉田がうまい、のもあるのですが。ゴール前あれだけプレッシャーがなく、ボールを通してもらえ、楽にシュートが打てる。という状態はおそらく2次予選ではないだろうとは感じました。選手も分かってるでしょうし、これで日本の選手を貶める意図もないですが、素直には喜べないゴール。
 このあとも、日本ペース。加地がマーカーのウタバエフの守備力もないこともあって、試合通じてサイドを破り、中にいいボールを入れていました。一方の三都主が思うように突破できず、ボールを失うとファールでしか取り返せないのとは対照的で。9分一人抜いて中にいいセンタリングを入れるも、鈴木シュートが打てない。11分コーナーキックから松田が詰めて2点目。松田に誰もマークがついていなく、まるで練習のように決められたゴールでした。
 このペースで何点入るかと思わされえましたが、相変わらずパスなど技術はないもののこのあたりからベタ引きより前に出てくるようになり、それ以降日本の攻撃もやや抑えられるようになってきました。というより、日本が相手の割りに無理目にでも仕掛けず、とりあえず手詰まりになったらDFやGKに戻すようになってきました。こうすれば失点する確率は少ないですが、攻撃に時間がかかり。たまに小笠原や玉田鈴木が絡んでワンツーパスで早い崩し見せるものの、ゆったりゆったりとしたボール回しでチャンスが生まれません。いくら相手のプレスが出てきたとしても、Jリーグでやってるほうがきついぐらいで、そのぐらいで日本もひるまないでほしいとは感じました。
 それでも前半24分、ペナルティエリアやや外からのFK。三都主がふわりとあげたボールが誰にも触らず、カザフスタンのDFとGKもかぶってしまい。そのまま入って3点目。
 このあと、福西の攻撃参加があったものの。バックパスも多く、いまいち日本攻め切れず前半終了。

 後半、福西→阿部に交代。出場直後FKを得て、ゴールからそれる軌道から中に曲がってくるボール。GKが惜しくもはじき出すも、強くて変化があっていいFKでした。惜しいのは、この後のFKの機会。阿部以外の小笠原や三都主が全部持ってってしまい、2本目が見れなかったのは残念でした。この二人より得点期待できそうなキックだったので。
 FKといえば鈴木のことも。前線で張ったり、両サイドに開いたりしてボールを受ける基点になり、そこで突破したりシュート打つよりもファールを受けてFKを得る役割ですばらしい働きをしていました。日本人が世界を相手する上でFKは長所になる部分で、鈴木がファールをもらい、中村がFKを決めるなど。お互いの個性を生かした、これがジーコ監督の求めるものかと、ふと思いました。
 後半15分、遠藤→阿部→小笠原に渡り、小笠原が玉田にスルーパス。玉田がパスに反応し、左からの得意な角度でゴール。やっとというべき4点目を取りました。それでもこの試合の中では自分たちのいい形を作れたゴールであったと思います。
 後半32分、鈴木→大黒。大黒代表デビューでしたが、時間が短いこともあり、見せ場も出来ず、もう少し早い時間に出してあげればというところでした。遅いといえば、後半40分から準備し、試合が切れないために後半43分から3人交代も不可解で。この時間に入れられても時間稼ぎにしかならないし、坪井もリハビリにもならない。カザフスタンの交代をみると、きちっと連れてきた選手を試せるだけの時間ある交代をしています。勝つことより選手の動きを確かめる、この試合の意味をもう少し考えた交代というのもあったと思います。
 
 結局、4-0で勝利。とりあえず、勝てたことはいいことです。ただ、相手の攻撃力が弱く守備陣はあまりトレーニングにならず、攻撃も4点取ったうち満足できるのは最後の点だけ。そして今日の試合、選手個人はともかく、チーム全体としてベストを尽くせたか。例えば、相手が引いてるときに松田なりもっとオーバーラップしたり、途中でDF一人外して4バックやってみたりなど、相手が攻撃力ないのだから臆病にならずもう少しリスクを取って点を取りに行く作戦や。交代選手をもっと早い時間に出して、なるべく多くの選手にチャンスを与えるなり。
 予選がどうなるかの結果は分かりませんが、やることはやった。という状態で迎えたいです。今日の様子では、試合やった、勝った、ばんざい。で終わっちゃいますから。

 あと、テレビや新聞も、あんまりにも楽観的でそれが不気味です。8年も前になりますか、フランスワールドカップ予選は、選手も、見てるファンも思うように勝てず苦しみました。そしてそんな苦しさを乗り越えてワールドカップに出たということは、誇れることでありました。そんな、ワールドカップの予選に対する尊敬や恐れを、忘れちゃっている人が多いような気がします。

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2004年12月12日 柏レイソルーアビスパ福岡

2004年12月12日 J1・J2入れ替え戦 第2戦
日立柏サッカー場 13,149人


   柏レイソル   2-0  アビスパ福岡
            (0-0)
            (2-0)
  後12 宇野沢
  後16 波戸


  柏レイソル
FW    19宇野沢祐次(6.0) 28玉田圭司(7.0)
MF  14大野敏隆(6.0)       12増田忠俊(6.0)
      7明神智和(6.0) 8リカルジーニョ(5.5)
DF  26近藤直也(6.0)         38波戸康広(6.0)
       20永田充(6.5) 5中澤聡太(6.0) 
GK          1南雄太(6.0)

後10 リカルジーニョ→13小林祐三(5.5)
後33 増田忠俊→15谷澤達也(6.0)
後37 宇野沢祐次→9山下芳輝(-)


  アビスパ福岡